岩田耕平|直島フォトグラファー|Naoshima Photographer

直島移住して1年が経ちました。古民家をDIYした写庵こころ日和をOPENして、ゲストの…

岩田耕平|直島フォトグラファー|Naoshima Photographer

直島移住して1年が経ちました。古民家をDIYした写庵こころ日和をOPENして、ゲストの皆さまとコミュニケーションを交わす日々を過ごしています。 https://instagram.com/naoshima_photographer

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直島で心の声を届けるメディアプロジェクトを作りはじめた話

直島に来て2ヶ月が経ったある日。 僕は何をするために直島に来たのか、何のために生きているのかを深く考えることになりました。 そして、ひとつの答えが見えました。 僕は「誰もが内に秘めた願望を、自由に表現できる場(メディア)を作ることです」 まずはこちらの動画をご覧ください。 これは直島に旅行中のアメリカ人男性にインタビューをしたものです。後半で「もし何でもできるとしたら、あなたは何をしたいですか?」という問いを投げかけました。それに対してこちらの男性は「人々の心を開きた

    • 直島にOPENした写庵こころ日和でフリアコスタッフ募集

      こんにちは。直島フォトグラファーの岩田耕平です。このタイトルを見て、「写庵」てなんやねん。と思われた方もいると思いますので、「写庵こころ日和」について触れてから、「フリアコスタッフ募集」に関してお伝えします。 写庵(うつしあん)こころ日和とはひとことで言えばゲストハウスです。ただ、ここは普通のゲストハウスではなく、勝手に「泊まれる写真館」とジャンル分けして呼んでいます。そのまま文字通りの意味なんですが、より詳しく知りたい方は下記のnoteをご覧になってください。 ↑このn

      • 泊まれる写真館こと「写庵こころ日和」がOPENしました。

        「しゃあん?これなんて読むの??」と聞かれるだろう前提ですが、「うつしあん」と読みます。検索ワードを踏まえると「直島写真館」が最適なんですが、どうも「写真館」と呼ぶにはもっと厳かな場所なので、別の言葉を使ってみました。 さて、そんなわけで「こころ日和」と言う名の一軒家の中に撮影スペースと民泊スペースが同居する場所が直島にできました。 昨年9月末からDIYを始め、何人もの友人たちの力を借りて半年後の3/28にOPENしました。今回のnoteではここで僕が目指していることを記

        • 泊まれる写真館のクラファンが終了しました

          ついさっき、2月29日の23時をもって人生初のクラウドファンディングが終了しました。これまで深い関わりがあった方から、会ったこともない方まで色々な方のご支援で目標金額を上回ることができました。 本当にありがとうございます! これでより充実した場所を作り上げることができます。 今回、集めていただいた資金で購入を予定しているものはこんな感じ。 EPSONプリンター&インク(写真がめっちゃ綺麗に印刷できる) アート紙(美しいと断トツの評判の紙) ギャラリー部分のピクチャー

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        • 直島移住LIFE
          18本
        • 2022夏のお遍路
          12本
        • 2021年
          6本

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          香川県の直島に泊まれる写真館「こころ日和」をつくっている話

          こんにちは。直島に移住してまもなく10ヶ月目になるフォトグラファーの岩田耕平です。直島の冬はベネッセさんの美術館もメンテナンス期間に入り、観光客の少ない時期になっています。 部屋で白い息が出るくらい寒いですが、空気が澄んでいるのでとにかく景色が綺麗です。朝焼け、夕焼け、星空すべてが美しいので写真を撮るのが好きな人にとっては絶好のシーズンです。 さて、今回のnoteはそんな真冬の直島で、泊まれる写真館をつくっているよというお話をします。 どんな人が進めているのかはじめまし

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          2023年に移住した直島の風景写真(1年間のまとめ55枚)

          2023年春、僕は直島にやってきました。 それまでの都心暮らしでは、およそ見ることのできなかった風景がここにはありました。普段は人物を撮るのがメインなのですが、心が動かされる風景を目の当たりにした時、僕はシャッターをきってます。 今年直島に来られた方も、これから直島に行こうとしている方にも、アートだけじゃない自然の美しさを届けられたらと思います。 1月3月4月5月6月8月9月10月11月12月いかがでしたか? 僕が住んでいるのが宮浦エリアなので、その辺りの写真がほとんどで

          2023年に移住した直島の風景写真(1年間のまとめ55枚)

          ハタチの女子大生が振袖の前撮り代わりに、自分と向き合う写真館に来てくれた話

          こんにちは。直島に自分と向き合う写真館づくりをしているフォトグラファーの岩田耕平です。この写真館は古民家をDIYして制作しているのですが、現在で8割方完成といった状態です。 今回のnoteはこの写真館を体験しに来てくれた1人の女の子の話と、最後に体験者の募集もしています。今、自分の中にモヤモヤを抱えている方が読むことで、何かしらのヒントを得られる内容になっているでしょう! プロローグ11月某日、9月末から始めたDIYによって、ついに写真を撮るスペースができました。そこでD

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          やっぱり人のつながりが生まれる場所を目指したいと思った日。

          すっかり深夜になってしまった。 今日は朝から直島ではフリーマーケットがあって、僕は焼き芋屋さん役をやらせてもらった。人生で一度はホクホクの焼き芋を作って、寒空の下でしあわせを届けることをやってみたかった。これが大満足の体験となった。 焼き芋を焼いている場所はつつじ荘という今日の会場内で唯一火がある場所だったので、人が集まってくるのだ。火を囲む人の円ができ、そこでは縁も生まれていた。マーケットのスタッフも、島の親子も観光客も皆が集まってきてはそこで繋がりが生まれていた。 焼

          やっぱり人のつながりが生まれる場所を目指したいと思った日。

          デンマーク人の旅行客にマイハピネスを聞いてみた

          今朝の直島は快晴。海面から湯気?みたいのが出ていましたが、とても気持ちのよい朝散歩ができました。帰宅後、朝のルーティンとしてこのnoteを書き始めました。 さて、昨日の思考整理の結果、海外からの旅行者に「マイハピネス」を聞く流れができました。質問内容をスケッチブックに英文で書き、夕方頃に赤かぼちゃ前にて待機。12月に入って観光客が減っている中でしたが、ようやくして欧米系の男性が来られたのでインタビューさせていただきました。 彼はデンマーク人のMartin。意外にもご近所の

          デンマーク人の旅行客にマイハピネスを聞いてみた

          毎日noteで思考整理することにした

          突然ながら今日から毎日投稿をすることに決めました。ある人が毎日投稿しているのを見ていて、日々の思考の整理を見事にしていたからです。 どうして、僕がそんなことを求めるのかというと、思考の整理相手が今いないから。会社で働いていた時はいつも周りに誰かいたので本当に恵まれていたと思います。そんな訳で簡単に自己紹介です。 はじめまして、岩田耕平です。僕は今年の春、都心での会社員生活にピリオドを打ち、香川県の直島に移住してきました。 生年月日:1982年10月26日生まれ(本厄)

          直島、豊島、犬島をただ誰かと歩く。

          直島に移住して明日で8ヶ月。 フォトグラファーの岩田耕平です。 昨日、ひょんなことから犬島に行くことができました。これでようやく直島、豊島、犬島のベネッセアートサイト直島3島をすべてへ地に足をつけることができました。 この3つの島はいずれも美術館があるだけでなく、島内を歩いているとふいに現代アートが目の前に現れます。加えて移住された方のカフェや宿があったり、島のじぃじやばぁばが急に話しかけてきてくれたも。 昨日の犬島では道を歩いていたら1人のばぁばが現れて、今90歳であ

          直島旅行者インタビュー 2人目のMarco

          こんにちは直島在住フォトグラファーの岩田耕平です。 前回に引き続き、直島に訪れた旅行者にインタビューをしてみました。今回はニューヨークから奥さまとやってきたMarcoさんが登場します。彼にもまた「追い求めたいこと」を中心に聞いてみました。 今、このnoteを読んでいただいている方の、人生を進めるヒントになれば幸いです。それではどうぞ。 What do you usually like to do?普段どんなことをするのが好きですか "My favorite thing

          直島にてスキルシェアで泊まれる宿をしたくなった話

          ただ今、直島の古民家をDIYして写真館づくりをしているフォトグラファーの岩田耕平です。昨日今日とちょっと面白いことがありましたので紹介させてください。 日中、島外に出て撮影をしていた僕はちょっと疲れ気味でした。そこで、最近届いたEVトゥクトゥク(えもび号)に乗って夕焼けドライブに出かけました。地中美術館から宮浦港に向かう下り坂は、遠くに大槌島が見えてそれはもう美しい夕景が望めます。 EVトゥクトゥクを道路の脇に停めて、しばらく夕暮れの瀬戸内海を見ていました。心が穏やかにな

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          直島に移住して半年経ったので、質問を受け付けてみました

          こんにちは。2022年3月末に都心での暮らしを離れ、直島に移住してきたフォトグラファーの岩田耕平です。あれよあれよという間に半年が経っていたので、記録をまとめてみました。 ちなみに今回は僕のインスタで募集させていただいた質問8つにお答えしていきます。直島での移住暮らしの片鱗でもお届けできれば幸いです。 移住の決め手はなんですか?ステキなお誘いをいただいたからですね。2022年の夏に四国遍路へ行き、終盤に直島に立ち寄りました。 その時、「ここで旅行者を撮ってるフォトグラフ

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          直島の古民家を写真館にするDIYを手伝ってくださる方募集!

          はじめまして。 香川県の直島にある古民家を写真館にするべく、DIYしているフォトグラファーの岩田耕平です。 今回は表題の通り「DIYのお手伝いをしてくださる助っ人」をゆるく募集させてください。客観的に考えて、こんな方におすすめだと思います。 シンプルに古民家のDIYに興味がある ものづくりが好き 写真を撮るのが好き 写真館づくりをしてみたい 離島への移住体験もしてみたい 直島が好き 都会暮らしから少し離れてみたい DIYの内容はある程度決めてはいますが、一緒

          直島の古民家を写真館にするDIYを手伝ってくださる方募集!

          人生観をシェアリング。直島在住フォトグラファーの挑戦!

          こんにちは。 2023年春に直島に移住した フォトグラファーの岩田耕平です。 直島は船でしか行けない離島ですが、コロナ禍の2022年ですら、年間52万人もの観光客が訪れました。海外の人たちもよく見かけ、さまざまな文化を持つ人々がアートを中心に集まっています。 ここで多様な人生観をシェアリングできたら、新しい学びや気づきを得て、より良い人生を歩む人が増えると思うのです。 直島に来て5ヶ月経ちましたが、ついに写真館として使わせていただける場所を見つけました。僕は15年間かけ

          人生観をシェアリング。直島在住フォトグラファーの挑戦!