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【フォルケホイスコーレKompas1週間ツアー】7日目で選択した3つのこと

昨晩はシェルター(山小屋)で寝ていましたが、寒さで目が覚めてそのまま眠れず。やむなく、真夜中の森を1人歩いて部屋に戻りました。

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朝7時過ぎに目が覚めて朝食を食べ終え、これから最後のワーク。明日の朝にはここを出ると思うと、最後までしっかり学び倒そうと心に誓うのでした。

1.洗濯室から歌声が聴こえる。行ってみる?

→行く
 行かない

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ランチタイムが終わり、午後のワークが始まるまでの間、僕はソファーに座って日記を書いていました。

その場所は洗濯室に続く通路の前だったので、たまに人が通ります。

ふと顔を上げた時に一人の女性が洗濯室へ入っていく後ろ姿が見えました。(誰か通ったな。。)くらいで思っていると、数分して洗濯室の奥の方から綺麗な歌声が聴こえてきました。

「?…誰が歌ってるんやろ、、」

僕は洗濯室への通路を進みました。徐々にその歌声が大きくなっていきます。

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僕が「はーい!」と洗濯室に入ると、奥の方から少し驚いた顔をして女性が出てきました。ニキータです。僕は「めっちゃ良い歌声やん!」と言うと少し照れたような感じで彼女は笑いました。

「誰の歌なん?」

答えてくれたものの、僕には聞き取れません。「困ったな〜。」と思いましたが、僕は手に持っていた日記をつけていたスケッチブックに、「どんな歌詞なのか書いてください」とカタコトの英語とジェスチャーをでお願いしました。

彼女は時折天井を見上げながら、英語で詩を書いてくれました。何を思い浮かべてた不思議に思いましたが、どうやらその歌の歌詞はデンマーク語だったのです。彼女が僕に伝わるように英訳しながら書いてくれました。

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これは歌詞の一部ですが、きっと一番大切なところなのでしょう。

「日本語に訳してみてね。」と言ってスケッチブックを返してくれました。

僕はソファーに戻って翻訳を進めていると、「ハーイ!」と今度はニキータがやってきました。そして「この歌よ。」といって僕の隣に座り、彼女のスマホから音楽を流してくれました。

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僕はもう一度だけお願いしました。

「please, sing a song.」

彼女は仕方ないといった表情で笑った後、少し歌ってくれました。

この選択がもたらしたこと
→遂にニキータの歌を聴けた!(惚れた!)

being positive,
being you,
be happy is others talk about you even though it can be nagative.
she would ather be the name on a poster, than being the person who the row stones.
肯定的であること
あなたであること
否定的であっても、他の人があなたのことを話してくれたら嬉しいです。
彼女はポスターに登場する名前であり、列に並ぶ人ではない。

最後の一文は訳がよくわからないので、わかる方いればFacebook経由で教えてください。。

2.自分の良いところを教えてもらうワーク。受け入れる?

→もちろん!
 だが、断る!

GamePlan(叶えたい未来計画)を作るという午後のワークも無事に終わった後、ピーターが外に出ようと言って僕たちは緑色の芝生広場へ移動しました。

ここでKompasツアー最後のワークをします。

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8人で円になって持ってきた座布団の上に座り、この1週間を共にしてきたメンバー1人ずつの「いいね!」を付箋1枚につき1つずつ書き出していきます。

ひとつひとつの言葉がその人へのギフトだな〜と思うと、ワクワクしてきます。順番が巡り僕が書いてもらう番になりました。

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ひとりずつ言ってもらう度にこっ恥ずかしいやら嬉しいやら。けどこれをすべて素直に受け取る方がHappyです。

僕が書いてもらった内容はこちら↓

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「繊細」これはTAKAさんからですが、さすがによくわかってもらえてるな~と。笑

繊細って何となくネガティブなイメージを感じる言葉ですが、「繊細」をポジティブに捉えるとしたら「感覚力が高い」→「人の心の痛みがわかる」といったところでしょうか。

色々書いてもらって嬉しかったし、自分への自信にも繋がりました。

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これは1週間共に過ごしてきた仲間にだからこそ書けたことも多くて、時間を共にするってのがいかに大事なのかを思い知りました。

この選択がもたらしたこと
→自分のことがさらに好きになれた!

3.ホイスコーレの一般生徒たちが中庭に集まっている。集合写真をお願いする?

→最後くらい一緒に撮りたい
 面倒なので諦める

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 僕はここに来てからずっと思っていました。通常のコースでフォルケホイスコーレに来ている生徒の皆ともっと写真を撮りたいと。

けれど生徒の皆はスマホは持っているけど、仲間内で写真を撮ったりはしていませんでした。

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学校には学びに来ているということもあって、写真を撮ろうという空気でもないようです。この1週間、ワークは違えど同じ屋根の下、共に時間を過ごした彼らとも集合写真を撮りたいと思っていました。

その写真が未来で自分のチカラに変わると信じて。

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なのでピーターや通訳のソーレン、そして一般コース参加者のマイさんにお願いして、中庭でディナーを食べている30人くらいの生徒さんに「あなたたちと一緒に写真を撮りたい!」という願いを伝えてもらいました。

今、この場で一番綺麗に写せるTAKAさんの一眼レフを、僕の持ってきた一脚にセットしてセルフタイマーを仕掛けます。

「スリー、トゥー、ワン、スマイルっ!」

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食事中だった彼らは元気よくノッてきてくれて、最高の一枚を撮ることができました。

この選択がもたらしたこと
→フォルケホイスコーレのつながりを写真を残せた!


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