【自由律俳句】

あの人の為は自分の為なんて言わないで悲しくなるから

深夜二時五十五分は俺の中の乙女が目覚める時間

目薬を刺す文字通りに刺す

ふらっと立ち寄れる小さな本屋のない街よさらば

欠けて尖った奥歯が舌を刺すようにお前を愛す

痰が付いたマスクの裏地見るプーチン

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