「大人の遊び」初体験記 第19回 カツオ

こんにちは。

カツオです。

更新が滞っていたことを誠にお詫び申し上げます。
少し忙しくて1回サボってしまうと、ずっとサボってしまいますね……。
大反省です。今度からは決まった日に、なんでもいいからとにかく更新するようにしますね。

ワカメさんは彼氏ができたそうで、今はお幸せなことでしょう。ただ日記を読んでいて思ったのですが、ワカメさんって好きな人に対して、無意識に上から目線になるクセがあったりしますか?(笑) いや、なんか失礼なこと言ってごめんなさい。でも読んでいて、そんな印象を受けてしまいました。上から目線で相手を支配しているつもりが、いつのまにか相手に支配されている状況に陥る、というのはよくあるパターンだと思うので、お気をつけ下さい。本当にクソ余計なお世話ですね。ごめんなさい、ごめんなさい。

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久々の日記は序盤から勝手に謝罪しまくっていますが、今回はもう1つ謝罪しなければいけないことがあります。僕は今まで嘘をついていました。

僕、純粋なる「童貞」じゃないんです。
俗にいう「シロウト童貞」なんです。

ごめんなさい。

今日は、僕の風俗体験記を書かせていただきます。

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僕が童貞からシロウト童貞へと生まれ変わったのは大学3年生の夏休みのことです。

僕は地元に帰省していて、友だち4人とチェーン系列の居酒屋にいました。高校時代のバカ話で盛り上がった後、そのうち3人はこれから別の飲み会があるといい、離脱。僕は気が置けない仲である、大柄でやんちゃな元サッカー部のKくんと二人きりになりました。

そして彼は言いました。

「風俗いかね?」

お酒を全く飲まない僕はシラフだったのですが、その誘いにまんざらでもない反応をしました。なぜかって……、やっぱりそういうの興味あるじゃないですか。普段はオドオドしていても、僕だって男です。

あとはやんちゃで豪快なKくんと一緒にいることで、気が大きくなっていたのかもしれません。ジャイアンの隣りにいるスネオみたいな感じです。今、振り返ると自分、本当にダサいな……。

そんなこんなでKくんと二人でお店探しを開始。なぜかネットを頼らず、そういうお店がある通りをぶらぶらしました。しかしなかなか決まらず、怪しすぎる裏路地に入ってみることに。
すると古ぼけた建物の1階にある、けばけばしい看板の風俗店の扉がガチャンと勢いよく開いて、なかから、ピチピチの赤い半袖Tシャツにカーキの短パン、体重100キロはゆうに超えているであろうイカツさ極まりないおっさんがヌッと現れ、言いました。

「お兄さんたち、お店探してんの?」

僕はビビってしまいスーッと血の気が引いたのですが、Kくんはラッキーといわんばかりニヤニヤしながら、そのおっさんと話し始めます。

K「え、ここって可愛い子いますか?」
おっさん「うん、いるよ。今は◯◯ちゃんとかね、おっぱいも大きいよ」
「マジすか!」
「君ら、学生さん?」
「あ、そうっす」
「じゃあ1万円にしてあげるよ」
「マジすか! (僕を見て)どうする?よくね?」

僕「え……、うん、別にいいよ」

内心、たかっ! と思ったのですが、どうやらそのお店はフルコースタイプの性サービス店だったらしく、後から聞いたら1万円で破格の値段みたいです。そのときは、どこまでするお店なのか、わけもわからず僕はKくんと入店しました。

店内は薄暗く、古い内装をリフォームしたような感じでした。風俗店はダンスミュージックがガンガンかかっているイメージをなんとなく持っていたのですが、そこは比較的おとなしめなJPOP風のBGMでした。

狭苦しい待合室に入って、財布から1万円を取り出し、さきほどのおっさんに渡したとき、僕は決めたことがありました。それは「後悔しない」ということです。ここまで来たのだから、ウダウダ言うのはもったいない。未知なる性との邂逅。ワクワクじゃないか!

そして、Kくんが先に、僕が後に、おっさんに部屋へ案内されました。部屋というか、薄い仕切りで区切られた狭いブースという感じでした。空間にあるのは、安っぽいベット、箱ティッシュなどもろもろが乗っている台、100円ショップに売ってあるようなプラスチックの洋服カゴのみ。

ソワソワしながら待っていると、バスローブ?ガウン?的な衣服を身にまとった女性が、小さい挨拶とともに入ってきました。正直、世間一般で言えば、可愛いとは言えない女性でしょう。ぽっちゃり色白で、目が少しギョロっとしてて丸顔、きしんだ黒髪ロング、年齢は若い、ざっくり言うとそんな印象です。でもなんでしょうね、最初は意外とマイナスな感情は湧きませんでした。
失礼ですが僕は、女性のルックスに関しては低いところのハードルを超えてしまえば、あまり気になりません。仕草や雰囲気重視です。いやもちろん女優とか可愛い女の子とかには、可愛いな〜ってなりますけどね。

話を戻して、女性が来て、僕はドギマギしてしまいました。気の利いた会話でもできればよかったのですが、

僕「いやあ、こういうところ来るの初めてで……。どうすればいいんですかね」
女性「とりあえず服ぬいで、シャワー行きましょうか……」
「あぁ〜そうなんですね……。わかりました」

と非常に重苦しい雰囲気を作り出して、服を脱ぎました。

シャワー室は小さくて汚かったです。おまけに扉は壊れていてしっかり閉まらず、おいおい大丈夫か、と思いつつ中に入り、その女性に身体を洗われ始めました。

上空から見たら失笑もんの光景だったでしょう。僕は目の前に全裸の女性がいるという実感もなく、興奮よりもとにかく緊張してしまっていて、身体が強張っている。そして僕自身はピンと棒立ちで、だらしない立ち方の僕のボクなどを女性に洗ってもらっている。

その間に交わした会話といえば、

女性「まだ始めて2週間なんですよね」
僕「ああ、そうなんすね」

女性「おいくつなんですか?」
僕「20歳です」
女性「あ、本当ですか、私も20歳です」

くらいでした。

で、部屋に戻ってきて、いわゆるメインのプレイがスタートするのです。たしか時間は45分。

詳細な行為は伏せさせていただきますが、そのときの気持ちはハッキリ言えます。「怖い」です。

僕が何をしても、その女性の方の反応がとにかく無かったんですよ。なんでしょうね、高望みかもしれませんが、あくまでもお仕事ですから、僕がド素人の技術もクソもない男とはいえ、営業スマイル?いやはや、営業ボイス?を少しでもしてもらいたかったのですが、とにかく反応がない。

後半からは、そんな贅沢は言わず、「だりいなー」っていう倦怠感や嫌悪感でもいいから、何かしらの感情を彼女から読み取りたかったのですが、それも無理でした。本当に何もわからない。表情もほとんどない。僕が何をしても、彼女はそのギョロッとした目で、まさに虚空を見つめているようでした。

僕はその女性の髪の毛から人間の油の匂いを感じながら、ずっと「なんか間違ったことしてるかな」と考えていました。そう、その女性の髪の毛の匂いが良くなかったのは、すごく印象深く記憶に残っています。

まあ、そんなですから、めくるめく快楽の園に足を踏み入れるわけもなく、目をつむって「アレってこんな感じなのか……こんなもんか……」なんて失礼なことを考えながら、時間は過ぎていきました。

最終的に、いくにいけず、自慰行為同然で果てて終わりました。

で、終わったあとにもシャワーを一緒に浴びるんですよね。もうずっと緊張感をぬぐえないし、その女性が怖いので、とりあえず少しでも会話をして雰囲気を和らげようと思い、

「どんなお客さんが来られるんですか?」

って小さな雑貨屋の店員さんにでも伺うような調子で聞きました。なんでこんな非常識にもほどがある質問をしちゃったのか、自分でもわかりませんが、彼女はあっさり

「さっきは70歳くらいのお客さんが来て困っちゃいましたね……」

と答えました。「ああそうか、僕は70歳のおじいちゃんの後だったか」、「この人はさっきの無表情で、70歳のおじいちゃんにも対応したのだろうか」などと考え始めたら、急に冷静になっちゃいまして、もうそこからは自己嫌悪の嵐でした。最初の「後悔しない」という決意なんて忘れて、「なんでこんなとこ来たんだろう。そういえばさっき払った1万円は、一昨日ばあちゃんから貰ったお小遣いだった。なんでこんなとこ来たんだろう」とひどく後悔の情念に駆られて、ずっと自問自答してました。シャワーが終わって、急いで服を着て、引きつった笑みで「ありがとうございました」と言って、逃げるようにお店の外に出ました。

そしたら先に終わっていたKくんがいる。

「いや〜、ハズレだった。ダマされた。ブスだった。やっぱり田舎だし、安い店はダメだわ」

なんて彼は呑気にぼやくので、僕は少し苦い思いを心の底に残しながらも、なんだかホッとしちゃって、その後、普通に帰宅をいたしました。

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やっぱり誰かが目の前にいるとして、言語的でも非言語的でも、なにかしらのコミュニケーションが成立しないと、人は不快感というか恐怖を感じるのかもしれませんね。あの女性の目は忘れられない。本当に怖かった。すごく間違ってる気持ちだとはわかりつつも、最中に罪悪感すら少し湧きました。

なかなか僕のなかではインパクトある体験だったのですが、全然上手に書けなくて、なんだか悔しいです(笑)。無駄に長くなっちゃったし……。

ではでは。

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童貞と都合のいい女の交換日記

カツオ→21歳、慶応ボーイ、だけど(素人)童貞。地方出身。 ワカメ→21歳、美大生。恋愛はしてるけどあまりうまくない。
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