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広告振り返り:ルーキー級~2023年5月~


・ウルフゲーム ザ・ワイルド・キングダム

 5月以降期待の新人だと勝手に思っている新作です。ゴリラにいじめられる狼が逆襲する茶番だけど、オオカミもチンコぶつけたらやっぱ痛いのかな。さすがに痛いんだろうな。
 見た感じ、ザ・アンツと内容が酷似しているような気がする。そもそもタイトルが『ザ・アンツ:アンダーグラウンドキングダム』と『ウルフゲーム ザ・ワイルド・キングダム』よ。もう大体一緒じゃねえかと思って調べてみたら、全然違う会社がリリースしていたのでアンツの二番煎じタイトルなんでしょうね。
 予約で日本限定オオカミがもらえるとあるが、日本限定オオカミはもう絶滅してるんじゃないか? とりあえず今後に期待です。

・ムーンライズ・領主の帰還

 広告界期待の新人かと思いきや、なんと一周年のタイミングで広告を開始したらしいゲーム。初動で広告しなかったのかと疑問は残るが、昨年はTwitter社の体制がかなり揺れていた時期。混乱した時期で無理に広告しようとせず、初動は他の媒体で広告していた可能性は充分あります。まあ5~6月時点ではそんなに揺れてなかったし、何なら今の方が大混乱だけど……
 広告の内容としては普通にマッチ3パズルをやる実況風広告。実況は自動音声でついており、まあまあ凝った偽ゲーム広告という印象か。
 地味に3マッチパズルを失敗している回数は多いが、最終的には成功オチで終わる。確かにパズルゲームで1回失敗しただけで全部失敗するような難易度って中々無いもんね。これくらいでちょうど良いんじゃないですか。

 機械音声を使っている広告は知ってるけど、ずんだもんボイスを使ってる広告ってのもあんま見ないね。これってOKでしたっけ?
 広告の内容はかなり薄味。強いて評価点を挙げるなら、獣人のケモ度が高いまま広告を終わらせた事じゃないですか。

 やたら盤面がデカい3マッチパズル広告。間抜けな失敗をするような事もなく、中々ベストを尽くしているように見えるが最後には失敗してしまう。
 ムーンライズは一筋縄じゃあ失敗しないし、一筋縄で成功しないのも特徴だと言えるでしょう。普段の変な広告のセオリーで考えて「これは失敗するだろうなあ」という予想を立てづらく、広告を見る側としては中々楽しめる内容になっています。
 まあ実際にこんなゲームが遊べるかと言えばまた別の話なんですけども。

 女性のケツを追ってついていったら、まんまと吸血鬼か狼男かに狩られてしまうゴシックホラーな広告。
 これは普通にカッコいい広告だと思います。

・武林少女育成

 放置で少女の復讐を支えよう! という衝撃的なキャッチコピーで登場したのが武林少女育成。もう何でも放置で出来るじゃん。

 様々な剣やスキンを手に入れて、少女を強化していくのがこのゲームの目的らしい。
 多くのキャラを出さず、剣などの武器で差別化を図っているのはちょっと面白い目の付け所じゃないですか。大概武器+キャラを両方大量に集めろ! 環境装備のためにガチャ回せ!! ってのがソシャゲあるあるだからなあ。

 着せ替えを紹介する広告。
 どの衣装も中々可愛らしく出来ているじゃないの。特に言う事ないくらいにはかわいい。

 復讐を狙う少女は愛でるよりも放置しろ、という広告。
 実際変に関わるとうっかり殺されそうだし、放っておいた方が良いのは本当に正解っぽい。

 復讐を描いたストーリーという所をもうちょっと細かく描いたのがコチラ。
 演出がカッコいい映像はたくさんあるんだよなあ武林少女育成。結局何をどう放置するのかはよく分からないんですけども。

 アマギフプレゼントつき広告。
 そんなプレゼントがあるって割には落ち着いた、雅な雰囲気の映像じゃないの……

・ソウルリベンジャーズ

 これも放置ゲームなんだけども、まったく見覚えのないタイトルでした。そもそもゲーム画面も静止画だし、静止画広告しか見当たらない新作広告というのも中々珍しい気がします。
 クーポンコードが見やすく、ダイヤ2700個が10連ガチャ分と明記しているのは親切で良い。他のソシャゲもこれくらい明朗に書け!

・最強三国 黄金城の決戦

 年に数回出てくる三国志ゲームの新作。現代は「最強」というワードをいささか安売りしすぎている感があるが、それでも人間は最強という言葉に惹かれてしまう。男なら誰でも一度は夢見る地上最強の称号とはよく言ったもんです。でも最近も戦国最強伝説ってタイトルもあったんだからさぁ、最強ってワードは外した方が良かったんじゃないの~?
 広告自体は三国志ゲームでありがちな関羽、趙雲の二名を紹介。三国志ゲームで誰を最初に紹介すべきなのかもそろそろデータが取れそうだなあとぼんやり思いました。

 武力に全振りした子供は呂布になるが美人計にかかって死んでしまうし、知力に全振りした子は周瑜になるが心が狭いせいで諸葛亮の才能を妬み、病に伏して無くなってしまう。そこで全部バランスよく割り振ったら趙雲が産まれ、戦場で大活躍って寸法です。
 これはちょっと蜀贔屓が過ぎるんじゃないの~? と思ってしまうよ。呂布がバカにされるのは広告でもありがちだけど周瑜に関してここまで言われるのは珍しくないですか。そもそも呉の扱い自体三国志で微妙だからしょうがねえよなって話?

 天地英雄伝をリスペクトしたのか、天地を喰らうみたいな画面構成のバナー広告も確認していた。
 天地を喰らうの画面フォーマットは今後も三国志ゲームの広告で頻用されるテンプレになるのかな。ちょっと流行ったから使われただけのトレンドがテンプレになる瞬間が見られるかも。

・戦国最強伝説~天地の覚醒~

 Softalkを使った広告も見慣れたもんだと思っていたら、突然魔理沙さんとアリスさんが登場して驚愕しました。
 ゆっくりボイスを使うだけなら全然アリというか他の広告もあるんだけど、まさか東方Projectのキャラが出演するとは思いませんでした。大丈夫ですか?

 初手デカパイ推し。それ以降のもう内容何でもいいやって思ってませんか?
 この後の広告はいつもの戦力一番低いヤツがおごるゲームと、無料300連ガチャの紹介。どうせやることが一緒なら胸の戦力で勝負を決めろって話なんでしょう。

 ウユニ塩湖風画像広告。戦国最強伝説はいつもこれやってない?

 ファイナルファンタジー風画像広告。
 最強三国は天地を喰らうをパクってたから繋がりを感じたけど、戦国最強伝説のファイナルファンタジーはなんも繋がりが無い。
 有名な戦国系RPGってのがパッと思いつかない時点でファイナルファンタジーをパクらざるを得なかったみたいなところがありそうだが……

 名作シミュレーションゲームみたいな映像。
 先月から戦国最強伝説を見ているけど、結局どんなゲームなのか分かったもんじゃありません。

 キャラ紹介広告なんだけど、珍しく声優名を記載している。
 戦国最強伝説って意外と声優紹介はやってないよね。声優紹介より偽ゲームの中身の方に力を入れている。

 1週間連続で強いキャラがもらえる、みたいな映像。
 とりあえず☆5つ並べて戦力を増やせば良いと思ってらっしゃる?

 ハズレが出てきたと思ったら実は当たりでしたみたいな内容。
 これって低レアでも戦えますみたいな広告? そんなメッセージ性すら深読みしすぎなのかもしれない。

 伊達政宗と真田幸村が主人公サイドで織田信長が大魔王、みたいな構図の始まりってどこなんでしょうね。戦国BASARAくらいからそういう傾向を感じるが、それ以前からも信長は悪いヤツで独眼竜政宗と幸村が戦乱を駆け抜ける、みたいなコンセプトはやたら多いような気がします。
 というか戦国時代自体キャラが多すぎて誰を取り上げてもほぼほぼ面白くなっちゃいそうなのがズルい。何なら今川義元視点とかでも楽しいでしょ。

 なんか先月も見た広告だなと思って眺めていると、突然三国武神伝なるゲームの広告だった事を告げられる。これまで見ていた戦国最強伝説の広告は!?
 これは単純に広告を出している側のミスっぽい。でも出す広告を間違えるパターンってそんなにあります? 中々見ない取り違えなんじゃないかなあ。

 先月も見かけたアマツカグツチこと月光の銀龍を告知する広告。
 この映像でやっている偽ゲームも他の広告でやっている偽ゲームとは違う画面なんだよなあ。全広告で告知するゲームジャンルが異なっている広告って中々無いのでは?

 入浴シーンから始まる広告。
 Twitterで行ける性的描写をなるべく攻めたかったんだろうなと思います。実際これくらいなら余裕でしょう。

・ドリーミーランド

 傷ついたパンダを助けだすところから始まる超ほのぼの系広告。おねがい社長が電車から人を助けてから大儲けするストーリーばっかりやっていたからそういう小汚いストーリーなのかと思ったけど、まるで女の子が書いたかのようなピュアな物語じゃないの。
 オチのパンダが王子様になる所もあまりにも女の子。こんな広告中々見られませんよ。

・Undawn

 結婚式にゾンビが乱入してきて、世界がめちゃくちゃになってしまったみたいなショートドラマ。
 最終的に新郎がゾンビになり、新婦が身投げして終わりってのは広告にしては救いの無い内容だ。どうせなら画面下の「フォロー&RTで最大10000円分のAmazonギフト券が50名様に当たる!」というのんきなメッセージは消した方が雰囲気があって良かったですけども、これ広告ですからね。しょうがないね。

 アンドーンはウィル・スミスが登場。最初はバカンスみたいな広告だったのに途中から不穏な要素を見せつけつつホラーになるの、洋画のPVにありがちですね。
 飛行機が落ちたシーンの時のウィル・スミスの微妙な顔が一番面白いと思います。

・スライム軍団

 日本語でおk系紹介広告。いや、そりゃその気になれば解読は出来るよ。ドレッドロードってキャラのスキルがやばいんでしょ。
 問題はそうじゃなくて、「広告を見る」という90%の人がイヤだと言う行為において「英語の解読」というワンクッションを置くところに問題があるなんじゃないかなと思います。
 自分は英語を解読するけど、他の人はわざわざ解読しないでしょ。自動音声でも良いから日本語でしゃべって欲しいよ。それでもどうせ見られないからって理由で英語広告をそのまま流してる可能性はあるけど。

・Block Blast Adventure Master

 テトリスみたいに見えてテトリスとは違うルールで動くパズルゲームの広告。テトリミノ同士で接着していないので、他のミノが消えた拍子に下の穴に落っこちます。
 発想は面白いんだけど、もうこういうテトリスって発売されてますよね? 自分が知らないだけで既にリリースされてそう感がすごい。あとテトリミノがご都合主義な形状をしているのがちょいちょいキモかったりします。

 消える演出が妙にオシャレなバージョンはコレ。
 ぶっちゃけテトリスで列が消える演出って、派手過ぎてテンポが悪くなるようだとあまり良くないんじゃないですか。演出を最小限にしてもらって、どんどん消える、どんどん降ってくるという形式にしてくれた方が楽しいんだよなあ。

 テトリミノの予告が分かりづら過ぎる。
 こんな表示形式だったらテトリスやる気無くしちまうよ……

 そういえばblock blastってテトリミノを回転させていないよね。
 まさかこのパネルが回転できないからこんな奇妙な形になっているんですか?

 これに関してはテトリスでも無い。でもこういうゲームは見覚えがあるね。
 ぶっちゃけこれだけでも良かったと思うんですけど。しかし画面下の英文を見るに、なんだか偽ゲーム感があるんだよなあ……

・Monopoly GO!

 オンラインでタダで遊べるモノポリーらしい。普通に面白そう。
 字幕があるだけちょっと親切だが、やっぱりパッと頭に入ってこない。現代社会において多様性を重視したいのなら、日本で放映される広告において英語を使うのは少数民族である日本人に配慮してないってツッコミをしても良いんじゃないか??
 そんなネチネチとしたやっかみを感じつつも、この広告自体は普通によく出来ているように見えるからもう自分は何も言えないよ。やっぱり英語という多数派には敵わねえんだ。

・Takt Op.

 クラシック音楽を擬人化した作品らしい。人気イラストレーターLAMにキャラを担当してもらい、豪華なクラシック音楽と共にキャラを紹介する映像となっております。
 こじゃれた人物がたくさん出てくるので、この絵面が好きな人はダウンロードするんじゃないですか。声優さんも有名どころを起用して隙がありません。

 白鳥の湖だの、エリーゼのためにだの、上品な人物が多すぎる。
 逆に普段の広告があまりにも下品過ぎる可能性まであります。広告は全てクラシックを聴きワインを飲みながら嗜むような貴族の娯楽に発展させろ!

 PVはこちらをご覧ください。
 擬人化系ゲーム、人類の脅威となる謎の敵が登場しがち。

 カルーセル広告で4名のキャラを紹介する。
 この辺のキャラは明確に運営から推そうとしているキャラ達なんでしょうね。

 ゲーム画面を紹介する広告はコチラ。
 戦闘BGMもクラシックのアレンジなんだけど、後ろで鳴ってる「デン! デンデン!」みたいな音の繰り返しは他の戦闘曲でも良く聴くアレですよね。クラシック的な曲をとりあえずバトルBGMにしたいならこれをやっとけみたいな定石があるんだろうな。

・ワールドダイスター 夢のステラリウム

 5月に事前登録を開始したソシャゲの広告。
 役者の頂点というからどんなゲームかと思ったら、いつもの音ゲー系ソシャゲらしいです。そりゃそうか……

・鈴蘭の剣:この世界の平和のために

 新作ファンタジーゲームの紹介広告。こういうちゃんとしたファンタジーって最近見ないですよね。
 ドット絵タクティクスRPGとは言うが、ゲーム内容に関してはさして触れられていません。今後の情報待ちです。

・Arena Breakout

 事前登録受付中のFPSゲームの広告。
 キルカメラ機能を紹介しているが、これってそんな告知するほど目新しい機能なんですか?
 そもそもアップデート告知も何も、まだ配信されていないんだからアップデートもへったくれも無いのでは? 全体的にちぐはぐ感がすごい。大体配信前にアップデート告知をするってのが初耳よ。

・ダチメン伝説G

 聞いたことないゲームなんだけど表現のやり方はスマブラリスペクト。参戦を参上に変えただけで、大体スマブラのアレです。
 大体この最強えち系ネキの名前くらい書いてあげても良かったのではないか。しれっと胸元と股間部を泡のエフェクトで隠しているのも芸が細かいです。

・トワツガイ

 トワツガイはなんと総計100億連ガチャキャンペーンを開始。無料1000連ガチャ……? こっちは100億だが?
 まあミソなのは「総計」の二文字。実質的には常識的な数値のガチャしか引けないのは目に見えています。昔からやられている手法ですね。
 でも10年後の広告ガチャ戦争では一人に100億連ガチャとかやらせる時代が来るのかなあ。2年前に魔剣伝説が無料200連ガチャを謳い始めた時はさすがに嘘だろうと思っていたんだから、それくらいインフレする未来も全然あり得る。

・ハリー・ポッター:魔法の覚醒

 年に一度はある大型タイトルのゲーム化。2022年はロードオブザリングのソシャゲ広告が出ていたけども、2023年はハリーポッターです。
 この広告は原作の流れを振り返りつつ、2022年の物語を紡ぐのはキミだ! みたいな内容になっている。さすがにこの辺は原作の復習なので、ワクワクする内容でまとまっていますね。
 本当にハリーポッターが好きならホグワーツレガシーをやった方が良いんじゃね? とは思ってしまうが、事前登録広告にそんな事を言うのは野暮ってもんですね。

 小野賢章を採用したアニメ風紹介広告。
 ハリーポッターという作品の世界観が優れているせいで何をやっても良く出来ているように見えてしまう。そんなんズルじゃん!

・デミアンサガ

 絵自体はかなり可愛いと思うが、文章は雑である。「お姉さまの出番だね゜」って、なんでそこに半濁点をつけたのか。
 映像の最後もぶつ切りであり、ほんのりと雑さを感じる内容。真面目に作ろうとして和訳をしくじってしまった感がある。

 ほんの少し日本語を入れる分には割合違和感は無い。
 句読点の入れ方は鬼門ですね……

 キャラ紹介の中でもSDキャラに絞ったもの。
 やっぱり最初の広告以外広告の出来は普通だし、日本語もちゃんとしてるんだよな。狙っておかしくした可能性がある。

・アルケランド

 SKJ Villageという実況者を呼んでいる広告。画面左下に「雑談テーマ:新生活」なんて載せているのは一体どういう事なんだと思ったら、これ雑談生配信の切り抜きなんですね。雑談配信で案件のゲームをやるのか。
 どんな形であってもゲームを紹介出来ていれば広告にはなるのだろうが、雑談生放送を直接広告にするのはあんまり見ないよなあ。広告っぽくない広告が流行とはいえ、ここまで行くともはや広告じゃないのでは、と思ってしまいます。
 でも広告離れした広告の方が見ている人として嬉しいならしょうがないのかもしれない。

 こういうちょっとした字幕入りの広告がいっぱいリリースされている。
 他の字幕入り広告はわざわざ取り上げません。一応生放送本編の切り抜きに字幕を入れる程度の手間をかけている事は知っておきましょう。

 課金額じゃなくて頭を使って勝て! ポチポチゲーじゃねえぞ! という広告。アピールポイントが三国志真戦みたいだぁ。
 でもこれくらいちゃんとゲーム映像をしっかり使う広告も珍しいよ。最近の広告だと大体偽ゲームだったり、誇張があったりするものですからね。

 名シーン詰め合わせ集みたいな広告。
 こうして細切れにシーンをつなぎ合わせると何でもカッコいいシーンみたいに見えちゃうよね。本当はどんなシーンかもわからないのによぉ。

 凝ったアニメで見せる広告。
 事前登録段階だからこそ作ったような凝ったアニメだ。

・ブラウンダスト2

 「カセットで味わう冒険RPG」と題し、色々なストーリーが楽しめる点を推したそうな広告。
 「カセット」という道具自体が現代において全然聞かない道具になってしまったけども、逆にカセットを知っているような世代に伝えたい広告ならこのキャッチコピーでも良いのかな、と思いました。
 これもまた一種のターゲットを絞った広告だと言えるんじゃないですか。

・X-ヒーロー みんなを助けろ!

 ジャンケンをしてコピー用紙に線を引くところから始まる広告。アナログで偽ゲームを遊び始めたらいよいよ広告ウォッチャーの奇習感が出てきますね。今度オフ会で一緒にアナログ版X-ヒーローやろうか。
 映像の内容としてはいつも通り線を引いて人を助けるんだけど、クリアするごとにIQが上がっていく。対戦形式なのはちょっと新しい気がするが、問題をクリアするとIQが上がる描写がもう食傷気味だもんなあ。

 いつもの線を引いて人を助ける広告かと思いきや、すね毛ボーボーのおじさん足がストッキングを履くシーンから始まる。何でそんな誰も得しないようなシーンから始める?
 でも女性の美脚でストッキングを履く広告じゃあうっかりするとセクハラだと疑われる辺り、世の中難しいなあと思います。どうしてもストッキングを波に見立てたかったからオッサンの脚を使ったと思うと泣けてくる。

 これまたオッサンの脚。誰が得するん?
 後半のBGM、Funkytownは名曲。

 画風が違うパターン。部屋の中になっている分敵がコウモリになっていたり、風呂の水を出しっぱなしにしていたりする。
 普段の目がデカいモデルではなく、大人の男性にしているのはやっぱり色々試したいという目論見なんだろうなと思います。このパターンがあまり擦られていないのを見ると、やっぱりあの普段の目がデカい人間の方が話題になると読んだんでしょうけども。

 ちなみに線を引いて人をゴールまで連れていくやつもXヒーローは公開している。
 これってベイラーレジェンドもちょっとやった割にすぐやめた印象があるんだけど、これをいっちょ噛みしておくと何か良い事あるの?

 このゲームはコンテンツが豊富すぎる! とは言うが、そのコンテンツはそんなにいつでも遊べるのだろうか。
 このみんなにやってくる敵はゴキブリだという事や、「わざと失敗するのもいいものだ」と失敗広告を自己弁護するような話など、セリフがちょっと面白いのもみどころ。

 対人戦モードみたいなノリで線を引く広告とかやるんだ。
 画面下部に「FREE PLAY」って書いてあるのが良いですね。アーケードゲームを大会モードで稼働させた時に出てくる表示感があり、かなり気に入った細かい芸。

 A、B、Cを描けば勝てるという、スーパープレイみたいな広告。
 発想は面白いけども、実際にこのゲームをやるのかと言うと……

 上司とXヒーローで戦ったら俺の方が上手かったぜ! みたいな広告。いくら上司が嫌いでもXヒーローで勝って嬉しいんか?
 あるいは上司みたいな中年ジジイはゲーム音痴だけどZ世代のあなたは上手でしょ、的なおべっかだろうか。若者向けに気持ちよくするべく色々やりやがってよぉ。

 実写の女性が登場するX-ヒーローの広告。
 中身の偽ゲームはいつもと大体一緒。線を引いて悪漢から助けるアレです。

 ミニゲームもちろんあるんだけど、なんとこの広告では珍しくゲーム内の映像を紹介している。
 要はギフトコードを紹介する広告なんだけども、普段の行いが悪すぎて「え? 本当にこれ原作のプレイ動画使ってるの?」と疑わしくなる。でもちゃんと使えるシリアルコードみたいです。
 2023年の広告なのに、シリアルコードには2022ってあるのもちょっとどうかと思います。

・X-ヒーローかベイラーレジェンドか分からないもの

 リンクを取得したのは良いんだけど、ベイラーレジェンドかXヒーローか分からなくなってしまったのがこれ。投稿アカウントが違うし、確かベイラーレジェンドが他の広告にチャレンジしていたよなあ? という記憶から一応分けているが、確証が持てないので一旦こういう形で記載している。
 アカウント名を見るに「video ad upload channel for 991 390 4456」とあるからこの電話番号の持ち主が広告主なんじゃないかと思ったんだけど、ちょっと調べてもどこの電話番号か分かりませんでした。タイトルロゴを入れないと持ち主不明の広告になっちゃうから皆タイトルを入れてくれ!
 ミニゲームの形式は割と新しいチャレンジだけども、面白くはないかな……

・Tap Dragon:リトル騎士ルナ

 先月は海外版の広告である「Tap Dragon: Little Knight Luna」のPVが確認されていたが、今回は日本語版広告がリリース。
 無難にキャラを紹介する広告なんだけども、日本語に対してそれほど違和感は無い。短文程度であれば簡単な日本語はもう生成出来るんだなあと思いました。

・スノウブレイク:禁域降臨

 2023年3月ぶりに登場したスノウブレイクの広告。今回は以前と違い、結構ちゃんとしたゲーム画面らしきものを見せてくれる。
 こうして見ると硬派なTPSのようだが、まだ偽ゲームの可能性も否定できません。リリースされるまでは1000連ガチャが控えている可能性も残されているのがシュレーディンガーの予約広告の法則です。

・逆統戦:コミースレイヤー

 もうサムネの時点で圧がすごい。いきなり広告で「中共政権を覆す!」「中国共産党の暴政に対する東方大陸諸国の蜂起」から始まるんだからインパクトが強すぎます。
 今そういう方面で熱い台湾のゲームとはいえ、まさかYoutubeでこんな広告を出すとは思いませんでした。基本は非対称デッキ構築ゲームで、一人が共産党側、その他のプレイヤーがそれぞれの国として一致団結し中国共産党を倒そうという本格的な主張があるゲーム。
 その他細かい設定は色々あるので後述のリンクを確認頂きたいが、とりあえずこのゲームは「2020年9月、中国政府はWeChatのグループ内で『逆統戰』について話をすることを禁止しました。『逆統戦』は五毛党が『六四天安門』より嫌がっていることがわかります。」と書いてある辺りガチもんです。自分も広告noteで紹介してしまったので突然このnoteが終わっていたらそういう事です。察してくれよな。

・PalWorld

 まるでポケモンみたいだぁ……
 ただ特徴的なのは、ポケモンの世界ではありえない銃器やミサイル、弓などが登場している事。モンスターボールがあったとしても、ここまで別の要素を色々入れれば行けるだろう、と踏んだのだろうか。
 普通にダメそうな気もするが、その辺は任天堂やらゲームフリークやらの判断次第です。今後も要注視。

・DOPA!オリパ

 PSA10確定ガチャらしい。それ、適当なコモンのPSA10がハズレみたいなオチじゃないですよね?
 PSA10のニセモノが出回り始めてPSA10を投機に使うのは危ない! ポケカ投資は要注意! みたいな話題を一時期見かけたけど、そもそもPSAって投機のオモチャじゃなくてカードのコレクションを自慢するために状態を鑑定してもらうもんだっただろ。
 そもそもオリパでPSA鑑定品を入手しようとするなってのもそうだし、最近のオリパブームは全体的に危険度が増してる感じがします。第一、オリパなんて昔からハズレ9.9割のお遊びだったのが今じゃ高級カードを手に入れる宝くじみてえになりやがって。いい加減にしなさい。

・REALFORCE

 ゲーミングキーボードの広告。性能自体は広告だけ見る分にはよさげなんだけど、試合ってキャリーしたくてするものなんかな。自分のキャリーのイメージって「何って……俺一人で相手を全滅させただけだが?」くらいのノリで発生するもんだと思っていました。
 それ以外の要素はまあ普通の広告。ゲーミングキーボード特有の発光がうっとうしいなと最近まで感じていたんだけど、あれ光らなかったら光らなかったでちょっと不便な設計になってるのウケるよね。

・SHEIN

 SHEINは先月に続いて登場。妙に広告を見るけど何なんだとおもったら、中国のオンラインファストファッション業者なんですって。もうちょい簡単に言うとバカ安い洋服屋です。
 アメリカで人気が出たから日本にやってきて、それでTwitterでも広告を始めた、というのがここまでのSHEINのあらすじ。怪しげな日本語を使っているとは思っていたが、4月くらいから増えているnonnotoo族と比べればよっぽどまともなサービスっぽい。
 広告もシンプルにまとまった物が多く、ゴテゴテした装飾をやりがちな中国広告とは全然違う感じだ。今後もしばらくは見る事になるでしょうね。

・Tommy Hilfiger Japan

 ディズニーキャラを「マンガ」風にリメイク。
 目がデカければマンガだと思ってらっしゃる? まあまあ正解なような、不正解なような。とりあえず可愛くしたいなら当たりな気はするけども。
 というか日本人的にはマンガ風イラストにされるよりもガッツリカートゥーンテイストでデザインしてくれた方がオシャレに感じるんじゃないの? 海外にアニメ風イラストで売るのは分かるけども、日本の場合は見慣れてるんだからアメリカ全開のイラストで来てくれても良かったのよって感じです。

・Ewa Learn Language

 映画から英語を学ぼう、という広告。映画から学ぶ学習法はそれなりに効果がありそうだけど、選んでいる言葉が全体的に日常生活で使いづらそうなのはどうなんでしょうか。口を開いたら「Zip it!」じゃ悲劇を生んじまうよ。
 あとこの映画はちゃんと引用する許可を得ているんですかね……?

・ラッキーショップ

 5月から大増殖したYoutubeのテンプレ使い回し広告はライト級で紹介しているんだけど、ラッキーショップだけは紹介している商品がいちいち胡散臭すぎてこっちで紹介せざるを得ませんでした。
 大安ならポイント二倍らしいが、この広告を大安に見られる確率ってどんなもんなんだよ。

 そもそも「ラッキーショップ」という店名がやばさを感じるんだけど、商品もどんなご利益があるのか分からない。
 特にこのウサギの置物とか、鯉の置物とかオフハウスに2000円くらいで売ってそうじゃん。どうしても欲しくなったらリサイクルショップに行くと思います。

・liliyago-buy / @vinisaiy

 5月もそれなりに出没していたショッピング広告の一員。
 6月になるともっと大量に発生し、自分が一気にまとめたくなるくらいの物量が訪れるとはこの時まだ知りません。
 詳しくは以下の記事を確認してください。

 ちなみにこれはまとめ記事を作成する際に多分漏れていた広告です。
 普通に便利そう。乗馬しながら使っているのも他の中華商品系の広告の中ではオシャレな出し方じゃないの。

・BoomAppGames

 BoomAppGamesもAIイラストを使用した広告をリリース。
 このリンク先は普通にゲームアプリ特集のページになっており、別にこの美少女は出てこなかった。単純に広告したかったんでしょうね。
 AIイラストの広告を見ていると、どうも絵心が無い人が実在しない物を広告する場合はAIイラストを活用した方が安上がりに済む傾向があるようです。Jmin Gamesの実在しないゲーム、オタ恋の実在しない美女、そしてこの実在しない美少女キャライラスト……いずれも明確なテーマは無いが、どれも共通しているのはとりあえず見栄えの良いモデルが欲しい例。
 逆に特定の著作物をパクらせる場合、結局手直しや監修のための人員や時間が必要になるし、万が一AIであると認定されれば余計なリスクが発生してしまう。それでも既存の絵の工程に比べるとずっと手間を削減しているとは思うが、絵を描けない人がすぐ広告に使える絵を欲しい場合は実在しない美人や実在しない絶景を作る他ありません。
 その辺のメリットを把握した上で広告に採用している辺り、中々考えたなあと思いました。

・Plant parent

 植物を回復させるには水を与えるだけでなく、牛乳などを与えるのが良いと主張する広告……って、この広告はPictureThisとやっている事が一緒じゃないの。
 類似のサービスが出てくるのは分かるけども、広告までここまで似せる必要は無いんじゃないですか。植木鉢が変わっているから本当に牛乳療法が正しいのかが疑われる所まで一緒だぞ。

・moomoo jp

 株取引の買い時、売り時が分かるアプリらしい。
 大口投資家の売買動向を可視化できるらしいが、どういう理屈で可視化しているのかという理屈は教えてくれません。
 こういうのってプロの猿真似をしていると、プロ特有の千里眼が無いせいで一般人はカモられる印象しかないんだけど大丈夫なんでしょうか。

 「投資の神」ことバフェットの秘密が分かるらしい。自分は投資界隈に疎いのでちょっと調べましたが、ジョージ・ソロス、ジム・ロジャーズと共に世界三大投資家として知られるすごい人なんですって。また広告で賢くなっちまったな。
 このアプリを使うかは知りませんけども、このバフェットさんの投資ポリシーはwikipediaを流し読みするだけでも結構参考になりそうですよ。まあ、自分がごちゃごちゃ書いても投資童貞の戯れ言にしかならないのでここには書きませんが。

 moomooはバフェットの信者なのか、バフェットが買った株を可視化できる事まで告知している。下の注意書きには「特定の商品や銘柄を勧誘、推奨するものではありません」とあるが、この記載はどう見ても「バフェットのモノマネすれば儲かるでえ!」と言いたいだろ。
 投資するなら自分で考えてやらないとしょうがないよ……

・RENOSY

 ほったらかしで毎月8万円の収益を得られる不動産投資のご案内。
 そんな怪しい話ある?? と思うが、それでも乗っかるんでしょう。何せこの広告のターゲットは2023年が半分過ぎてなお何も始められていない人なんですからね。
 なんか現代社会は毎日何か成長しろ、金儲けしろって感じの脅迫がうるさくてしょうがないよな。それで慌てて投資を始めても上手くいかんでしょ。

 もうちょっと詳しくギミックを紹介しているのがこれ。不動産の家賃収入で安定した収入とか、AIを活用しているとか、面談だけでアマギフプレゼントとか、耳触りの良い事を上手く並べている。
 世の社会人共はすぐに節税だのなんだのと言うが、物によっては脱税に当たるような税金逃れもありそうなのが怖いんだよな。万が一これをやるとしても、ちょっと調べてからやると思います。

・らいおん料理長

 ヒロセ通商のLION FXを紹介する漫画広告。
 決算損益がマイナスでもゾロ目であればオリジナルグッズがもらえる、というのがアピールポイントらしいです。損をしても損をしていないように感じる、というのは良い観点ですね。
 でもFXでの損はそんなゾロ目が出たくらいで気分が落ち着くもんなのか。あまりにも気休め過ぎる気がするんだけど……

・CoinSnap

 硬貨を撮影してコレクションしよう、という広告。
 趣味としてあまりにもマニアックすぎるというか、写真を撮るだけで良いのかよって感じはします。こういうのって世界中回ったり、オークションに出たりしないといけないからアプリに落とし込めるほど浅い沼じゃないのでは。
 アイデアは面白いんだけどここからどうやって課金に持ち込むのか想像できない。わざわざアプリ使う必要ある? って感じが強くてなあ。

・アイスダンディ

 アイスダンディという脱毛器の案件動画なんだけども、これが広告で突然流れてくる。何故人が宅飲みしている様を見ながら脱毛器の案件を見なければならんのか。広告を見ている人にも寿司を提供しろ!
 広告は評判が悪いとはいえ、とうとう案件動画を直接流しているんだからネットの広告嫌いも大した所まで来たもんです。案件動画ならナンボ見ても良いってもんでも無くない?
 もうあらゆる動画に案件要素を詰めてもらった方が見てる方も幸せになれるんじゃないか。ゲーム配信をやっている間に突然脱毛器の話をしたり、突然ピン抜きパズルの攻略の話をしたりしよう。この世のあらゆる場所にステマを詰めよう。

・追記(2023/7/5確認)

 再度案件動画を確認していたところ、案件パートは期間が終わったら丸々カットされている事を確認した。広告総括中に見返したら案件動画の部分が無くなっていたから狐につままれた気分になったよ!
 Youtube上で投稿後に動画編集が出来ると言っても、まさか案件部分を全部カットするとは思いませんでした。個人のVlog風動画で案件期間中は案件を入れておいて、後々案件の契約期間が切れたら案件の箇所だけ無くしてしまうのは新世代の告知という感じがします。
 今後の広告はどこまで一般的な動画に擬態できるか、というのも焦点になってきそう。

 ラッパーであるがーどまんとのコラボ広告。呂布カルマ辺りから始まったラッパー人気に乗ろうとしている。
 #がーどまんを論破 というハッシュタグを採用しているが、バトルにしばしば参加しているラッパーは論破が難しい=信頼がおけるくらいの雰囲気で広告に起用されているようです。別にそこはイコールにならないような気がするが。

・ミスティックアビス:遺失海域

 海の中でアイテムを集める6秒広告。内容が薄味過ぎる。
 タイトルすら出てこないので、この広告がミスティックアビスだったかも定かでは無い。ひょっとしたら違うのかな……

 海中で別荘を作る広告。
 雰囲気は楽しげだが、やっている事はアースリバイバルやライフアフターをそのまま水中に持って行ったんじゃないかと思ってしまいます。
 画面左下にワイプが残っている意味はよく分かりません。

 事前登録キャンペーンもやっていました。
 映像で突然サメでも出て来るかと思ったら海底のキレイな映像が続くだけ。身構えさせるな!

・アース:リバイバル

 銃を手に入れ、パワードスーツを身に纏って最強になる広告。こういうの好きね。
 これまで紹介していたストーリー性や美麗グラフィック、パワードスーツが河森デザインみたいな話も忘れてしまったかのような広告の無さ。そろそろブレーキのタイミングだと踏んだか。

・ダークテイルズ

 1001連ガチャを紹介しつつ、スクショチャレンジという割とありがちな内容。
 こういうスクショチャレンジって時間の割に多くのキャラを紹介出来るからコスパが良いよなあと見るたびに思います。bgmもきゃりーぱみゅぱみゅにしてあるので、そこから興味を持って見てくれる可能性も高いぞ!

 最初に善の姿を見せて闇堕ちした姿を見せる映像。意外と分かってない人がいるんですが、闇堕ちってのは闇堕ち前の姿が無いと成立しないんですよね。
 もちろん物語の作りで闇堕ち前を匂わせる事は出来るだろうけども、短時間、かつ知らない人が多い広告では丁寧に善状態のキャラも紹介すべきだと思います。
 ゲーム画面も映しており、中々いい紹介。

 メルヘンかと思ったら怖くて思ってたのと違った~と言いましても、ダークテイルズって名前で普通のメルヘンキャラが出てきた方がよっぽど問題なのではないか。
 これで普通のメルヘンゲームを期待してたらさすがにびっくりだよ。

 ダークテイルズはリリース一ヶ月記念でいきなりプレゼントを始めたのも印象的。もう1001連ガチャを配っているのにさらに100連ガチャを無料であげちまうんですか!?
 ガチャの価値がもうボロボロだよ~

 画風がAIイラストみたいだぁ……
 本当に人が描いているのなら謝罪するけども、これは使ってませんか? 右側の腕というか、脇の描き方が変な気がする。
 ダークテイルズならAIイラストを使っていても割と解釈一致ではあるので、別にこの件はそこまで深く言うつもりはありません。

 縦に流れる1001連ガチャ広告。
 思えばTwitterは縦にスクロールするんだから、縦に流れる広告の方が合理的なのかもしれない。
 そんなに話題になっていないが、一考の余地はあるんじゃないですか。

 ダークテイルズの実写広告。闇の白雪姫がぶりっ子になったり、カツアゲをしたりする。
 なんか荒野行動味を感じる広告なんだけど、ドラマとしての凝り方はこっちの方が上だと思います。

 同じくこっちも実写映像。おとぎ話のキャラがアイドルになって、愛していると言ったら実際はこんなに怖いんだぞと脅してくる。口裂け女か?
 地下アイドル的なノリが好きならこういうのもウケそう。自分はあんまり好きになれませんでしたが、好きな人はきっといるタイプのやつ。

・ネバーアフター~逆転メルヘン~

 ダークテイルズとかなり近いタイミングで登場した広告。同じくメルヘン系になってしまったのは偶然の一致でしょう。ダークテイルズ人気から乗っかったって雰囲気でも無いし。
 今後他の広告も登場するのかなあ。1回見かけて以降全然話題を見ないよ。

・下町ドリーム

 田舎町で生活する、みたいなテーマっぽい広告。
 こういう和風どうぶつの森みたいなノリのゲームは普通に流行りそう。まあ、下町ドリームではやれなそうですけど……

 下町ドリームはこういう毒にも薬にもならないような風景広告が増えたなあと思います。
 でも懐かしい感じがするというだけでそれなりに拡散されているんだから、昭和レトロ的な世界観の需要を見抜いた下町ドリームが一番偉い。

 あ~んから始まるけど、居酒屋がぼろすぎてこの客すらいなくなっちゃったんだって。かわいそうに。
 居酒屋の再建までは頑張っていたが、その後に客が来たかは分からない。内装をいくらきれいにしても、それで客が来るかまでは保証出来ないと言うリアルを再現……していないでしょうね。

 懐かしい居酒屋の広告。
 その辺のチェーンの居酒屋でもありそうなメニューだね。居酒屋における懐かしさってどこで演出するんでしょ。

 足を見せる広告。
 これに関しては下町何にも関係ないだろ!

 美脚広告。
 これに関しては「女子レーサー」の文字の構成が気持ち悪すぎるだろ! レタリングが好きな人が見たら血を吐いて死にそうな文字の置き方だ。

 シンプルに美少女を見せるだけの内容。
 あまりにもシンプル過ぎて下町ドリームである必要性はあまり感じません。そもそもこれどういう服装なん?

 久々の汚い系下町ドリーム。
 和牛が無理だからネズミの肉で良いかって、それは逆に難しいだろう。店の裏から捕まえてくれば良いじゃんって話ならドン引きだよ。

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