見出し画像

卒業袴展示会に行きました

こんにちは。高校5年生です。

7月上旬、卒業袴の展示予約会に行ってきました。

私が通う大学では年に数回、学内の施設で卒業袴展示予約会が開催されます。卒業を見込む4年生の女子はスケジュールに余裕があるときにそれぞれ展示会を訪れます。まだ夏なので来年の卒業袴の予約にはまだ早い時期だと思っておりましたが、地域によって予約のピークは異なるらしく、東京では既に大人気の袴は予約を締め切ってしまったものもあると聞きました。

とは言っても、私の大学ではこの時期に予約するのは比較的早い方なので、カタログに載っているような大人気の袴もまだ予約することができます。

私は成人式で振袖を着ていないため、着物に触れるのは七五三以来でした。浴衣は小学生の頃に着ておりましたが、着物はなかなか着る機会がありませんね。展示会場に行ってみると、ずらっと一面に並ぶ色とりどりの着物に圧倒されました。「この中から選ぶの……?」と固まってしまいました。
今から卒業袴を選びに行かれる方は、明確に決まっていなくても良いのである程度好きな色や雰囲気を絞ってから行かれてくださいませ。私はノープランで行き、好みも定まらず、店員さんにおすすめされるがまま色んな着物を見て何が何だか分からなくなってしまったので……。

最初に行った日は色んな着物を見過ぎてどれも同じに見えてきてしまいました。しまいには「卒業することが肝心なんだから、着るものなんて何でも良いじゃん……」と投げやりになり、本来楽しいことであるはずの着物選びが楽しくなくなってしまったのです。着物の値段を大雑把に把握しており、現場で見て「こんなに高いの!」と驚いたことも影響しております。「たかが1日、しかも午前中のちょっとの時間しか着ないものに、こんなにお金をかけるのは申し訳ない……」という気持ちになりました。

「まだ時間があるから、即決せずに一旦帰りなさい」という母のアドバイスは、正しかったです。色々見てしまって訳が分からなくなったときに「何でも良いや」と決めてしまっていたら、お金を払った後でもっと申し訳なくなっていたでしょう。
初日は一旦帰り、見た着物やおすすめされた着物を母に話したことで自分がどんな着物に惹かれたか、どんな着物は着たくないのか、どんな風に店員さんに相談すれば良いのかがはっきりしました。私が最初に出した条件は以下の通りです。

・草履ではなくブーツ
・好きな色である青(or水色)が入っている
・袴は紺色
・ピンクが入っていない

「あれ?条件4つだけ?これだったら条件を満たす着物あるでしょ?」と思われた方、いらっしゃいますよね。私も最初はそんなに難しい条件ではないと考えておりました。しかし実は、1番下の「ピンクが入っていない」がものすごく難しい条件だったのです。

ピンクが苦手な私は、青色か水色を基調とした着物でピンクがあまり入っていないものを探しました。ここで重要なのは「あまり入っていないものを探した」というところです。一切入っていない着物は探すのが難しいかと思い、目立たないピンクであればOKとしました。

しかし、学内にブースを出しているお着物屋さん全てを巡り、展示された全てのお着物に目を通しましたが、ピンクが目立たない青色・水色を基調とする着物はありませんでした。店員さんに訊いてみても「いやぁ……」と困った顔をされるばかりで申し訳なかったです。こんな注文する人、いませんよね。

青や水色を基調とする着物はかなりありましたが、柄や模様がピンクだったり、首元がピンクだったり、セットで決まっている帯がピンクだったりとピンクをどうしても外すことができませんでした。どうしてもピンクが差し色になっていて、存在感を発揮しておりました。水色や青色にはピンクが映えるんですね。

一旦家に帰り、翌日に改めて展示会に向かいました。初日と違うところは、改めてカタログを見返し、自分が気に入った着物に付箋を貼っている点です。店員さんは付箋がついたカタログを見て、「狙ってきたんだってすぐ分かったよ」と笑っていらっしゃいました。
水色を基調とした着物に3つ、付箋をつけておりましたが、中でも良いなと思っていた着物のページを見せ、「これ、ありますか」と言いました。時期が早いだけあって、まだありました。

試着させていただくと、「これだったのかもしれない」と思いました。初日に試着させていただいたのとは違う馴染み感。着物に着られている印象がなく、目立たないけれど落ち着いていて華やかでした。
私は「この着物しかない!」と予約を決めました。親に電話で承諾を得て、その場で手続きを済ませました。

最初に私が望んでいた明るい青、水色の着物ではなく、灰色に青を混ぜたような色合いですが、差し色の赤がとても鮮やかで、ブーツにもよく似合います。他の学生さんに埋もれない、独特の色味が好きです。どちらかというと赤やオレンジっぽい色の方が存在感があるものの、全く気になりません。良い着物に出会えて良かったです。

あとは卒業式に一緒に出てくれる友達を見つけることですかね?
こちらの心配事は558回目の記事『大学卒業式8ヶ月前』でお話ししておりますので、良かったらご覧くださいませ。

せっかくSNSを始めたので、大学や学部・学科が同じ子とSNSで繋がりたいのですが、どうしたら見つけられるのでしょうか?今までLINEだけ知っていた友人にいきなり「Twitter始めたからアカウント教えて!」って訊いて良いものなんでしょうか。噂によるとアカウントをあまり他人に知られたくないという方がいるそうなので、「教えて!」と言うのは相手を困らせてしまう気がします。

高校5年生アカウントを開設した際、少し時間を空けてリアルで知っている人に教える用のアカウントを作りました。こちらは大学名・学部・学科・学年などを明かしているため、いわゆる「本垢」ですね。となると高校5年生アカウントが「裏垢」、「サブ垢」になるわけですが、こちらは既に投稿を何度もしていてフォロワーさんもいるのに対し、本垢は投稿をしておらず、フォロワーさんも全然おりません。どちらがサブか分かりませんね。本垢では大学名や学部名で検索をかけ、同学年の子を探しておりますが、大学名は分かっても学部・学科・学年などは書いていない子が多いのでどの子をフォローしたら良いのか迷います。これだったら大学に入ったタイミングでSNSを始めるべきだったかな?と思いましたが、「何を今更」って感じですよね。

委員会活動は3年生に引き継いでしまいましたし、サークル活動はまだそんなに動いていないので、リアルの知り合いで「アカウント聞いても良い?」って言えるのはゼミのメンバーくらいですかね。週1のゼミで顔を合わせるだけの子たちなのでいきなり聞いたら怖いと思われるかな?もう少し仲良くなって聞ける関係になったら良いなと思います。

以上、「卒業袴展示会に行きました」でした。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。

次の投稿でまた、お会いしましょう!