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新入社員が語る、徒歩で通勤するメリット・デメリット

こんにちは。高校5年生です。

私は配属に伴い、職場に徒歩で通える範囲にアパートを借りました。職場は決して都心の真ん中にあるわけではないので、もう少し都会に住んで電車で通う手もあったのですが、仕事柄電車が動いていない時間に勤務する可能性があったため、車の運転ができない私は「徒歩で通勤できる範囲」を条件に物件を探してもらったのです。

そんな私が、徒歩で通勤するメリットとデメリットを簡単にお話しします。

まず、メリットは3つです。
1つ目は、通勤時間が短くなることです。公共交通機関を使った通勤だと、いくら自宅や勤務先が駅から近くても、降りたり乗ったりするまでにいくらか時間がかかります。徒歩だと駅の階段を上り下りしたり、余裕を持って家を出たり、バスを待ったりする必要が一切ないので、時間が短くなりやすいです。

2つ目は所要時間が読みやすく、ギリギリに家を出られることです。
公共交通機関を使うと乗り過ごしてはいけないという不安があるので、多少余裕を持った行動が求められます。一方、徒歩だと赤信号に引っかかるかどうかくらいしか時間が変わる要素がないので、ギリギリに家を出てもちゃんと着きます。

3つ目は残業中に終電を気にしなくて良いことです。必要以上に頭を使いたくない残業中、帰りの時間の心配が要らないのは大きいです。やるべきことをして帰る、終わらないなら帰らないということだけに集中できます。

次に、デメリットを3つ紹介します。
1つ目は出勤できない・帰らなければならない明確な理由を失うことです。例えば台風の日、「暴風雨で電車が止まっていて出社できません」は誰もが納得する理由になります。しかし、徒歩通勤の場合は「暴風雨で……」が効きません。ドアが開かないとか、道路が通行止めになっているとかでなければ、行こうと思えば行けるからです。天候不順でなくても、例えば「夜21時から朝5時まで勤務して」と言われたら出社できてしまうのは明白なので断れません。公共交通機関を使用していても仕事となれば断れないでしょうが、より断れなくなります。
徒歩で通える範囲に住んでいることを職場で話したところ、「じゃあ夜中にトラブルがあったら1番最初に呼び出されるね」と笑われました。どれくらいの頻度で呼び出されるかは分からないものの、間違いなく私が1番呼ばれやすい条件を持っているのは確かでしょう。

2つ目は、住む場所を選べないことです。
徒歩で通勤できる範囲」を第一の条件にしているので、どこに住むことになるかは職場の場所に左右されます。都会にある職場なら高い家賃を払うことになるでしょうし、田舎にある職場なら休日に遊びに行きづらくなったり、買い物が不便だったりするかもしれません。「徒歩で通勤できる範囲」を第一条件にすることで住む場所の選択肢がぐっと狭まるのは、当然でありますがデメリットになり得るでしょう。

3つ目は、通勤時間を利用して勉強したり、SNSをチェックしたり、音楽を聴いたりできないことです。通勤時間が減る分使える時間は増えるので私は気にしておりません。とは言え、「電車に乗っている間が暗記が捗るんだよなぁ」という人にとってはデメリットになります。

良さも悪さもあるものの、徒歩通勤を選んだことを私は後悔しておりません。配属された場所が都会過ぎず田舎過ぎずちょうど良かったのが幸いだったと思っております。皆さんは、どんな手段で通勤したいですか?

以上、「新入社員が語る、徒歩で通勤するメリット・デメリット」でした。
最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました。
また次の投稿でお会いしましょう!