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若手広告マン必見!会社では教えてもらえない、2020年最新の広告市場について

こんにちは、某大手広告代理店で、
チームとプロダクトのマネジメントをしている"こう"です。

簡単に僕のご説明をさせて頂きます。

❑新卒で大手広告代理店へ入社
❑新卒1年目に最速で研修終了
❑新卒1年目に6か月で80クライアント受注
❑新卒2年目でプロジェクトマネージャーを任される
❑新卒3年目でプロダクトマネージャー/ユニットマネージャーに昇進
❑新卒4年目(今ここ)

今回はタイトルにもある通り、2020年最新の広告市場について書きました。
細かい所まで網羅しているので、若手の広告マンは見て貰って損はないはずです!

まとめで総括を書いているので、詳細を割愛したい方はそちらでご覧ください!

世界の広告市場について

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市場の成長率は毎年3%程。

伸びをけん引しているのは"アジア"でほぼ東南アジアです。

ヨーロッパや北米等は成長率が鈍化し頭打ちしている状況です。

日本の広告市場について

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日本の広告市場は年々伸びています。

しかし、2020年の予測成長率は111%と年々成長率が低下しており、
2025年には市場成長の頭打ちをしていると予測されています。

テレビ広告とデジタル広告の比率

20-014図表1

2019年にデジタルがテレビを追い越したと大きなニュースになった通り、
デジタルがテレビを追い越しています。

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「新聞、雑誌、テレビ」は軒並みマイナス成長でデジタルが堅調に上昇傾向となっています。

要因として若者のテレビ離れやデジタル化が進んでいる事が挙げられますが、
新聞やラジオ、雑誌等のデジタル化でデジタルに予算がスライドしている事も大きな要因です。

今後の展望は更にデジタルがテレビを大きく引き離していくと予測されています。

デジタル広告の詳細について

次はデジタル広告の詳細を見ていきましょう。

まずはデバイス別の数値です。

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76%がモバイル広告で占められています。
今後もモバイルシフトが加速されていくので、更に比率を高める事になるでしょう。

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デジタル広告市場は、ほぼ全ての媒体ジャンルで市場が伸びています。
デジタル広告費の80%が運用型広告で占められており、
成長をけん引しています。
(※ディスプレイが鈍化している理由は、動画広告に予算がスライドしている為だと考えています。)

そして特に成長率が高い媒体が「動画広告」です。

動画広告について

動画広告は昨年比145%の市場成長率となっています。

今後5Gの導入で更に市場が成長すると見込まれています。

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市場の見込みでは2024年には今の市場の2倍の伸び率となっています。
スマートフォンが成長をけん引しています。

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動画広告の内訳ですが、以下の広告商品の成長率が期待されています。
・インストリーム広告(Youtube広告)
・インフィード広告(ウェブサイト内に表示される広告)

※補足※
動画広告をけん引しているYoutubeのYoutuber市場の数値も載せておきます。

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成長率は鈍化傾向ですが、まだまだ伸びる余地を残しています。
(Youtuberの皆さんはまだチャンスあり★)

まとめ

・世界の広告市場は鈍化気味。東南アジアは上昇傾向。
・日本の広告市場は伸長しているが、今後鈍化傾向。
・デジタル広告がテレビ広告を抜いた。今後更に差が広がっていく予測。
・デジタル広告の76%がスマートフォン
・デジタル広告は全ての媒体で伸長している。
・特に動画広告の伸びが顕著
・動画広告の市場は2024年までに2倍になる予測。

さいごに

最新の広告市場について、少しでも理解を深めて頂けたらありがたいです。

広告業界は流れが速いです。

そんな中でも市場感を分かっていれば、速い流れに流されず、
1つの指針となるのではないかと考えています。

もし内容が少しでも役に立った場合は"いいね"を押して頂けると幸いです🔥

特典

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デジタル音声広告

タクシー広告と音声広告の市場が伸びてきて今後少しアツいです🔥

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こう | 広告会社の最年少マネージャー(@bXFQbLUYTAgiLbf) |Twitter
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