合格させる!公務員面接(一次)について

就職氷河期の時代に、公務員を目指し、私は、面接で複数内定を貰うことができました。

これから、公務員を目指す方、面接試験中の方に参考にしていただければ幸いです。

[一次面接]
①なぜ、公務員をめざしましたか?
②なぜ○○県(○○市)を受験しようと考えましたか?
③どのような業務に携わりたいと考えていますか?

このあたりが、多い質問でしょう。
皆さん考えはそれぞれあるでしょうが、今日の公務員たるもの、ある一定のラインを越えてはいけません。

まず、①についての内容ですが、皆さんが答えがちの内容は、「地域への貢献」関連です。

この答えに関しては「完全に間違いです!!」

と、までは言いませんが、答えが足りません。むしろ、その回答の中で、マイナス要素を話す方もいます。

この関連の答えの中で、
A「民間と違い、住民目線のサービスを提供することができるからです。」
B「利益を追及することなく、住民へのサービスを念頭に置き、業務にあたることができることがやりがいに繋がるからです。」

AもBも、現在の公務員をわかっていません。
今の公務員は、
「限られた予算で最大の貢献を住民の方々に行うことが求められています。」これは、全ての自治体に当てはまる、パワーワードです。
「民間と違い」というワードは、今や必要に応じて民間委託や、指定管理者制度を活用している行政には反する考えです。
「利益を追及することなく」というワードは、前述の通り
タブーワードとも言えるでしょうね。

よって、私なら「今日(こんにち)の公務員は、民間企業と同様に、限られた予算で最大の貢献を住民の方々に行うことが求められています。住民の多様なニーズを汲み取り、最大限の貢献を行うことにやりがいを感じ公務員を志望しました。」なんて内容はどうでしょうか?

次に②についての内容ですが、皆さんが答えがちの内容は、2パターンあります。

A「地元である~」
B「○○が推し進めている○○支援業務(子育て&都市計画等)について感銘を受け~」

のパターンでしょうか。
Aに関しては、地元貢献という強みです。その内容を存分に生かしつつ、後述の内容を付け足してみてください。

Bに関しては、必死にHPを検索し、調べたのでしょう。ですが、一次面接では、あえてこの答えは使わないで下さい!!

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