東京特別区経験者採用1級(旧2級職)事務職 採用までのリアルな流れと効率よく合格する方法を教えます。

はじめに

こんにちは。この記事に興味を持って頂き、ありがとうございます。私は昨年平成29年度の東京特別区経験者採用2級を受け、ある区の区面接まで合格することができました。特別区の経験者採用についてはネットでも情報が少なく、特に個人発信している情報で有益なものがなかなか見つからず、自分自身受験対策にすごく苦労しましたので、誰かの役に立てるといいなと言う気持ちで、包み隠さず情報を発信して行こうと思い、今回の記事を書いています。訳あって特別区ではない自治体に就職するので、だからこそ、特別区については包み隠さず書けるのかなと思っています。本当は全体公開したいのですが、個人情報を多く含むので、こうして有料記事にさせていただきました。お手にとってくださった皆さん、ありがとうございます。

この記事の目次

・特別区経験者試験の概要

・筆者のステータス

・筆者が体験した受験のリアルな流れ

・学科試験の勉強方法について、各科目で参考にした資料を一挙公開

・極めるべきは論文!論文対策について

・面接対策について



特別区経験者採用試験の概要

この記事を買ってくださってるみなさんは、ある程度の受験内容は把握されていると思いますが、一応記載しておきます。(詳しくは特別区HPをご確認くださいね)

■特別区経験者採用(H30年度)受験資格、スケジュール

画像1

http://www.tokyo23city.or.jp/saiyo/gaiyo.htm

私が受けた時はH30の1級職が2級職という名前でした。

画像2

■大きな流れ

1次(学科試験&論文)→2次(人事委員会面接)→3次(掲示区との区面接)→内定となります。

特別区採用:http://www.tokyo23city.or.jp/saiyou-siken.htm

■学科試験科目(H29までの情報)

<学科試験>

105分 すべて五肢択一式 No1~30は必須解答 No.31~45は5問を選択解(35点満点)
問題番号 出題内容
1~8 文章理解(現代文4 英文4)
9~12 判断推理
13~16 数的推理
17~20 資料解釈
21~24 空間把握
25~30 社会事情(最近の時事に関する出題)
31~35 社会科学(政治・経済・社会)
36~40 人文科学(国語・日本史・世界史・地理・芸術)
41~45 自然科学(物理・化学・生物・地学)

学科試験は足切りとして使われるため、高得点を目指さなくても大丈夫です。足切り点でも満点でも最終的な成績には関係しません。論文の点数だけが1次試験の成績に反映されます。これがこの試験のポイントかと思います。そしてその足切りのラインは正確なところはわかりませんが、50%取れれば確実と言われています。(中には40%や30%で受かった人も年によってはいるそうです)各学科試験の対策については後ほど後述します。ちなみに筆者の点数は、、、後述します(笑)

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