イベントは知られなきゃ始まらない・2

先週おやすみした上で、今週も火曜日という遅刻です。
そして、今後のスケジュールを考えた結果。

この連載、月曜日更新から火曜日更新にさせてください。

……本業(なのか副業なのか)の締め切りが、月曜日~火曜日朝に集中しがちでして、それがどう考えてもこっちの遅延の原因なので。

申し訳ありませんが、よろしくお願いします。

イベント日程の決め方

というわけで、前回の続き。イベントの日程の決め方です。

ものすごくぶっちゃけていうと、いつでもいいのです。ただし、やるからには参加者を集めやすい日程のほうがいいよね。ということを考えるにはどうしたらいいのか?という話。

どういうイベントをやるかによっても変わってきますが、事前に別の団体で参加者層が被りそうなイベント告知が流れていたら、そこは避けたほうがいいでしょう。
例えば、同じ地域でオールジャンルイベントが同じ日に開催されても、参加者(特にサークル)の奪い合いになるだけで、お互いメリットないよね。
地域が離れてるとはいえ、同じジャンルのオンリーイベントをやっても、参加者の奪い合いになるので、そこはずらしたほうがいいよね。

もっとも、いわゆるジャンルオンリーなどは、そのジャンルによってそこまで考慮しなくても良い場合があります。例えば、(これを書いている時点でいうと)艦これや東方プロジェクトなどのように、ほぼ毎週どこかで開催されているようなジャンルの場合、地域さえかぶらなければありかもしれません。また、カプオンリーと言われる作品内の特定キャラに注目を集めたオンリーならば、差別化出来るかもしれないので被ったとしてもありかなと思います。

とはいえ、かぶらないのが一番いいんだけどね!
被らないようにと考えていてもかぶることがあるのが、世の難しいところでもあります。

他ジャンル・他系統のイベントについては?

例えばコミックマーケットなどといった大きな即売会と同日に開催するというのは、一つの賭けでもあります。基本的にはやらないほうがいいと思います。

が、こういうケースは有効かと思います。

・東京から遠い地方でのオールジャンル開催。想定参加者層は地元の若い人たち。東京まで行くお金のない人だってイベントは楽しみたいんだ!
・その日前後には東京に大半のジャンル人が集まるというのを逆手に取った都内オンリーイベント。この場合、該当ジャンルと大イベントのジャンル割当日が違っていることが必須条件です。あと、開催時刻を午後から夜までくらいにずらせると、特に一般参加者がはしごしやすいよね。
・地元の祭りにかこつけた聖地巡礼系オンリーイベント。大イベントであっても聖地巡礼が盛んなジャンルならどちらに人が集まるか。場所にもよるとは思いますが。

「ハンデがあるかもしれないよ」「予想通りに集まらないかもしれないよ」とわかった上でやるのは全く問題ありません。「東京のイベントに行かない人を集めたいんだ!」という目的なら、全然問題ないのです。勇気がいるかもしれないけどね。
……たまにそのへんわかってなくて叩く自称評論家もいますが、そういうのは無視して良いの。

悲惨なのは、そういうのを知らずに開催して、集まらなくて、理由もわからなくてとか。理由がわかったときに、相手のせいにすることだと思うので。

もしかぶっちゃったら?

会場を予約(契約)して、さあ告知しようと準備しているさなかに他の人が同系統のイベントを告知してしまった!というのはとてもよくある話です。

基本的に、日程を告知した以上、誰かはそこに予定を入れてしまっている可能性があるので、できれば日程をずらしたいよね。お互い不幸ですし。

自分がまだ告知をしていないならば、日程変更もしくは中止という決断もできます。かぶっているけど参加者層にそこまで影響がないと考えるのなら、そのまま強行開催もありかと思います。

……最近はコミックシティさんのプチオンリー同士がかぶるってことがありますが、これについては個人的には「お前ら仲良くしろよ」と思うものの、まだかぶりとしてはありかなあと思います。

とりあえず、判明した時点で、相手の主催さんに連絡をとってみたほうがいいでしょう。主催同士の話し合いでなんとかなるケースもいくつか知っています。なんともならないケースもいくつか知っているけど。

……ちなみに、これを書いている中の人も、自分のイベントとコミックライブ系プチオンリーが一部かぶるという憂き目が現時点で起きております。これについては、プチオンリーの主催さんに非はありません。私に非があるかと言われると微妙なんだけど、例年この日程だから1日ずれるだろうと思ってたからなあ。そういう意味では、何年やっても日程かぶりというのは発生してしまうものです。

安易に中止宣言もよくないのですが、覚悟は必要だと思います。

ここからは引き返せません

……いや、中止宣言をするのは勝手ですけどね。

日程を決め、会場を抑えました。まだコアスタッフにしか話していない段階では、中止宣言できます。やりたかったけど無理っぽかったーアハハですみます(告知前ならね。あんまり良くないんだけど)。
しかし、告知を開始したあとに中止宣言をするのは、非常にハードルが上がります。中止することで批判を一身に受けなければならないという意味において。

理由が主催責任であれ、別の理由(例えば黒バスの時のような悪意の脅迫状などのようなもの)であれ、中止した主催というレッテルを貼られてしまいます。これは事実なので受け入れるしかありません。
そして、待っているのは謝罪と誠意という名の返金対応です。

怖いと思った?
そういう時は、やる前に誰か詳しい人に相談しとくといいでしょう。それだけで、不安が一気に解消されるかもしれません。

……誰が信用できるかわからない、というケースもあるかと思います。

ひとつ言えるのは、絶対一人でやらないで。
誰か、手伝ってくれる人探してからでも遅くないよ?

ってことです。

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というわけで、今回はここまでです。

ようやくイベント告知が始まりますが、実はここからは結構ルーチンワークだったりします。次回以降はいろんなやり方があるよというのを含めてごちゃごちゃと書いていく予定です。

次回は「告知あれこれ」の予定です。ではまったね~。




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