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旅するプロ資格マニア

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プロ資格マニア(ライター、セミナー講師、コンサルタント)の河野陽炎は、よく旅をします。願書提出のため、受験のため、ホテルにこもって勉強するため、と理由はさまざま。資格マニアの皆さ… もっと読む
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#ライフスタイル

プロ資格マニアの手帳の使い方

生徒さんからよく聞かれるので、手帳の使い方を紹介します。 手帳はグリーティングライフのモーメントプランナーを使っています。 未来の予定の管理はマンスリーページ 日々の記録はウィークリーページ で行うと決めています。 ウィークリーページの隣の白いページを3つに分けて A:日々の作業や勉強内容 B:みた映画、買ったもの、時事ネタ、雑学など C:考え、反省 をそれぞれ書いています。 スケジュール欄には、どの作業にどのくらい時間がかかったか分かるように、矢印で記録します。作業

ある休日 プロ資格マニアの24時間の過ごし方

プロ資格マニアの私は、休日を「誰かの都合に合わせなくてもよい日」と考えています。自分で自由に時間を使える休日、プロ資格マニアがどう過ごしているかを紹介します。 5:00 起床何時に起きると決めているわけではありませんが、このくらいの時間には目が覚めます。洗顔、拭き掃除、骨盤のゆがみをなおすエクササイズなどを行い、大きな音が出ること(掃除機をかける、庭仕事など)は避けます。 6:00 有酸素運動エアロバイクをこぎながら、ニュースを読む、本を読む、好きな動画を見るなどをします

一患者の闘病記にも何かの意味があるかもしれない

耳鼻科の先生のアドバイスもあって、メニエール病の手術や治療のこと、闘病記をWEBで公開してきた。 一患者の記録に何の意味があるのかなと思ったり、トラブルがあって閉鎖したいと思ったこともある。 でも、私自身が顔面神経麻痺になったとき、他の患者さんの闘病の様子を知っていたことが、私の心をとても落ち着かせてくれた。不便ではあったけれど、過剰に心配をすることなく過ごせた。 このことをきっかけに、一患者の記録にも何かの意味があると考えることができた。 これは仕事や趣味などいろ

「今日が人生最後の日だったら」と考えてすごした大型連休

大型連休の少し前に「人生最後の日、私はどう過ごしたいか」と考えました。 「家の掃除をし、不用品を処分する手配をして、人生で出会った人たちへ、感謝の手紙を書いて過ごしたい」 という答えが1つ出ました。 そして 「そのような人生最後の日を迎えるために、今日はどう過ごせばいいか」 「もし、今取り組んでいることの最中に、人生が終わったとして『あぁこれでよかったんだ』と思えるかどうか」 を考えながら過ごすことを、大型連休中のテーマにしようと思いました。 4月29日から5月7日までに

課題を積み残さないように生きていく

人間が生まれてくるのは、この世でしかできない修行をして心を磨くためだと思っている。修行といっても、聖職者がするような特別な何かじゃなくていい、たとえば日常生活で感じる悩みや苦しみを解決すること、人や自分を許すこと、そして人に親切や愛を届けることなども、この世でしかできない修行だろう。 私には、10年くらい前に、少し心が傷つくようなことがあった。客観的に見れば「少し」のことだし、それよりひどいことなんて、私の人生にも世間にもたくさんあった。それなのに、10年前のそのことを、ず

人と関わりたい人も、関わりたくない・関わる余裕がない人も、受け入れてくれる街があれば

自分の住む街やコミュニティについて、初めて深く考えたのは、私が祖母の介護を終えた時期のことだ。腰を痛めてから活動範囲が極端に狭くなり、物忘れも多くなった祖母と、ライターとして在宅仕事をしていた私の暮らしは、その時点では決して嫌いではなかった。 それは「周囲の人からどのように見られているのか?」を意識せず、「祖母と自分さえ平和だったらそれでよい」という日々だったからだと、介護を終えてから気付いた。 謎の生活を送る私に投げかけられる言葉祖母の介護を終えても自宅で過ごし、通院や

「ソウル・サーファー」 #人生を変えた1冊

人生の地図を大きく変えてくれた本は何冊かあるけれど、そのなかから1冊を選ぶとしたらベサニー・ハミルトンさんの「ソウル・サーファー」を挙げたい。 ベサニー・ハミルトンさんがハワイで生まれ育ち、シャーク・アタックを受けてからコンペティションに復帰するまでの流れがつづられた本だ。 この本の影響を受けて変わったことが3つある。 1つめ:ヨットに乗るようになったそもそも私は、ベサニーさんの親友として知られるアラナ・ブランチャードさんの動画をYouTubeで偶然見たことから、海外の

なぜカンニングはいけないのか?

学生・生徒時代も含めて様々な試験を受けてきて、カンニングに関する話題に触れることもあった。 今、もしも「なぜカンニングはいけないのか?」の答えを求められたら、次のように私は答える。 「いけない」を倫理や正義の問題ではなく、ルールの問題だと考えるとわかりやすい。たとえば資料の持ち込み、試験中の資料の確認などを認めている試験もあるし、集団面接やグループディスカッションの様子を評価する試験もある。試験中に資料を確認することが「倫理や正義の観点からいけないこと」なのであれば、どの

「勉強が好き」の言葉が普通に受け止めてもらえる環境になって欲しい

私が中学校や高校に通っていた時期は学習指導要領がゆとり方向にシフトする直前で、「勉強ばかりの生活はよくない」「詰め込み教育、スパルタ教育はよくない」など言われていた時期だった。 学業成績だけで生徒の全てを評価するのはよくない。部活や体育、美術など、それぞれの生徒に得意な分野があっていい。 あるいは、勉強以外の常識(家事とか挨拶をするとか)がまったくできてなくて、それを「成績がいいから、別に構わない」と言うようになれば、おかしなことだ。 それは分かる。しかし、ただ勉強が好

完璧な対応ができなかった、その事実が尾を引いてしまったときに

親や友達に言われた一言を、自分はずっと気にしていて、その後の人間関係に影響するような重大事と考えているが、親や友達は忘れている。これは実際によくあることだ。 自分だって、誰かに言ったことをすべて覚えているわけじゃないから、何か人の心に大きな波を起こしておいて、忘れていることがあるかもしれない。 人間は常に完璧な対応ができるわけじゃない。 ただ、完璧でない対応をしたり、されたりしたことが、後に尾を引いてしまったとき、その事実に向かい合い最善を尽くすか、それとも「憶えてない

思い癖に気づけたら 【プロ資格マニアの日常】

汚れたハガキを受け取ったり、贈り物に文句を言われたり、そのほか失礼なことをされたり、そういうとき「私は嫌われているのだ、だからこういうことをされたのだ」と受け止めてしまう癖が、私にはある。 本当にそういう場合もあるだろうけれど、第三者から 「確かに相手の態度はよくない。でも、『嫌いだから』というのではないと思う」 というアドバイスを受けたことも、何度かあった。 「仲がいいから、このくらいは許してもらえると思ったんじゃない?」 「話の全体を聞いていると、嫌いだからというより

本業を続けながら他の仕事・副業に挑戦してよかったと思うこと 【プロ資格マニアの軌跡】

私は、文章を書く仕事を続けていくつもりで、他の仕事に挑戦しようという明確な意志はありませんでした。数年前、セミナー講師の依頼が初めて来たときも「あくまで1度か2度のつもりで」「文章を書く仕事に活かせるかもしれないから」というスタンスで挑戦しました。コンサルティングやネットショップの運営も同じです。 今では、執筆とコンサルティングの収入の割合が拮抗しつつあるほどになっています。そして「複数の仕事を持つことで、ある仕事でえた知見を他の仕事にも活かせる」というメリットも実感しつつ

勉強好きな子どもにするには

勉強好きな子どもにするために、国語や算数や理科などの知識、解法を教えるだけでは、意味がない。 自主的に疑問を見つけ、それを解決する楽しさ、そのために学校の勉強がどう役立つかを体験させるのがよさそう。 すると放っておいても勉強するようになる、と自分を振り返って思う。 日常生活には「なぜこうなるの?」「どうしてこういう決まりが生まれたの?」「いつからここにあるの?」と疑問に思えることがたくさんある。 そして、周囲の大人がなんでも知っているわけではない。だから自分で解決しよ

プロ資格マニアが資格取得した理由を資格ごとに紹介

自分でも忘れてしまったものもあるので、思い出せるものを書いておく。 一級小型船舶操縦士ディンギーヨットのイベントを取材する機会があり、自分もディンギーに乗りたいと思うようになった。でも、先輩からは痩せすぎで無理だと忠告された。せめてと思ってボートに乗れる免許を取った。 ディンギーヨットも結局は乗れたのだけどね。 狩猟免許(わな猟)……失効自宅敷地内にアライグマが入ってきたことが2度あり、親や叔父に相談したが「自分で狩猟免許取れや」と一蹴された。 情報処理技術者試験20