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なんとも怖い夢を見た。(これが私の組織に対するイメージなのか…?)

最近、眠りが浅いのかよく夢を見ます。たいていは些細な内容であり、そのほとんどを忘れてしまうのですが、今回見た夢は、なんとも後味の悪い怖い夢であり、記憶にハッキリと残ってしまっています。

そのシーンは職場のシーンでした。

行われていようとしていたのは、まさにリストラ。それも、命を伴うリストラ・・

トップ方針として、うちも人を選別せざるを得なくなった、といった旨の宣言がなされ、一人ひとり名前を呼ばれ、不要と判断された者はその場でその命を奪われるという・・

もう少し詳細に書こうかと思いましたが、あまりにも悍ましいのでやめにします。

私は、名前を呼ばれるのを待っており、最終的には命を奪われることからは免れたのですが、その間、いろんな思いが頭を駆け巡りました。

“ここで自分の人生は終わってしまうのか。”

“とは言え、組織に迎合してこなかった自分の判断に悔いはない。”

“ほとんどの人が、この惨い仕打ちにも関わらず逃げ出そうともしないのは何故だろうか。それは逃げ出した瞬間に命を奪われることを知っているからであろうか。”

“ある一定の人、特に一定の役職層の人は余裕の表情で順番を待っている。それはきっとその人はすでに裏で会社とは取引が成立しており、残されることが確定しているからなんだろう。”

などなど…。

これが、私が潜在的に抱いている今の組織に対するイメージなのでしょうか。

逃げたくても逃げられない。

命を奪われる危険性がある中で、それでも同じ場所で働き続けるしかない八方塞がりの状態。

これはもはや職場ではなくて、強制労働所ですね。

以前、あるベンチャーの社長から、「会社はある意味生命維持装置だ」、と仰っていたのを思い出しました。

抱えている生命を維持できなくなりつつある今、つまりは終身雇用が維持できなくなった今、不要と判断される てしまった生命から、順次切り捨てられていく酷い世の中になってしまうのでしょうか。

こんなダークな夢を見てしまうのは、今の自分の置かれている状況に加え、昨年にフランクルの「夜の霧」を読んだ影響もあるかもしれません。

希望を失わずに生き続けるか、それとも自分の人生はあきらめて、共同体の中の歯車の一つとして埋め込まれてしまうのか。

それを選択するのは自分自身なのですね。

今は我慢の時なんだろうなぁ・・。


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