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目の前の仕事を大切にできているか

今の仕事があなたをつくっていることをどれだけ自覚できるだろうか。未来に意識が行きやすい人は、もっと良い仕事、もっと自分に合った仕事はないだろうかと思うことでしょう。

たしかに、その視点も大切ですが、足元の仕事をどれだけ大切にできるか、その仕事をどれだけ将来に繋げられるかが大切です。目の前の仕事が消化試合的に行われているようでは、今費やしている貴重な時間が将来に繋がることはほとんどないと言えるでしょう。

ただ、なかなか今前の前にある仕事が将来に繋がらないと感じる場合もあると思います。例えば、苦手意識のあるエクセルの集計業務から逃れたい場合、それを放置してできないままにしておくと、将来、メンバーに集計業務を頼む際に仕事の指示出しがままならないことが起こり得ます。

ですから、今目の前の仕事を将来に渡ってどのように価値を生み出すかを考えながら仕事をすることです。一方で、今の仕事を大切にできていいない場合、将来の設計図があまり見えていない可能性があります。将来の方向性が決まると今の目の前の仕事の意味が分かりやすくなるでしょう。

 そして、今の仕事をもう少し俯瞰して、「今の私※は、どんな成長課題と向き合おうとしているか」を考えてみてください。先ほどの例であれば、苦手なものを克服しつつも人に上手く任せてチームのリーダーとしての成長課題と向き合おうとしているのかもしれません。どの段階の人でも目の前の仕事を俯瞰して見ることで、仕事に対する新たな見え方ができ、目の前の仕事を大切にできるようになっていきます。

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