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とりあえず『SAY YES』

U-NEXTでイエスマンを見た。

ストーリー
銀行員のカールは3年前の離婚以来、すべての誘いや依頼に「NO」と言い続け、何もかもうまくいかない日々を送っていた。そんなある日、友人の勧めで自己啓発セミナーに参加した彼は、あらゆることに「YES」と答えるよう誓約させられてしまい…。

ヘッダ画像はamazonより引用しました。


だいぶ前に見たことがあるったので、公開いつだったかなーと思い調べてみると日本公開は2009年3月だった。もう10年前か。

実は社会人生活はこの映画に結構影響を受けている。と言っても、もちろんありとあらゆることに「YES」と答えるようにしていると訳ではなく、視点を変えてみるということについてだけれども。
会社で働いていると、毎日が同じ日々の繰り返しのように感じる時もある。そしてそれが心地よかったり。変わらないということは居心地が良いということでもあるしね。

でもちょっとだけ視点を変えて、普段やらないことや、不意に誘われたことにフットワーク軽く参加してみるだけで、実はちょっと刺激的なことが起きるかもしれない。
ということがこの映画の言いたいことだろうか、と勝手に解釈し、『なんか最近退屈だなー』と感じた時はイエスマンを思い出して、普段やらないことなんかやったりしていた。(他の部署に遊びに行ったり、行きたくもない営業との飲み会に行ったり、フットサルに参加したり)

でよく考えたら、この映画見る前からこういう視点は持っていたような気がする。一番ひどかったので覚えているのは、ネットの記事で見たのか誰かに言われたのか忘れたけど、『たまには通勤の時に逆の電車に乗ってみろ』というやつだ。

2007年くらい、二子玉川から大岡山経由で目黒の会社まで通っていたんだけど、↑のアドバイスを真に受けて逆の電車に乗ってみた。電車ガラガラで乗りやすいなーという感想とともに『あ、そういえば今日は朝一で会議があるんだった』ということに気づいて宮前平で降りて戻った。しかも当時は9時から始業のところ、8時くらいに会社に行っていたので、逆の電車に乗って、宮前平で降りて目黒に行ったところで遅刻せずに会社に着いた。ちょっと会社に着くのが遅れただけど、いつもと変わらない日常だった。

いまだに何の意味があったのか不明だけど、とりあえず逆の電車に乗ったという事実と、そういえば昔フラれた子が住んでいた街が宮前平だった。今考えると、ただ単に宮前平に行く口実が欲しかっただけかもしれない。

意味があるかないかは気にせずに、とりあえずSAY YESの精神はたまに必要かもしれない。

読んでいただきありがとうございます。