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高卒支援会PTAだより 2022年9月号

高卒支援会ご父兄の皆様

PTA会長の川上です。9/27の保護者会は飯田橋とリモートでの開催で、初めて参加の保護者の方々を含めて十数名の保護者の方の参加がありました。

保護者会では、最初に、参加の方々からGood & Newの話をお聞きしますが、今回は10月の大阪でのe-Sports合宿を子供たちが楽しみにしていることや(なんと12名も参加予定とのことで盛況です! 引率いただく竹村理事長はとっても大変かと思いますが、よろしくお願いいたします)、e-Sportsをきっかけに支援会に通えるようになったなどの嬉しい話が多く聞けました。e-Sportsを通じて初めての人ともすぐに話せるようになったり、支援会に通うきっかけにもなったりと、非常に良い取り組みだと感じていますし、大会への出場や勝利することで、更に生徒の楽しみも増え、モチベーションや連帯感の向上、規則正しい生活へもつながっていくのだと思います。
また、生活改善合宿で生活の乱れを正すことができたり、マクドナルドでバイトを頑張っているなどの話をお聞きして、生徒それぞれの段階は違っていても、みんなが少しずつ前進していることが感じられました。

◆9月の活動記録
缶バッチ制作/韓国語講座/傷メイク(専門学校生から指導)、横浜中華街・赤レンガ・カップヌードルミュージアム訪問、自然に囲まれた新宿御苑、過去最多23名の参加があったバーベキューなどの報告がありましたが、各イベントの写真には生徒たちの生き生きとした顔がたくさんあり、楽しみながら様々な経験ができていることは、親としてもうれしく思えます。

◆進路報告
高校3年生のS君、W君から、現在取り組んでいる進路についての報告がありました。
S君は先輩の姿をみて大学進学を考えたり、他の先輩から公務員という道があることを知り、現在は公務員を目指して1年以上も前から頑張っていることを話してくれました。生徒自身はまだまだ経験が少なく自分自身だけで進路を考えることは難しい面もありますが、支援会にて先輩からいろいろな情報や刺激をうけることができるのは非常に良い環境だと思います。
W君は、親元を離れて寮暮らしをしながら、大学進学にむけて頑張っているとのことで、この高いチベーション(気力)を維持して生活していることにびっくりです。
2人とも自立していることが非常の強く感じられましたし、竹村理事長はじめ先生方が、これまでしっかりとサポート頂き、またイベントや寮生活などの支援をしていただいていることが両者の自立への基盤となっているのだと思います。

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◆最後に、今回の進路発表後の質疑で2人からの言葉で記憶に残っているものがありますので記載します。また、私自身もその通りだと感じています。
「不登校の時に、学校に行きたいとは思っていなかったが、将来を考えると社会復帰の必要性は感じつつも、何をすればよいか/きっかけがわからなかったときに、支援会の存在と活動が助けとなった。」
「思春期のときには、親が何をいっても反抗し親のいうことは聞かなかったと思うが、学校や支援会などの第三者が言ってくれることなら聞くことができた。」

以上




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