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【ラムサール出水市へ】


おはようございます☺
昨日は鹿児島県出水市へ。新潟市と共に国内初のラムサール条約湿地自治体認証を受けた場所です。



新潟市は佐潟をはじめとして、白鳥が渡来してきますが、出水市は鶴です。

現在約13,000羽もの鶴がシベリアから越冬しに来ています。
ナベヅルは9,500羽でこれは世界中のナベヅルの約9割にも上るとのこと。



世界中のナベヅルが出水市に集まっていることになります。マナヅルは3,500羽で、世界中のマナヅルの約5割が出水市へ。なぜ出水市にこんなに??との疑問は解消しませんが、江戸時代から薩摩藩が鶴を保護してきた歴史があるようですね。

昨日も関東からも鶴を撮影に来ていました。ここでしか見れない鶴ですからね。

そのような背景の中で出水市では「ラムサール推進室」を経済・観光系の部署の中に作って、観光に特化してラムサールを活用していました。

出水市エコツーリズムという協議会を作って、様々な実施計画を作っていきます。

・ラムサール写真コンテスト
・ツルのまち童話大賞
・ブランドロゴの商標登録
・台湾野鳥の会との連携
・野鳥の観察観光コースの作成

等々。また、タクシーに乗ってツルを見に行くとタクシー代の一部を市が補助するような仕組みもありました。
駅からツルがいるところまで普通のタクシーメーターで行くと4000円くらいかかるところを、片道2000円で行くことができます。



一方で鳥インフルエンザの流行で去年は1,000羽以上のツルが死んでしまったとのこと。養鶏場への心配があるため、入ってくる車は出ていくときに消毒が義務付けられていました。

また、農業の被害を抑えるために、毎朝市の職員が決められた田んぼにツルのエサを撒いているとのこと。

写真や動画の様にツルがものすごく集まっているのはエサを撒いているからなんですね。

新潟市としてもまねできるところがたくさんありました。
また、佐潟も朝夕、白鳥が一斉に飛び立ったり、帰ってくる時間帯があるようです。

まずはその光景を見に行ってみようかなと思います。
朝、白鳥が飛び立つところを見るためには新潟市に泊まらなくては難しいですからね。

同じラムサール仲間として出水市さんとも連携しつつ、いい街を作っていきたいと思います。

本日はここまで。
今日もきっといいことがある。
それでは本日もよろしくお願い致します!!

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