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僕のインド旅⑩【デリー編】 別れのとき、、

▪️ニューデリー駅へ、ついに別れのとき、

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僕たちはニューデリー駅に着きました。

 Tさん、 Eちゃん、Kさんと僕は列車のチケットを確認し、駅のホームへ向かいました。

インドの列車は初めての人には乗り方が難しいからと、僕の列車のホームまで案内してくれて、長い車両から自分の席の車両の見つけ方も教えてくれました。

もう本当に感謝です、

そしてここでお別れというところで、

Tさんが何やら近くのインド人男性と話している。そして僕にこう言ってくれた、

この人も康介君と同じ列車だから、この人と一緒にいて乗りなさいね。」と

僕が乗る列車を間違えないようにと、同じ列車の人を見つけてくれたのだ。

もう本当の自分のお母さんなのかというくらい、心配してくれたし、嬉しかった。

そしていよいよ本当にここで

Tさん、Eちゃん、Kさんとお別れとなった。

まさか今日の朝、チケットオフィスで会った時はこの時間まで一緒に過ごすとは思っていなかった。出会いに感謝しなければならない、

みんなにお礼を言い、またいつかインドのダラムサラーで会いましょうと約束し、別れることになった。

Eちゃんが大人になった時にまた会いたいな、

そして僕は、Tさんが話しかけてくれた男性と列車が来るまで一緒に過ごすこととなった。


◾️ビジャさんと一緒に列車の時間まで待つ

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左が腹痛後で死にそうな僕と、インド人男性。名前はビジャさんというそうで、年齢は26歳とのことだった、職業は「アーミー」と言っていたので、たぶん軍関係の仕事をしているのだろう。彼はデリーには仕事で来ていて、今日の夜行列車で地元の街へ帰るのだそう。

色々とお互いに話したが、僕はいくらタカエさんが紹介してくれた人だからとはいえ、インド人だからと初めはこの人を少し警戒していた。

本当は騙して違う列車に乗せようとしているのではないかと

しかし僕はその考えをした自分が愚かだったとすぐにわかった、彼は本当にものすごく良い人で紳士だった、

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緑のトレーナーを着てるのがビジャさん、売店でお菓子を買ってくれた。

僕がインドは初めだと話すと、

そうか、インドハードで大変だったでしょ。よく頑張ったね。」と売店お菓子を買ってくれた。

僕(インド人でもインドはハードな場所だと感じてるのか、、ビックリ。)

とにかく列車は俺についてこれば乗れるから安心して」とも言ってくれた。

本当に頼もしい、なんてカッコいい人なんだ、、僕は彼の紳士さに感動だった。

今日はここまで、しつこい客引きや、ボッタクリ運転手、騙そうしてくる人などばかりに会ってきたから、インド人はみんなそうなのかと思っていた自分の偏見を見直そうと思った。

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ホームには人が多くなってきた、写真にはいないけどその辺に座り込んでご飯を食べている人や、寝転んでいる人、大量の荷物を持っている人など、本当に色々な人がこのホームにはいた。

自由だなー、、


◾️全然読めない掲示板

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電車の掲示板、終始ヒンドゥー語で読めない



◾️案の定、列車が遅れている

列車がくる30分ほど前になると、ビジャさんが列車が遅れると教えてくれた。彼はインドの列車のアプリを持っていて、それによるとバラナシ行きの列車は2〜3時間ほど遅れてるとのことだった、、

やっぱりか、、

でも僕はインドの列車が遅れるのは日常茶飯事というとこは事前に調べていたので、そんなに驚きはなかった。

それに以前インドの話を聞いた知人は夜行列車を予約していたのに列車がものすごく遅れて朝まで来なくて駅で寝ることになったと言っていたので、それに比べたら2〜3時間で来るならまだ良い方だと思った。

(それにしても本当に2〜3時間で来てくれればいいが、笑)

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列車が遅れてるのいうのに誰1人として怒ってる人はいない、みんなしゃーないなーって感じでそれぞれ自由に過ごしてる。


しばらくすると、僕は少し便意があることに気づいた。

発車時刻までもまだ時間があるし、トイレに行くことにした。

僕はビジャさんに「トイレを探してくる」と言い、

荷物は不安だったのでバックパックは背負ってトイレを探しに行った。



しかしこれが地獄の始まりだった、、





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