僕のインド旅 ①⑤ 【バラナシ編】 客引きたちに囲まれる日
◾️駅の休憩室で体力を回復させ、いざ出陣
バラナシ駅に到着し、
休憩室で30〜40分休んだ僕は、ついに駅の外へいく決心をし、
出口へ向かいました。
先ほどのしつこかった客引きはいなくなっていました。
時刻はたしか、昼の12時〜13時くらいでした。
そして僕は駅の外へ足を踏み出しました。
▪️駅から出て、3秒で客引きに見つかり囲まれる
すると3秒後くらいに、駅前で溜まっていたリキシャの客引きの1人が僕に気づき、
「ヘーーーーイ!!」と大声で話しながら迫ってきます、
(やっぱりか、、僕はその時予想通りの展開すぎて、笑いそうになりながらも気を引き締めます。)
すると周りの客引きたちもその大声で僕に気づき、僕の周りにはあっという間に6〜7人の客引きが集まりました、、
駅前などでは、本当にあっという間にインド人の客引きに囲まれます、、
初めはビックリすると思います。
逃げ場なしです、笑
とりあえず僕は囲まれてしまったので、
その集まった客引きの中で一番安い人のリキシャに乗ろうと決めました。
早速、僕と客引きたちの値切りが始まります、
250ルピー、200ルピー、180ルピー、150ルピー、130ルピー、
(僕のなんとなくの感覚で100ルピー前後でいこうとしてました。)
客引きもなかなかしぶとくて、値段が下がりませんでしたが、
あるとき120ルピーオッケーという客引きがいて、
僕はもうこれ以上交渉するのもめんどくさかったので、その客引きで行くことにしました。
▪️客引き同士で客の取り合いが始まる
僕はやっとリキシャが見つかり、すぐガンジス川の方は向かいたかったのですが、ここで、客引き同士の軽い喧嘩みたいなことが始まります。
「なんで、お前が俺の客を取るんだ、あいつは俺の客だ!」
「お前120ルピーは安すぎだろ!ズルだ!」
的な感じの言い争いが6〜7人の客引き同士の中で行われ、
僕が選んだ客引きの人も周りからの圧で折れそうになってました。
(さすがに、僕はそれを見ていて、決まったんだから勘弁してくれよ、という気持ちになりました、、)
早く行きたかったので、僕も途中で言い争いに仲介し、120ルピーでオッケーしてくれた客引きを周りから離し、リキシャの方へ向かいました。
この彼です。
駅横のリキシャの駐車場へ案内される
そんで引っ張り出す
それにしてもリキシャがいっぱいあります、
やっと乗れました。
駅前の道は人と車の渋滞でした。
その間、僕にどの国出身か、どういうルートでインドを旅してるか、など気さくに話しかけてくれました。
▪️途中で隣に座ってくるおじさん
しばらくするとそのどさくさに紛れて、隣に知らないインド人男性が急に乗ってきます。
(え、、、誰〜、、、怖いんだけど、、ってなりました、
というかリアルにビックリしました。)
おそらくこの運転手と顔見知りで乗ってきました。
強制的におっさんと相乗りになりました、、
▪️牛様降臨
渋滞を抜け、しばらく進むと、
牛!!! ついに見れました
しかもめっちゃスピード出てるリキシャのすぐ横を
轢きそうでした、、、
そのあとも牛、、
普通に道路に寝てます。
牛、、
見てると車とかに轢かれないかヒヤヒヤします。、
バイク、、
みたいな感じで目まぐしい景色が広がります。
めちゃめちゃぶつかりそうでギリギリの幅で運転している感じです、、
乗っているこっちはぶつからないかヒヤヒヤしまくりでした、それくらい刺激が強い!めちゃくちゃ!
写真じゃ全然伝わらないですが、、、、
それにしても牛さんは、自由に行きているとはいえ、こんな車やバイクが多く、空気も悪く、ゴミも結構落ちてる、クラクションもめちゃめちゃうるさい環境で暮らしていて、逆に大変なのではと感じました。
僕だったら間違えなく寿命が縮んでしまうと思います。
それくらい心休まらない、忙しさがありました。
デリーと少し似ている感じ。
インド、色んな意味でハードすぎます。
▪️ガンジス川の近くのベンガリートラという通りでリキシャから降ろされる
ガンジス川の近くにはベンガリートラという通りがあり、そこは今よりもっと人と車の密度がすごく入れないそうで、
ここで降りてくれと言われました。
僕はここで降ります。
すると運転手「すごい大変な道を運転したから、120ルピーじゃなくて140ルピーでいい?」
お決まりの最後にチップを要求してくる運転手でした。
でもたしかにかなりハードな運転コースだったので、僕は5ルピーチップで125ルピーをあげました。
(この辺は完全に自己満足で、良いと思ったらあげます。もちろん全員ではないです)
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