僕のインド旅①③ 【夜行列車編】 夜行列車の朝、お腹の心配大な日
■朝の目覚め(列車内)
僕は朝の9時くらいに、目が覚めました。
意外にも夜行列車は、疲れもあったのか快適に眠れました。
お腹の調子も昨日よりは良くなっていました。
これがベッドから撮影した写真
反対側から撮影した写真
昨日はあまり気になりませんでしたが、ベッドは狭いです、、特に上が、、
起きたらすぐ天井だったので、すこし、閉所恐怖症のような感覚を覚えました。
狭いところに閉じ込められた感じがします。
僕はレンタルしていたWIFIルーターを起動させ、グーグルマップ現在地を確認しました。
まだバラナシまではあと2〜3時間ほどの距離といった感じでした。
横を見ると、ビジャさんもまだ寝ていました。
僕もまた二度寝することにしました。
そして次に目が覚めた時、時間は1時間半ほど経っていました。
横を見るとさっきまで寝ていたビジャさんはもう起きていて、荷物をまとめています。
■ビジャさんと本当の別れ
そして僕に気づくと、「good morning」と挨拶をし、
「もう次の駅で降りる」と教えてくれました。
彼の地元は、バラナシより1時間ほど手前にある小さな街でした。(名前は忘れてしまいました)
僕は急に寂しくなりました、
昨日から今までの駅と列車だけの時間だったけど、その間にビジャさんにはめちゃめちゃ助けてもらっていたからです。
そしてしばらくすると列車は駅に停車しました。
ビジャさんは降りるそうなので、ここで今までのお礼をし、これからのお互いの健闘を称えました!
そしてそれが終わるとビジャさんは他にも降りる多くの人たちと一緒に降りて行ってしまいました。
ビジャさんありがとう!! 出会いに感謝
そして僕はついに1人になってしまった、、
今までは人に助けてもらい、ここまで来たけど、ここから自分の力で行かなくてはいけない
だけど、僕の気持ちはやってやろうという気持ちでした、
■ここからは一人で
僕の席のから撮った下の段の席の写真
僕の近くの人はほとんど降りて行ってしまい、このおばさんとあともう1人、下にいるだけになりました。
他の席も撮りました。
途中で何駅かに停車し、その度に人が降りていくので、人数は減っていきます。 でも残った人たちは各々で自由に過ごしています。
■チャイの話
ちょっと話が変わり、インドのチャイの話をします。
時々、列車の中をチャイ売りの人がきて、
「チャ〜〜イ、チャ〜〜イ」と大声で叫んびながら、通りすぎて行きました。
とてもシンプルな売り方だなと思いつつ、耳にはうるさいです、、笑笑
この時はチャイ飲んでいなかったのですが、
インドのチャイ、めちゃめちゃ美味しいです!
(後に撮った写真)1人で飲んでも
知らないインド人と飲んでも
同じ日本人ゲストハウスの人と飲んでも
イケメンバックパッカーの方に奢ってもらっても
列車の席が隣になった人に奢ってもらっても
リキシャの運転手に安い店でお願いって言ったら、勝手に高級なところ連れて行かれて飲んでも
またまた1人で飲んでも
美味しかったです!!
ちょっとクセのあるミルクティーって感じで、スパイシーな感じもしますが慣れると本当に美味しいです!
あと、とにかく安い、一杯10円とか、、1日に何度でも飲めます!
リアルに僕がインドで一番ハマったものはチャイだと思います!
衛生面は少し気になりますが。
余談でしたが、話を戻します。
■現在地は常に自分で確認、駅のアナウンスもなければ、今自分がどこにいるのかもわからないから
僕はグーグルマップで現在地を確認しながら、バラナシに着いてからのどうしようか考えていました。
グーグルマップって本当に正確ですごいなーって思います。
それはともかくまずは宿を取ってなかったので、宿を探すことにしました。
booking.comやアゴダで調べますが、海外で宿を取ったことがなく、イマイチ不安だったので、駅についてからゆっくり考えることにしました。
バラナシが近くなってきたので、僕はベッドを降り、ドアの近くの方に向かうことにしました。
列車の窓を見ると、インドの田舎の街の風景が広がっています。
デリーの時ような、喧騒はないです。
こういう風景を見ていると、自分はたぶんこの街に一生来ることはないんだろうなーって思うけど、ここの街で生活してる人はどんな生活をしているのか気になります。
しばらく窓を見ていると、近くにいたインドの人たちが話しかけてきます。
「どこから来たのか」
「これからどこへ行くのか」
「俺のところの街にも遊びに来てくれ」
「日本はどんなところなのか」とか
色々フレンドリーに話してくれました。
やっぱりインド人本当は、優しくて気さくな人は多いんだなー!ってつくづく感じます。
昨日までは、ボッタクリの客引きやしつこいお店の人とばかり話していたけど、
普通のローカルの人たちは全然違います、ビジャさんのように優しいです、客引きの人たちもお金が絡んでいなければ、本当はきっと優しんだろうなって思います。
そんなこんなで駅が近くなります、
僕は正直この時、めちゃめちゃワクワクしていました、
ついにバラナシの地に足を踏み入れられる!と
列車が停車するまで、期待と不安の両方を抱きながら待っていました。
そして列車はバラナシ駅のホームに入り、ゆっくりと停車の準備に入っている時、
僕は横から誰かの視線を感じました、、
横を見ると、1人のインド人男性がこちらをガン見していました。
なんで、そんなに見ているんだろうと不思議に思っていると
そのインド人男性は、僕に真顔のまま、
「Be Carefulー」と 僕に言ってきて、
まだゆっくりと動いている列車から駅のホームへ降りて行ってしまいました。
僕はその時、なんでこの人は僕にこんなことを言ってきたのか、わかりませんでした。 そして今も分かってないですが、
おそらく彼は「騙されないで頑張れよ」と思っていていた気がします。
ギョロッとした目で真顔のまま言ってきたので、少し怖かったですが、
とにかくどちらにせよ、その言葉を言われて僕は気を引き締め直しました。
たぶん彼の目には僕がまだ旅に慣れてない人に見えたのだと思います。
そしてついに列車はバラナシ駅に停車しました。
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