僕のインド旅①④【夜行列車編】 バラナシ駅到着、さっそく客引き
◾️バラナシ駅に到着
降りていく乗客と共に僕も列車から降りました。
(ネットから拾ってきた写真)バイオハザードの世界観
景色はまさにこんな感じ。 犬もホームに寝っ転がっていました。
◾️現在地が分からない列車
インドの列車は停車の合図も出発の合図もなく、
勝手に止まり、勝手に発車していくのでグズグズはしてられないです。
自分で現在地を確認して間違えないように降りなければならない。
駅にはもちろん「バラナシ駅」という看板も立ってなかったので、
グーグルマップで現在地を見ないと、ここが本当にバラナシ駅なのかわからなかったです。
でもグーグルマップを見る限り、
僕はどうやらバラナシ駅に着けたようでした。
嬉しかったです!
僕は降りてから、他の人々の流れに沿って出口に向かって歩き始めました。
▪️駅構内で観光客を待ち伏せしているタクシーの客引き
そうして駅のホームを歩いていると
2〜3人くらいの男たちの前を通りすぎました。
するとそのうちの1人が僕に気づき、後ろからついてくるのが分かりました。
そして僕に「ヘーーーイ、where you go?」と話しかけてきます。
(早速、客引きかーー、、泣)
僕は列車から降りて早々に、客引きから声をかけられました。
しかも駅のホームの中で、、
(そうか、インドは駅には改札がないから誰でも中に入れるんだった、、)
完全に駅のホームで待ち伏せしていた客引きでした。
◾️ガンジス川は駅から遠い
バラナシ駅で降りる観光客のほとんどはタクシーかリキシャでガンジス川へ向かうので、その客引きのようです。
(駅からガンジス川まではけっこう離れているので、徒歩ではきついです。2〜3キロほどある)
どっちにしろ、ガンジス川まではタクシーかリキシャで行かなければならなかったのですが、
僕はまず、この先の宿を決めないといけないのと、昨日がだいぶハードだったため疲れもあり、少し休みたかったので、
「NO TAXI」と断りました。
◾️ものすごくしつこいタクシーの客引き
しかしその客引きの男はめちゃめちゃしつこくて、
ずっとついてきます。
駅のホームは長くてかなり歩いてますが、
その客引きは100メートルくらい歩いてもずっと僕についてきます。
僕が少し疲れてて、休みたいから今はダメだと伝えても、
その客引きは「ノープロブレム、ノープロブレム」と言い、
強引に連れていこうとしてきます。
僕の都合などはお構いなしで、何がなんでも連れていこうとしています。
僕はその客引きの高圧的で強引な態度にだんだん、腹が立ってきました。
そして絶対こいつのには乗らないと決めました。
でもとにかくその客引きはずっと僕の隣にいて、何か喋っていて離れないので、僕は途中で駅のホームにあった売店により、スポンジケーキのお菓子を買いました。
それでもまだ僕を待っていて、離れようとしません。(さすがにしつこすぎて呆れてきました、、ここはまだ駅のホームの中での出来事です、、)
そのまま僕と客引きは駅の外の方へ一緒に歩いていました。
でも僕はそのとき、駅の外にはもっとたくさんの客引きがいる予感がしました。
それにこの隣にずっといる客引きと一緒に外へ出て出たらそのままタクシーまで連れていかれそうだったので、
僕は「トイレに行ってくる」と言い、一時的にその客引きから離れることができました。
◾️とりあえずタクシーの客引きをまく
トイレは駅の二階のところにあると書いてあったので、階段を登りました。
するとその客引きは、
「下で待ってるから」というようなことを言い、その場で待機していました。
僕はやっとその客引きと離れられて嬉しかったです。
あとはどうやって客引きを巻こうか考えました。
▪️駅の中に休憩室発見
二階へ上がり、とりあえずトイレへ向かいました。
するとそのトイレの通路の先に休憩室のような看板があるのが目に入りました。
客引きとも離れたかったし、少し休憩もしながら宿を探したかったので、そこはちょうど良いと思い向かいました。
(ここがその休憩室、そして先ほど買ったケーキのお菓子→これがかなり美味かったので、この後のインド旅ではよく食べてました。40ルピーほど、あとパッケージされているものならお腹を壊さないと思ったので、笑)
あの客引きをなんとか巻けました。
奥にはシャワー室がありました。僕の他にはあと3、4人のインド人の方が先にいました。
部屋はとても広かったです。
やっと少し落ち着けそうです。
ハアー、、、
二階の休憩室の窓からは駅の外の景色が見えました。
リキシャがたくさん止まっているので、その辺にいる人たちはみんなリキシャの客引きの人だと思います。
駅の外に出るのを考えただけで、またハードになりそうな予感がしました、、笑笑
(とりあえず、まずは宿を探そうと決めました。)
◾️日本人ゲストハウスを探す
ガイドブックの地球の歩き方を見ていると、
バラナシには、サンタナとルドラ
という2つの日本人ゲストハウスがあり、日本語での対応ができることが分かりました。
僕は、こんな過酷な環境の場所に日本人宿があることが信じられませんでしたが、あるならそこへ行こうと思いました!
結局悩んだ結果、ルドラの方が少し安かったのと場所もガンジス川の近くでロケーションが良く、ホットシャワーも出ると買いてあったので、ルドラに決め、さっそく書いてある電話番号に電話しました。
(日本では当たり前のホットシャワーも、インドの安いゲストハウスでは水しか出ないところも多かった。)
電話すると出たのは男性の声で、最初英語でしたが、僕が日本人だとわかると、日本語で話してくれました。
この瞬間、ものすごく安心しました、、笑
おそらくインド人の方だと思う発音でしたが、全然日本語で言っていることも分かりました。
部屋も空いているとのことだったので、予約しました。
▪️部屋をドミトリーにするか、シングルにするか
この時、僕はゲストハウスでは部屋の種類がドミトリーとシングルの2種類あることを初めて知りました。
値段は集団部屋のドミトリーの方が断然安かったですが、僕は昨日から人が多い場所ばかりにいて、久しぶりに一人のプライベートな空間も欲しかったので、ちょっと高いシングルの部屋にしました。
(高いといっても、シングルは1泊1000円
ドミトリーは一泊 300円ほど)
ドミトリーはとにかく安かった、、
ここのルドラゲストハウスはまず宿代がめちゃくちゃ安いし、滞在していた人も日本人ばかりだし、安心だしで最高でした。
そうして僕は宿が決まったので、ひと安心し、あとは宿までできるだけ安いリキシャを捕まえて向かうだけとなった。
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