僕のインド旅 ⑥【デリー編】 素晴らしい出会い、そして列車のチケットを買う
■外国人チケットオフィス到着
これはネットから拾ってきた写真ですが、まさにこれと同じでした。
僕が行った時は中には販売スタッフのおばちゃんが1人だけいて、僕の先にすでに男女の欧米人バックパッカーが2人とそれとは別にお母さんと女の子の2人が先に座っていたと思います。
僕は順番を待つためベンチに座り、欧米人バックパッカーの人たちが終わると、次に順番を待っている人はいないようだったので、チケットカウンターのおばちゃんのところへ行きました。
■行きたい町のチケットを買う
僕の当初のプランでは
デリー → アグラ(タージマハル) → バラナシ(ガンジス川)
の順番で周りたかったので、
①デリーからアグラ行きのチケットと
②アグラからバラナシ行きのチケットの2つを買う予定でした。
これがその位置関係です、
そのことを僕のつたない英語でおばちゃんに説明しました。
■受付のおばちゃんが何言ってるかわからない
しかしそれに対しておばちゃんが何か言っています。
けっこう英語が早いのと少しインド訛りが入っていて、ほとんど理解できませんでした。
たぶんおばちゃんは
「それはできないけど、〜〜〜はできるよ」みたいなことを言っています。
僕が以前ネットで調べた時にこのルートで周っている人はけっこういたので、その列車がないはずはないと思っていました。
試しに何度もデリー→アグラ→バラナシのルートのチケットがないか聞きましたが、
同じで何度もそれはできないけど、〜〜〜ならいける、みたいなことを言っています。
僕は〜〜〜の部分が聞き取りたいのに、そこが分かりませんでした。
英語のテストには少し自信はあったけど、それはテストの話であって、やはり会話となると全然まだまだだなと痛感させられました。
この先大丈夫かなー、不安になります
■日本人の方が後ろから助けてくれる
すると後ろから
「日本人の方ですか?」という女性の声がしました。
振り返ると、さっきからベンチに座っていたお母さんと女の子の2人組でした。
少し話すと、驚くことに彼女たちは日本人で、なんと現在インドに住んでいるとのことでした。
Tさんとその子供のEちゃんです、
僕はそれを聞いた時、神様が来た!という気持ちになりました。
さっきまでほとんどインド人しかいなかったこの地でまさか日本人に会えるなんて
僕がチケットオフィスのおばちゃんと話していた話も後ろで聞いていたらしく、助けてくれたのです。
Tさんによると、そのチケットオフィスのおばちゃんは
「デリー→アグラ行きはある、
デリー → バラナシ行きもある、
でもアグラ→バラナシ行きの列車はない、
だからそのルートで回りたいなら、
デリー→アグラで行き、またアグラ→デリーまで戻ってバラナシに行くか、
アグラは諦めて、デリー→バラナシで直接行ってしまった方がいいよ」とのことだった。
なるほどーー!! わかった瞬間、僕は感動してしまいました笑
考えましたが、デリーからアグラまで行ってまた帰ってきてバラナシまで行くルートは効率が悪いと思ったので、アグラは諦めてバラナシに直接いく列車に決めました。
それにしてもまさかインドで一番行きたい場所だったバラナシにもう行けてしまうなんて、、
しかも列車のチケットは今日の夜行も空いているとのことでした、
僕は事前の情報で夜行列車は予約が埋まりやすく、何日か先まで空いていないと思っていたので、これにも驚きました。
でも今日空いてるなら、もう今日行きたいと思ったので、そのチケットを買いました!
全てTさんとEちゃんのおかげである、
これがその時の申し込み書です、
列車の席のクラスはバックパッカーに人気の中級にして、ベットの位置はUPPERと呼ばれている上の段にしました。その方が列車で盗難などにあう可能性が減るからです。
タカエさんに今後一人で列車の申し込みをするときに迷わないように写真を撮っておきなさいと言われて撮りました。
インドの列車の予約方法はどこも同じのようです、
本当にありがとうございます、、
TさんとEちゃんは、もう一人日本人のおじいちゃんであるKさんという方と3人でいるそうでした。チケットオフィス内をよく見渡すと一人日本人の男の人が座っていて、その方がKさんでした。
右からTさん、Eちゃん、僕である
右からEちゃん、Kさん、僕である
彼らも今日の夜の夜行列車で次の街へ行くとのことでした。
僕も今日の夜行なのでそれまで時間がある。
すると、Tさんが「もしよかったら夜行の時間まで、一緒にデリーを観光しない?」と誘ってくれました。
僕はその言葉がとても嬉しかった、
しかし僕は彼らには彼らの時間もあるだろうに、自分がいては申し訳ないという気持ちと、
今回は1人旅だから1人で散策してみたい気持ちもあったので少し迷いはありました。
とても自分勝手な考えだが、、
でも今日のバラナシまでの夜行列車を予約できたのは、紛れもなくTさんたちのおかげだった。
その方から誘っていただいているのだから断る理由なんてなかった。
本当にありがたいです。
僕は今日の夜までTさん、Eちゃん、Kさんと一緒にデリーを回らせていただくことにしました。
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