見出し画像

2023年もありがとうございました

こんにちは。髙橋こうたです。

皆さま、今年一年お世話になりました。

2023年は4月の京都展示(KYOTOGRAPHIE)をはじめ、国内外で作品公開の機会に恵まれ、ブック作品も世界20ヵ国を巡回展示したりと、実り多き一年となりました。できれば私も一緒に世界を回りたかった…。

また印象的な出来事として、音楽家の坂本龍一さんがこの世を去ったのが偶然にも私の誕生日で、その時に「Ars longa, vita brevis.|芸術は長く、人生は短し」という一節に出会いました。これは坂本さんが好きだった一節で、"人生は短いが、優れた芸術作品は永遠に生き続ける” ということを考えた時、ふと友人の冒険家・阿部雅龍の言葉を思い出しました。

彼は「100年前の探検家・白瀬矗が果たせなかった夢を自分が成し遂げることで、人の意志は受け継がれることを証明したい」と語っており、人間の夢や意志も時代を越えて生き続けるのだと感じたからです。ちょうど今年8月20日に阿部との対談イベントがあり、それについて語る予定が、その前日「脳腫瘍が見つかり緊急入院」という知らせを受けました。

その知らせを受けた時、私は東京の 72Gallery という場所にいました。奇しくも来月1月28日から私が個展をする場所です。実は偶然のつながりはそれだけでなく、まだ話の続きがあるのですが、それは展示会場で語りたいと思います。

今年は改めて命の尊さを学んだ年でした。日頃から「いつか」なんて来ない、即行動を意識していますが、自分も含め 人はいつこの世を去るかわかりません。まずは来年1月28日の出版&個展に向けて全力でがんばります。

それでは、素敵な年越しを。

髙橋こうた


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?