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苦境に陥るペルー開催の南米選手権、代表辞退馬が続出

 4月14日、ペルーのモンテリーコ競馬場で『競馬の南米選手権』GⅠラティーノアメリカーノ(ダ2000m - 3歳以上)が開催される。

 2023年のアルゼンチン開催をもって、ロンジンが南米選手権のメインスポンサーを降りることになった。南米選手権は賞金や輸送費の多くをロンジンに負っていたため、当初は開催すら危ぶまれていた。

 しかし、南米競馬機構(OSAF)やペルー・ジョッキークラブの尽力により、なんとか2024年の開催を保証することができた。とりわけペルー・ジョッキークラブは、2014年以来10年ぶりとなる自国での南米選手権開催を盛り上げようと、各省庁や企業に積極的に働きかけている。新たなスポンサーの確保にも成功した。

 だが、南米選手権を『南米選手権』とするにふさわしい要素、つまり、各国代表馬の招待には苦しんでいる。すでに多くの代表辞退馬が現れており、このままでは南米選手権が『ペルー選手権』になる恐れがある。


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