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アグネスゴールド産駒ヘズルタンチがまさかの奇襲でブラジル・オークス馬に輝く

写真:Jockey Club Brasileiro / Sylvio Rondinelli
https://jcb.com.br/home/noticias/425108/gp-diana-araras-blood-power-g1-resultante-de-ponta-a-ponta-escreve-seu-nome-na-historia/

 3月3日、ブラジルのリオデジャネイロにあるガヴェア競馬場でGⅠヂアナ(芝2000m - 3歳牝馬)が行なわれた。ブラジル(カリオカ)牝馬3冠競走の2戦目であり、ブラジルのオークスにあたる。

 今年は17頭で争われた。⑫マグニフィックプリンセス(MAgnific Princess)は、アルゼンチンのリーディングジョッキーであるブラジル人のフランシスコ・ゴンサルヴェス騎手が跨る予定だったが、前日の落馬のため騎乗をキャンセルした。代わりにイヴァルド・サンターナ騎手が手綱を握る。

 1冠目のGⅠエンヒキ・ポソーロ(芝1600m - 3歳牝馬)を勝ったアグネスゴールド産駒のオルラヂイパネマ(Orla De Ipanema)が、牝馬2冠を懸けて出走する。単勝2.4倍の1番人気に支持された。アグネスゴールドの最終世代からも女王が誕生するか。

 GⅠエンヒキ・ポソーロで2着に入った⑦ナイスドリーム(Nice Dream)が5.6倍で2番人気に推された。昨年11月のGⅢを4馬身差で快勝した実力馬である。父のハットトリックはまだブラジル牝馬3冠競走での勝ち鞍がない。

 GⅡホシャ・ファリア(芝2000m - 3歳牝馬)を12馬身差で圧勝したマラヴィーユ(Mallabille)は、鞍上ジョアン・モレイラ騎手で勝負に出た。今年1月にGⅢを快勝した②ヘズルタンチ(Resultante)もリベンジを狙う。

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