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No.4〜僕のワンダフル〜

 最近、見た映画に色々考えさせられた。
“僕のワンダフル・ライフ”“僕のワンダフル・ジャーニー”
愛犬が姿を変えながら、犬生を生きる物語である。

 何日経っても、いつになっても、愛犬の事は、忘れられない。
忘れるわけがない。
私にも愛犬がいた。
名前は“コルク”
人懐っこくて、通り行く人に、愛想を振りまく。

 コルクとの出会いは、私の一目惚れだ。
トイプードルとヨークシャーテリアのMIX犬で三兄弟だった。
コルクはヨークシャー寄りでストレートな毛並み、顔立ち。
会ったその日に“この子にしよう”と決めた。

 コルクとは沢山の思い出がある。
一緒に寝たり、散歩したり、トレーニングしたり。テレビ電話もした。
一時期離れ離れになったけど、忘れずに覚えててくれた。
そして、私と共にオーストリアまで付いてきてくれた。
コルクのおかげで、毎日がとても楽しい日々になった。
レストランやカフェ、電車も一緒にいれて、ドイツ旅行もできた。
悪戯小僧だからたまには叱ることもあったけど
全てが愛おしく思えた。
明るい日々だったが、お別れは突然だった。
小さい身体で精一杯生きようとし、頑張ってくれた。
静かに息を引き取った時、妻と共に1週間ぶりに抱きしめた。
1歳5ヶ月と短いけど沢山の思い出をありがとう。

現在、コルクは虹の橋を渡って7ヶ月。

この映画の犬は人助けをしたり、人に愛情を与えたり、
さまざまなアクションを起こす。
この映画を見ながらコルクに結びつけ、どこにいるかな
何しているかなと考えた。
もし可能であれば、“もう一度会いたい”
今は何犬に生まれ変わってるか?
近くにいるのか、それとも遠くにいるのか。
わからないけれど、いつか何かのきっかけで
出会えることを祈っている。

犬を飼っている方、飼っていない方でも是非見てほしい作品だ。
3年ぐらい前の作品。
恥ずかしながら、私は終わった後は涙が止まらなかった。
だから、大事な日の前ではやめといた方がいい笑

 どんな生き物であれ、“○生”がある。
私たちは彼らの命をいただいて生きているという事。
時に、共存しているという事。
色んな考えがあると思うけど
私は胸に刻んで生きていかなければならないと感じた。

今日も私はコルクが生きれなかった分も生きる。


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