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亡き母に誓う

今日はまた母のお話。



備忘録として残すので
興味のない人はスルーしてください。



私の母は63歳で他界しています。



私は母のことをずっと
かわいそうだと思っていました。



自営業の家に生まれ
自営業の家に嫁ぎ
私が子どもの頃は
ほとんど休みがなく



職人である父とともに働き
家庭では家事にいそしむ。



つらい時でもその気持ちを見せず
父や祖父母をたて



私たち子どもに
愚痴を言ったことはありませんでした。


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私は子どもながらに
「なんでお母さんはずっと働いてるん?」
「お父さんに怒られてかわいそう」
と感じていました。



そんな母を見て育ったものだから
『女性は我慢しなければならない』
『結婚したら自由がなくなる』
という思いを持っていました。



今年になって心理カウンセラーの
高嶋美伽さんのカウンセリングを
受けました。



そこでわかったことは
私が持つ悩みの根源が
母への思いにある
ということでした。



母をかわいそうだと思うことが
私の心にブレーキをかけていた。



でも母はかわいそうな人ではなく
とても幸せだったんだと知りました。



家族をもったこと
子どもの成長をみること
そんな妻、母として当たり前のことが
母には幸せだった。


そして
母を喜ばせることを
私は自分の人生で選んできていました。


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これまでにもいろんな占いを
受けたことがありますが



「お母さんは幸せだったよ」
「亡くなったお母さんが
 『あなたは幸せになっていいんだよ』
 と言ってますよ」
と言われてきました。



女性は損
女性は我慢しなければいけない
結婚したら自由がなくなる



と母をみてずっと思ってきましたが
母はそう感じていなかった。



先日、両親の写真を整理していた時のこと。
私がまだ小さい頃の写真や
両親の新婚旅行の写真がありました。



写真の中の母は
どれも最高の笑顔でした。



結婚したこと
子どもを持ったこと
父と仕事をすること
家庭を守ること



母にはそのどれもが幸せだったんだと
写真をみていて感じました。



母はいつも最大限の愛情で
私を育ててくれた。



きっと私が幸せに生きることが
母にとっては何よりも幸せ。



だから私は幸せにならなければいけない。
幸せに生きるべきなんです。



それが母の幸せなんだから。
そして私の幸せなんだから。


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今はもうこの世にいない母に
まだまだ心配ばかりさせているけど



写真の中のあの母の笑顔が
これからもずっと続くように。


私は私らしく
幸せに生きていきたい。

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