見出し画像

キノコのヒダヒダ

こんにちは。小山兼吉商店の小山です。先日ビーズビエンナーレで賞をいただいたことをTwitterに投稿したところ、反応してくださる方がいて嬉しかったです。ありがとうございます。ヘッドドレスなどはフルオーダーで制作可能ですので、ご興味がありましたらメール等でお問い合わせください。


秋晴れで気持ちのいい連休ですね。湿度も無く、と言いますか湿り気が無さすぎて静電気がすごいです。猫の毛もボサボサ抜け始めました。

そんな気持ちのいい日の午前に近所の近所を散歩していたら、芝生に点々と白い物体を発見。

キノコです。

オオシロカラカサタケ(毒)でしょうか。

我々の日常に突然姿を現すキノコ。ギョッとしてしまいますが、非日常感が堪りません。現れると突然キノコの世界に引き込まれる、これがキノコの好きなところかもしれません。

根元から抜けて転がっていたものが一本あったので、家に持って帰ってきました。食べるわけにはいかないので、スケッチをすることに。市販の食用キノコを観察することはあるのですが、道端に生えていたのを分解してスケッチするのは初めてかも。実際に観察すると手触りや温度などがわかってとても勉強になります。形をそれらしく作るのは難しくはないのですが、繊細な感じや湿り気、キノコの独特の雰囲気、それをきちんと表現したいと思って制作しています。

例えばキノコのカサ内側にあるヒダヒダ。実際はとても繊細でしっとりとしたテクスチャーをしています。商品ではシルクのリボンを刺繍して表現しています。いくつか素材を試したのですが、シルクがツヤが怪しく湿り気のある素材で合う素材でした。今回の観察でもうちょっと別の表現も出来そうなので、今後色々と試してみようと思います。上手くできるといいな。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?