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カメラ本体の役割は「持ち主のポテンシャルを上げること」だと信じて疑わない

noteを作って数十分。2記事目の投稿です。暇なのでしょうか。
今夜は夏の爽快感を感じさせてくれる
「プレミアムモルツ〜醸造家の贈り物〜」を片手にお届けしています。
夏はいいですね、ビールが美味しいです。

着物もそうですが、カメラも春夏秋冬違った楽しみがあって好きです。夏の日差しと冬の日差しではやはり色も影も全部違う。
朝も夕も違うことを贅沢に思います。

深夜に自宅の窓から見える電車の光をみつけて、Rolleiflexと三脚を持って走り出す。そんな日常を送っております小山です。
※フィルムはCineStill800 またそのうち、作例をまとめたいと思います

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写真の写りはレンズでしか変わらないのか?

たまにTwitterで見かけるこんな話題ですが、みなさまはどう思われますか。私は、勿論レンズは直接的に描写を変えてくれるものだと思いますが、
カメラ本体の持っている影響力はとても大きいと感じています。

「持ち主の高揚感」は視界に現れる

楽しくなったり、どきどきわくわくしたり。好きなカメラを持っている時、私は気持ちがとても高まります。この人大丈夫かなと思われるのを覚悟で申し上げると、おおよそ以下のような感じです。

ヒャッホーーーーィ!!!!!!!
見てよこれ最高だよ本当にかわいい、格好いい!!
このネジネジのところの加工すごい技術だよ!!!!
・・・今日も、重い!!!(約2kg)、だがそれがいい行くぞSL66!!
待ってくれ光、走れバルナック・・・!!!!!!ああっ!!!きらきらたいむきたぁぁあぁあうおっしゃー!!!!!


このように普段無口な私は気がつくと、愛機と一緒に駆け出しているわけです。例えば会社で仕事をしている時に、こんなテンションに成ることはあるでしょうか。私は有り得ません。

何が言いたいかというと、こんな気持ちの時、目に映る世界はいつもと同じなのかということです。つまり、自分の好きな機材やカメラ本体を手にするということは、持ち主の気持ちを高揚させ、見える世界を変えてしまう。
見えているものは、写真に写ります。しかし高揚していないときに同じ風景を見てもそれは見えません。
カメラ本体の役割は、気持ちを高揚させることによって持ち主のポテンシャルを、ぐんと上げてくれることにあるのだと思います。

「写ルンです」の強さ

カメラ本体が持ち主のポテンシャルを上げるなら、量産型の写ルンですはどうでしょうか。本体は量産型のプラスチック。レンズだって、多分プラスチックだと思います。これでテンションはあがるでしょうか。

私の場合ですが、写ルンです本体は高揚感をあげてはくれません。写りに直結するレンズにも頼ることができません。だからこそ、持ち主自身がいつもよりもずっと世界をよく見なければ、みたいものを捕まえることができないのだと思います。

本体にもレンズにも頼ることができないから、持ち主自身のポテンシャルが逆に上がる。写ルンですはそんなカメラだと思います。

それに気がついてからというもの、大切な機材の1つだと思うようになりました。ありがとう写ルンです。ありがとう富士フイルム。

だから、写真をアップする時、わたしは機材の名前やレンズの名前を一緒に表記することが多いです。それは、こんないい機材で撮っているんだぞという意味ではなく「うちの子最高」「うちの子かわいい」「最高だぜバディー!!」その気持ちに尽きるのです。


以下 写ルンですで撮影した写真で締めたいと思います。

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値上がり前にまとめ買いしました。まだまだ使えます。
手持ちのフィルムが無くなったときにも、カメラが手元にないときにも頼りになる。この信頼感、値上がりしても、全然安い。

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スキやコメント、うれしく拝見させていただいてます。サポートは、フィルム現像代や作品に使用させていたり、心のMP回復のため珈琲タイムのお菓子になったりします。