デジカメUI入門

人と道具の関係が大きく変わる~カメラの進化を目撃せよ~

この記事は先日投稿した同タイトルの記事に加筆し再投稿したたものです。
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カメラ技術の基礎である自動露出(AE)とホワイトバランスの最適化技術もわずかづつ進化をしているが話題になることは少ない。

それに対して「デジカメUI入門」で今週投稿したフォーカスドライブの技術は、UIの変化も含めフィルムカメラ時代から激しく進化を続けており、その変化の中には写真やカメラの本質を理解するためにも重要な内容が含まれている。

少し大袈裟にいえば、カメラだけでなく、人と道具の関係性が大きく変わろうとしている潮目を目撃しているといえる。

機械の知能化と人間のクリエイティビティをUIとしてどのように実現していくのかとても楽しみである。(たぶんこの課題は今後20年のUIの中心になると思う)

デジカメが一般化して20年の中でおきたさまざまな実験や拡張が、これから何度も回収され、哲学的な議論と一緒になって、新しいカメラの姿に焦点を結んでいくとことになる。

ちょうど2020年までの2年間がその折り返し地点となるだろう。
その準備として「デジカメUI入門」を書いている。
オリンピックまでは、デジタル技術で何ができるのか、UIの全体像など考えずに突っ込んでくる。
今年のCP+はそのことを明確に示していた。
その混沌としたデジカメUIを俯瞰してまとめることで、次の一歩を見つけたいと考えている。

「デジカメUI入門」の今後のテーマである、画質・画調やカスタム、スマホ連携などは、デジカメになってから登場し進化してきたもので、”デジ”カメを理解するためには欠かせないものとなっているのでそちらもお楽しみに。

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