デジカメUI入門

デジカメUI入門:9 フォトSNS

デジカメのUIの記事でなぜ「フォトSNS」なのかというと、カメラがスマホ連携しクラウドとつながることで、写真に関わる全ての行為がシームレスな体験になり、SNSもカメラのUIの一部になっていくと考えているからです。

いやむしろ、大きなフォトSNSのUXの中に、デジカメUIが取り込まれていくと言った方が良いのかもしれません。

実際、全てのSNSアプリは、その中で撮影ができるようになっており、他の人の情報に刺激を受け行動をおこし撮影につながるというサイクルが回るようにできています。
その途中でフィルターを掛けたり、友達から写真をもらったり、昔の写真を見たりできるように体験設計がされています。

これは現在のスマホアプリの話ですが、カメラのスマホ連携がより進んでくれば、カメラで撮影しながらもSNSの中で撮影に必要な情報を入手したり、設定をおこなうことも考えられますし、
逆に、撮影の様子をSNSにそのままシェアすることも出てくるかもしれません。

このように、撮影の動機発生から、撮影の準備、実行、その後活用とコミュニティからのフィードバックのサイクルの中で、撮影を楽しむために作られた部分があれば、それは新しいデジカメUIの一種と考えることができるのです。

この「デジカメUI入門」で取り上げている、画調コントロールカスタマイズとSNSの融合によって、”私の撮った写真”という意識が高まり「写真を語る」という文化が今以上に盛り上がることがあれば面白くなってきます。


フォトライフSNSが登場

現在は、ライフ系SNSと写真を見せ合うフォト系SNSの間には距離がありますが、その中間の「フォトライフSNS」が登場するのではないかと考えています。

Instagramの一部ではそのような使われ方がされていますが、サービスのプラットフォームが写真を見せるだけでなく、撮影の行為や活動をシェアして楽しんだり、撮ることをサポートできるようにして「撮る×シェアする」のサイクルで成長体験を提供できるようになるイメージです。

メーカー系のフォトSNSに比べて、機材の話題よりも、表現の話題の比重が高く現在フォトライフSNSにもっとも近い存在のInstagram

ここに、撮影ノウハウと設定のシェア機能が実装されれば、より「自分も撮影してみたい」に近づける



多くのSNSが「豊かな生活」をコンテンツにしているのに対して、「豊かな撮影」をメインコンテンツにし、カメラさえ持っていれば誰でも楽しめる新しいSNSができることを期待しています。


さてこれで、デジカメUIについての各項目の話題はお終いです。
次回はいよいよ最終回「未来のデジカメ」について私のビジョンを語ります。おたのしみに!


新しい機能で目次noteを貼って見ました。他の記事へのリンクがついているので興味があれば覗いてみてください。





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koyoko | デザイナー

プロダクトとシステムのデザインフレームワークとしてAtomic DesignとCosmic Designを広める活動をしています。ときどき写真撮影のことも書きます。
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