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ひさびさ

UIアーキテクト(人とモノの関係性を設計する、UXデザインが人の体験・感情に軸足があるのに対して、UIの構造・ルールをアウトプットにする)を長く仕事にしている関係で、このごろデザイン界隈でnoteが盛り上がっていることが気になっていた。

noteのサービスが始まったころに「長文OK」「マネタイズとエンゲージ」という2つのキーワードにひかれてアカウントを登録をし、とりあえず何か適当に書いてみたきりずっと離れていた。
もう一度書いてみようと思ったのは、20年前にデジカメのUIアーキテクチャを作り始めて以来ずっと考え続けてきたが業務から離れてしばらくたっており、そろそろこれまで個人的に考えている「デジタルカメラのUIアーキテクチャ」をネタにしても良いのではないかと思ったからである。

Panasonic Lumix DC-G9

CAMEDIA C-800LからOM-D M5 MarkIIまで使い続けていたオリンパスのデジカメから、Panasonic Lumix DC-G9へブランドスイッチをしたことでそういう気持ちになることができた。

オリンパスのカメラはバランスが良く多くのユーザーにとって最適な選択であるが、私にとっては銀塩からデジタルに移行したときに描いたデジタルが実現していく体験ロードマップから外れてきてしまっていると感じるようになっていた。
G9が新しい撮影体験・表現体験・活用体験を与えてくれるものかどうかはまだ分からないが、満足するにせよ不満を持つにせよ深く考える機会になることは間違いない。

DC-G9を自腹で購入し使うことでオリンパスとパナソニックを比較することができ、自分が求めているデジカメのUX/UIをもう一度整理できるのではないかと期待している。

これから

G9が手元に届いたら、次のようなテーマでしばらく記事を書いていこうと思っている。
・ユーザーとしてのG9使いこなし方法
・G9のUIアーキテクチャの徹底分析
・パナソニックのデジカメに対する思想

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