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LUMIX DC-G9 MarkII: 2020年1月発売予定!?

気が早いが、買ったばかりのカメラが旧型になる未来を想像してみる。次機種の予測だ。
何かの記事でパナソニックの人がG9の名前は今後も使っていくというようなことを言っていたので機種名は「DC-G9 MarkII」で決定だろう。

2020年 東京オリンピック

時期はズバリ2020年1月だ。説明するまでもないがパナソニックはオリンピックに照準を合わせて来るからである。
オリンピックなら動画カメラのGH5だろうという声が聞こえてくるが、もちろん2台同時のフルモデルチェンジで、撮像素子が違うだけで機能は基本的に共通となる。

東京オリンピックは、「ニコンvsキヤノン」の伝統の戦いだけでなく、「ソニーvsパナソニック」の新たな戦いの始まりであり、「一眼レフvsミラーレス」の新旧入れ換えの戦いでもある。

こんなに楽しいイベントを第三者として見ているだけではつまらないので、私はパナソニックに一票を入れてみた。

①動画と静止画の完全”デュアルモード”カメラ

今以上に紙のメディアからデジタルメディアに変わっていくことで静止画に替わりショート動画が重視されるようになっている。
当然SNSもショート動画花盛りなはずだ。
それに合わせてカメラもどちらのかのモードに切り替えて撮るハイブリッドではなく、静止画と動画を一緒に撮るものになっていく。

特にG9MarkIIでは競技の重要な場面を静止画で捉える意識を持って撮影に望み、最高の瞬間を手に入れるそのプロセスを動画として全部撮りするものになっていく。単なる動画撮影ではない。

撮影プロセスの記録、とりわけ作画設定やフレーミングの試行錯誤が面白いコンテンツになると思っており、狙った瞬間をゲットする様子をライブで配信できれば感動をみんなで共有することになる。
オリンピックでは5G通信が実用化され、YouTubeでの撮影実況も実現しているはずだ。

②競技空間/競技器具の認識による高度な空間認識AF

スポーツの撮影は、動きの速い被写体を撮影する難しさはあるが、撮影空間と器具については事前に知ることができ、これらの情報をカメラに予め学習させておくことで、より高精度な空間と選手の認識ができるようになる。

オリンピック専用モードがシーンモードのように競技ごとにアイコンになって並んでいる。会場に入ると自動で切り替わる。
当然、全選手の情報はスマホ経由で更新され、完全な選手認識によってフォーカスを気にする必要はもはやない。
ひたすらフレーミングと最高の瞬間と狙ってシャッターを切れば良い。

また認識は空間だけでなく、選手の動きや球の動きから、技や得点の認識までおこなうことができその名前が表示される。
画像をクラウドにアップすれば自動で付けられたタグによって、たくさんのユーザーと感動を共有したり、メディアに販売することができる。

③協調撮影と空間・時間合成、ドローンとの連動

同じ空間認識エンジンを使っているユーザー同士が、その空間情報を共有し、より確実な選手識別とAFが向上する。
具体的には、みんなのAF情報をリアルタイムに共有することで、他の選手によって隠れてしまっていても、他のアングルからの情報によって狙っている選手の位置が特定でき見失うことが無くなる。


この多点撮影はドローン撮影との連動も可能になる。自分のカメラで狙った選手を、ドローンが協調して別アングルから撮影してくれたりしてくれる。

④競技観戦用のMRメガネとの連携撮影

競技空間と内容が限定されているメリットは、MRメガネにも有利に働くため、さまざまなサービスが展開されることになる。

EVF化されているミラーレスは、観戦をライブで楽しむためのMRメガネと連動しやすく、撮影、スロー再生、データ表示が有機的に楽しめるようになるだろう。

全ての技術の準備は出来ている

上記の予測は、誰でも想像することができる。
何故ならそれぞれの技術は既に一般化しているためである。

メーカーの中の人もとっくに考えているだろうが、まだビジネスになるかどうかの結論が出ていないだろう。

この記事のようにユーザーがオリンピックでそれを見てみたい、できれば自分で体験してみたいと声をあげていくことで実現に少しでも近づいて欲しい。

さあ、予測はどこまで当たるでしょうか?
本当は自分で思い通りのカメラを作れれば良いのですが、残念ながら今のポジションでは難しそうなので、G9を使いこなしながらオリンピックが始まるのを楽しみに待ちたいと思います。

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