目標設定の際に気をつけたいこと

今日こんなツイートを見た。

これを見て、中学時代の恩師のある言葉を思い出した。

中学時代に所属していたバスケットボール部で、私たちのダラダラした練習の様子を見た監督が「これからチームとして目指す目標とそれを達成するための手段」を考えろと言う。その問に対して、15歳の私たちが出した答えは「県大会に出場するために、日々の練習をしっかりやる」という、今になって考えるといかにも中学生らしい、曖昧で不十分な答えだった。

それを聞いた監督が「しっかりとは何だ」と質問を続けると、私たちは口ごもった。

それもそのはず、「しっかり」という言葉はとても曖昧だ。具体的に何をどうするのか、そんなことは一切考えずに発する言葉なのだ。

何も言わずにただ黙って、「人の話を聴く時は、話している人の目を見ろ」という教えだけを守っている私たちに、監督はこう言った。

「今後一切『しっかり』『ちゃんと』『きちんと』という言葉を使うな。部活中だけじゃない。学校生活でも、卒業した後の人生でも、一切使うな。」

目標設定をする時、自分にとってのゴールとプロセスについて言語化することで、達成すべき目標が明確になる。人は、言葉にすることで自分の達成したい目標を整理する。

しかし、その言葉が曖昧なものであると、結局何をしていいのか分からず、目標は未達のまま終わることになる。

最初に紹介したツイートにもある通り、「頑張る」というのは精神的な話であり、実際に何をするのかは不明瞭だ。「頑張る」ことが目標になっていては、大抵の場合、頑張れない。

「しっかり」「ちゃんと」「きちんと」も、結局のところ精神的な話である。しっかりやるとは、具体的に何なのか、何をどうするのか、そこが重要なことなのだろう。

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吉田 コウ

コラム

色んなことを考えた証拠。自己満足の記録です。
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