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ジョギンガー

今日は四万十川桜マラソン大会に出場した。完走!タイムは4時間4分。

はじめてマラソンを走ったのが、大学の卒業旅行でいった、サイパンマラソン。そのときは4時間20分くらいだった。初マラソンだったので、若さに任せて、最初から飛ばしてた。20キロを過ぎたぐらいから、もう足が上がらずに、ただただ足を一歩踏み出す行為をし続けて、どうにかゴールした記憶がある。そのときに、70代ぐらいのおじいちゃん(おじいちゃんというにはふさわしくない感じがするが)に、トボトボ抜かれていったことを覚えている。早いわけでもなく、遅いわけでもなく、ずっと同じペース。

完走者は、アフターパーティーが行われた。その席で、あの僕をトボトボ抜いていったおじいちゃんが同じテーブルだった。「はじめてのマラソンやったんか?タイムはどうやった?」「4時間4分でした。」「4時間か、そりゃ、君はランナーじゃなく、ジョギンガーやな!」と笑われたことをよく覚えている。その人いわく、4時間をきらないとランナーとはいえない、と。嫌な感じはまったくしなかったが、少し悔しかった。

あれから5回ほどマラソンにはランナーできた。今回はジョギンガーだった。だけど、結構追い込んだし、悔いはなく走りきれたので満足できる大会だった。

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