BLドラマって癒されますよね

高校生のとき、BL漫画が好きだった友達がいて、いろいろ紹介してもらっていたんだけど、どうしても過激な描写とかなんかよくわからない嫌悪感があって苦手だった。

でも、ちょうどそのとき観ていた『隣の家族は青くみえる』っていうドラマで眞島秀和さんと北村匠海くんが演じていた同性の通称“わたさく”カップルがとても可愛くて癒しで、そこから少しずつBLドラマを観るという選択肢が芽生えてきた。

それから6年ほど経った現在。

私は日々BLドラマに癒されている。

そもそも、あれから日本ではBLドラマが大量に制作されるようになってきて、MBSでは BLドラマ枠なんかもできた。

わたさくよりも前にBLドラマに火をつけた、おっさんずラブを筆頭にちぇりまほ、消えた初恋などBL好き界隈以外にも定期的に話題にもなっている。

このように、たくさん制作されているBLドラマ。私自身はというと、全部を観ているわけではなく、(というか半分も観ていないかもしれない)一応何が放送されているかを確認して、面白そうだなっていうのを選別して観るようにしている。

そんな私が圧倒的にハマって原作にまで手を出してしまったベスト3をここで紹介したい。

3位 25時、赤坂で

こちら、現在絶賛放送中で5話まで放送されている作品。
人気俳優と新人俳優がドラマ撮影中に恋仲に。
という、恋愛ドラマ好きにはたまらないテーマ。

原作とはだいぶ話が違うんだけど、芯は本当に忠実でうまく原作のいいところを繋げているなと感じる。

主演の駒木根くんと新原くんが原作のキャラにめちゃくちゃはまっているし、静かに物語が進む雰囲気がいい。

ドラマに出てる2人の裏側が実は、というところが知りたいっ!!!という気持ちを湧き立たせるよね。

このドラマは割とゆったりと物語が進んでいるので今後どんな展開になるのか流れによってはランキングが変わりそうな感じ。楽しみ。

2位 体感予報

次に紹介する1位のドラマロスを埋めてくれた作品。

人気上昇中の気象予報士と崖っぷちの漫画家2人の同棲物語。

このドラマ、基本的に主演2人しかでてこないし、家のシーンしかない。たまにだよちゃん(漫画家)の友達がでてくるのみ。

ライバルも出てこないし、ずっと両片思いを拗らせている2人がわやわやと近づいたり離れたりしている。

だから、余計な感情は一切なしで2人の拗らせだけをまるまる全話観続けることができるのが本当によかった。

2人のシーンもっと観たかったのに。みたいなドラマって結構あるけど、このドラマはどこを切り取っても2人しか出てこないので全部余すことなく2人の掛け合いを堪能することができる。

こんなに素晴らしい作品ないよ。

あとはだよちゃんがかわいすぎる。
官能的なシーンが綺麗。
主演2人のインライが圧倒的に面白すぎた。

何周でもできる作品。

1位 美しい彼

圧倒的1位。とにかく話が面白い。

クラスの人気者と底辺ぼっちの恋。

これだけだとありがちな設定なんだけど、2人とも頭が狂っている。

お互い好きは好きなんだけど、平良(ぼっちくん)は清居(人気者)を神としてみているので清居が自分を好きになんてなってくれるわけがないと思っているし、そんな煩悩を抱くこと自体が悪いことだと思うくらいおかしな思考で清居をみている。

で、清居はというと、そんな平良をキモがりながらも自分にだけ寄せてくれる想いが嬉しくて、好きなんだけど、平良が一筋縄ではいかないやつなので、なかなか進展しない。

とにかく、この作品の良さは観て判断してもらうしかない。

2人ともとち狂ってはいるけどだからこそ唯一無二でそんな2人をずっと観ていたいと思わせる。

萩原利久くんの演技がはんぱない。し、八木くんとのペアリングも最高。
八木くんが、美しすぎて、リアル美しい彼。
この2人も、原作のキャラにマッチしすぎていて、もはやこの2人以外に考えられないキャスティングだったと思う。

とにかく全てが美しい。
唯一無二の2人が今後どんな関係性で生きていくのか想像したくなる。

とにかく、うつかれは全国民が観るべき。とすら思うよ。本当に。


と、ベスト3を発表してみたんだけど、総じて共通するのが

①キャストが作品に合っているか(風貌や演技を含めて)
②静かで美しい
③お互いが唯一無二な関係性
④実は裏では、、なストーリー

というところだと思う。

BLドラマ枠は俳優の登竜門的な立ち位置にあるので、なんかハマらないなっていうキャスティングもあったりして(もちろん人によって感じ方は違うが)そこらへんがぴったりあっていると、まず入り込みやすい。

あとは、これは本当に個人的な話なのだけど、割と拗らせている人たちが好きなので学園もののきらきら✨とか明るくて犬系の性格の子とかとの話ではなくて、③にも繋がってくる、この2人はこの2人じゃなきゃだめなんだっていう関係性をみたい、ていう気持ちがある。

で、そういうドラマって美しい映像美みたいなのに落ち着くところがある気がする。

そして、書いてて気づいたのがどれも芸能界に触れる作品だったってところ。

25時はもろ芸能界だし、体感予報は人気気象予報士だし、うつかれも後半から清居は俳優に、平良は写真関係の仕事になるし。

多分そんな表舞台に立つ人たちの裏側を覗かせてもらってる感じが背徳感があって好きなのかもしれない。というか、そうなんだ。

という感じで、結果自分が好きなジャンルを言語化しただけのブログになってしまった。

が、ぜひこのnoteをここまで読んでくれた方も自分の好きで、幸せに浸ろう。

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