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お花を生けたあとのケア

快く共におうち時間が続きます。
リビングに生花を飾り花と共に愉しく快く暮らしましょう。

ただ、きれいに生けた花も飾りっぱなしでは、長持ちさせることはできなくなります。
より長く楽しむために、生けた後のケアも覚えておくといいですよ!

水替え


花を生けた水は、雑菌の繁殖などによって汚れやすくなるので、夏の気温の高いときは毎日、冬場や涼しい場所に飾るときでも、1日おきを目安に水を取り替えます。
そのとき、花器の内側に付着した雑菌などの汚れをきれいに洗うことも忘れないようにしましょう。
尚、水替えの際に身近なものを使い、花を長持ちさせることができます。

切り花延命剤
水替えができないときなどは、市販されている延命剤を使うと便利です。
殺菌効果があるもののほかにも、花に栄養を与えるもの、花の種類別の物など各種あります。
砂糖
糖分が花の栄養となり、長持ちさせる効果があります。
(目安:2㍑の水に対して小さじ1)
漂白剤、洗剤
漂白剤、洗剤が持つ殺菌作用が、雑菌の繁殖を防ぐ効果があります。
(目安:約2㍑の水に対して、2~5滴)

夏場の高温期に水温を下げ、雑菌の繁殖を遅らせる効果があります。

冬場の低温時に水が冷たくなりすぎると、凍結を招く場合がありますが、お酒にはそれを防ぐ効果があります。
(目安:約2㍑の水に対して、酒杯軽く1杯)

茎の扱い


水替えの際に、茎を切り戻して切り口を新しくします。
切り口に繁殖した雑菌部分を取り除くことで、水揚げが良くなります。
茎が変色したり、傷んでいる時は、その部分も切っておきます。
汚れやぬめりがついている時は洗い流しておきましょう。

花・葉の処理


花が順を追って咲くもの(フリージア、アルストロメリア、グラジオラスなど)は、次の花を咲かせやすくするために、萎れた花や枯れた花を取り除きます。その際、変色したり傷んだ葉も取っておきます。
切り戻しをして茎が短くなった花を生け直すときに、水が浸かってしまう葉を取るのも忘れないようにしましょう。

飾る場所


花は涼しく、直射日光が当たらない所に飾ります。
日光が当たることで水温が上がり雑菌が繁殖しやすくなるため、花も傷みやすくなります。また、水下がりの原因となるエアコンの風が直接当たる場所は避けましょう。
花は乾燥が苦手なので、気になるときは霧吹きで水分補給をしますが、花の種類によっては染みなどの原因にもなるので、かけすぎないようにしましょう。

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