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ユーフォニアムという人物像

読んでいただきありがとうございます🙇!!

私の最推しは高坂麗奈ですが今日は久美子を語らせてください!
麗奈サン、ごめん🙏!


響け!ユーフォニアムは高校生の描写がとてもリアルだ、ということはよく言われてます。

このリアルさはどこからきているか考えたことはありますか?

もちろん高校生ならではの恋愛や人間関係が描写されている、というのもあると思います。

私は登場人物が "自分" に悩んでいるから、だと思います。

高校生が主人公のアニメはたくさんありますが、自分らしさに悩む高校生の物語は実はあまり多くないのではと思っています。

多くのアニメでは、登場人物には作者から与えられた "一貫したキャラ" があり、それに登場人物は疑問を持ちません。 

もちろんユーフォの登場人物にも個性はあります。

でもユーフォでは
周りからの圧力で自分らしさに不安になったり
周りと馴染めない自分を嫌いになったり
自分らしさを貫くあまり苦しくなったり。

思春期がアイデンティティ形成の時期であるとともにそれに悩む時期であることは言うまでもないです。

響け!ユーフォニアムでは他の多くの作品に比べてこの悩みの描写が多いと感じました。

そしてこれこそが私がユーフォはリアルだ、と感じる大きな理由です。

ここすき


ところで話を少し変えますが、あすか先輩の
「黄前ちゃんはホント、”ユーフォっぽいね”」
という言葉の意味について皆さんはどうお考えですか?
ぜひ皆さんの意見もお聞きしたいです!

ここからはあくまで私の考えです。

そもそもユーフォニアムはどういう楽器なのか。

  • 決して主張は強くない

  • けれど合奏に加わることで全体を支えハーモニーがうまれる

あすか先輩の言葉は、この合奏を自分に悩む人の心に置き換えて考えました。

相談者のらしさを尊重し大きく干渉しない。同時に相談者が新しい自分らしさを持てるようにサポートする。

もしこれが高坂麗奈が主人公の響け!トランペットで高坂相談者があったら

相手がどんな人かにかかわらず自分の思ったことを力強く言う。これは人によっては辛いかもしれません。
(とてつもない強豪校になりそうですが😅) 

私はそんな久美子のやり方がすきです。そして凄いと思っています。

相手を傷つけずに励ますのは思っているより難しい。

多様化が進むこの社会でも自分に対する葛藤や不安を抱く人はいます。

そんなとき、久美子のように寄り添って相談をきいてくれて単純な肯定でも否定でもない、放任でも強制でもない助言をくれる人がいればどんなに嬉しいことか。

私も将来、久美子そしてユーフォニアムのような人になりたいものです。

読んでいただきありがとうございました!
感想もお待ちしています!

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