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相変わらずの日々のしあわせ 『ひよっこ2』

「りこちゃん、お茶、どうぞ。」
「ありがとう。」

 りこちゃんと こざる達は、いつものように 夕食を皆で食べて、
夜のニュースを見ながら、食後のお茶を飲んでいます。

「今夜も7時半からだよね?」
「うん、そうだよ。」
「4日間、連続だよー。」

 こざる達が話しているのは、昨日から始まった以前の朝ドラ
『ひよっこ』の続編です。
りこちゃんも、こざる達も、この『ひよっこ』が大好きでした。
それなので 今回、続編をやると知って、大喜びして楽しみにしていました。
昨日が初回で、今夜は第2話です。

「今回は、1970年の秋だから、りこちゃんは30歳を過ぎた頃で、
家事と育児で大忙しだった頃だよ。」
「だから、りこちゃんも、そういえば、こうだった、ああだったって
懐かしく思い出すんだよね。」
「そうね。」
「パソコンとか、携帯電話とか、そういうものが全くなかったんだよね。」

きっと今の若い人たちには、考えられないでしょうね。

「昨日は、茨城で、新品の冷蔵庫が登場してたよ。」
「何でも冷えて、便利だねーって言ってて、
今までなかったんだって知ったよ。」

そうなんです、冷蔵庫、なかったんですね。

「でもね、皆で、ニコニコ、楽しそうに一緒に朝ごはん食べて、
幸せだなぁって思ったよ。」
「そうだね、皆で ちゃぶ台で御飯食べてたね。」

りこちゃんも、こざる達も、食いしん坊なので、食事の場面が大好きです。

「赤坂の すずふり亭も、いいよねー。」
「目玉焼きがのったナポリタン!! 美味しそうだったよ。」
「今度、作ろうよ!」

 すずふり亭は 昔懐かしい、昭和の洋食屋さん、
温かい雰囲気で、料理もとても美味しそうで、行ってみたいです。

「そして、皆、優しくて、温かいんだよね。」
「だからいいんだよね。」
「そうだよ、だから、りこちゃんも ぼく達も、
このドラマが大好きなんだよ。」

皆、思いやりがあって、心優しい人たちです。

「鈴子さん、心配だね。」
「うん。杖ついてたし、元気なかったね。」

 鈴子さんは、宮本信子さんが演じる、すずふり亭の店主です。
元気いっぱいの前回シリーズよりも、高齢となって、
杖をついて、少し寂しげな様子です。

「でもね、皆が鈴子さんを傷つけないように、
尊敬して 大切にしているんだよね。」
「うん、愛子さんが わざと仕事ができない演技をして、
鈴子さんに自信持たせてたよ。」

 愛子さんは、和久井映見さんが演じる、鈴子さんの義理の娘です。
愛子さんは「お店の仕事は、鈴子さんの生きがいで、誇りで、
人生そのものだから、自分がいなくても大丈夫という気持ちに
させたくない。」と言っていました。

「愛子さん、鈴子さんから仕事を奪っちゃ駄目って言ってたよね。」
「うん、優しいね。」

その優しさに、鈴子さんも気がついていました。

「今だったら、こうして皆で話すよりも、
ネットでの やりとりする方が多いのかな?」
「そうかもしれないね。」
「同じ家の中でも、便利だからって、
スマホで会話したりすることもあるみたいだよ。」
「ドラマも映画も、昔は待ち合わせ場所を間違えて会えなくて、
そこからストーリーが展開してというのもあったけど、
今は、スマホですぐ連絡つくよね。」
「そうだねー、便利だもんね。」

今と昔とでは、ネットがあるかないかで、環境は大きく変わっています。

「あ、始まるよー。」
テレビから、桑田佳祐の『若い広場』が流れてきます。
りこちゃんも、こざる達も、ちゃんとテレビの方に向き直ります。

「若い広場 愉しドラマ 夢膨らむ 青い空
片寄せ合い 声合わせて 希望に燃える 恋の歌」

今日も こざるカフェでは、ゆっくりゆっくり
のんびり 穏やかに時間が流れていきます。

読んで下さって、どうもありがとうございます。
主人公 みね子の台詞に
「相変わらずの日々を送っていられるのって 幸せなこと」とありました。
よい毎日でありますように (^_^)

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ありがとうございます! コーヒーのおかわり、サービスです(^_^)
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こざるカフェの日々ウールー

ひっそりと、こっそりと、空想でカフェを始めることにしました。 「ウールー」は、フランス語で heureux と綴り、「幸せな」という意味です。営業時間は不定期です。 こざる達は 人間のおばあさんの りこちゃんと 一緒に暮していて、時々、登場します。
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