先日、出かけた先で、たまたま通りかかったショッピングモールに
入ってみた。ちょうど 催事で アメリカの某大型倉庫のお店が
出店されていて、テレビや雑誌で見たことはあるが、
私は会員ではないので実際に行ったことはなく、ちょっと覗いてみた。

　アメリカらしく、何もかもサイズが大きく、数量も多い。
ジャムなんて、うちにあるものの10倍、20倍はある。
これを食べていたら、あの体型になるだろうなどと思ったが、
その前に、我が家の冷蔵庫には入らないだろう。

　パンコーナーでは、クロワッサン10個、ミニクロワッサン20個などと
大きなビニール袋にそのまま素っ気なく入っているものが積まれてた。
業務用なので、こんなものだろうと思いつつ、お洒落なカフェでは、
これが出て来るのだろうなと、見てはいけない裏を見てしまった気がした。
そして、同じように沢山のあんパン、くるみパンの袋入りもあって、
そのシールには、銀座のあんパンで有名なパン屋の名前が書かれていた。
ああ、そうなのだと思った。

　このパンは、きっとものすごく美味しいあんパンなのだ。
でもこの状態を見てしまうと、そんなものだろうけれど、
店頭に出す前のものだから、華美な包装は不要だから、
そうなのだろうけれど…..。

　私は ぐるりと一周して、何も買わずに お店を後にした。
手品の種明かしを見てしまって、もう同じ手品を見ても
ワクワクしなくなったような気持ちになった。

　でも衛生的であれば、何の問題もないのだ。
食べ物なのだから。
あとは 温めて 綺麗なお皿にのせて、美味しい飲み物と一緒に
セッティングする。美味しい食べ物は、味はもちろんだけれど、
目でも味わうことが大切なのだから。

読んで下さって、どうもありがとうございます。
「美味しそう」と思うのは、見た目も大事なのだと、
いい勉強になりました。
よい毎日でありますように (^_^)