愛しのマナミー
今日は、ウチの店のお客さん通称「マナミー」について語りたいと思います
彼女は、厄年邁進中の33才
彼氏無し、契約社員として店先に立つ販売員
趣味は、漫画を読む事と、YouTube徘徊
仕事の愚痴と、弟嫁の愚痴を、酒を飲みながら私に永遠と語る事
周りから見たら、イタイ33才ですよね
そんな彼女は、コロナ前に、
「流石にもう仕事辞めます」と何故か会社に言わずに、私に言ってきたんですよ
前々から、私達や、彼女を知っているウチの常連さんたちも「はよ辞めたら?」って思っていたんです
今回も、辞めないだろうなと思っていたら、とうとう上司に辞めたいという旨を伝えたんですよ
でも、今回のコロナで、退職の話も流されて、店は休業になってしまい自宅待機を命じられたそうです
久しぶりに、来店した彼女は、
「聞いてくださいよー 退職の話し合いをしないまま自宅待機になっちゃって
仕事行かないけど、給料出るの、結果オーライな感じっス」
と言いながら、自宅待機でひとりぼっちなので、
「誰かと会話するのって久々〜♪」
と喜んでおりました
私から見たら、手に職を付けた訳でも無く、大した資格も無く、正社員ですら無く、彼氏も居ないという前途多難というか、先々不安しかないアラサー女...
なのに、久々に会った私達や、常連さんを前に意気揚々と自虐ネタばっかり語る彼女を、愛しいなと思ったGWの昼下がりの出来事を長々と語ってみました
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