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ferm LIVING Stories vol.53 植物のお話

バルコニーやテラスを思う存分満喫できる季節はまだ少〜し先ですが、いざ「よし、楽しめるぞ!」となると、何をどうやって楽しめばいいのか迷ってしまいますよね。そんなときは、ferm LIVING が教えてくれた素敵なアイディアが参考になりそうです!


〜 外で使えるプラントポットのための植物ガイド 〜

はじまりはトレンドとしてだったのかもしれない。しかし、住まいの内と外に植物があることは美しいシーンを生むだけではなく、私たちを幸せな気持ちにしてくれる。

このガイドでは屋外の小さなスペースに焦点を当て、自分だけの小さな家庭菜園や花壇を作るためのプラントポットを選び、ベランダや小さなテラスを最大限楽しむための方法を紹介しようと思う。

これから皆様には、ケールやミニサイズのりんごの木、イチゴにラベンダーなど、私たちのお気に入りのハーブや草花を使ったいくつかの組み合わせをご紹介していく。美しく、香り豊かで味わい深いそれらの植物は、大切な新しい家族の一員となり、手をかけて慈しんであげれば、植物は果実を実らせ素晴らしい色彩であなたを楽しませてくれるはずだ。

■都会の庭

フルーツや野菜の栽培は、広い庭や果樹園を持つ人だけのものではない。
多くの品種はベランダやテラスに置いたプラントポットで簡単に育てられるので、自分で収穫したものを食べるといった満足感を得ることができる。

(カーボロネロ、カーリー・ケール、ローズマリー、オレガノ)

ケールはその彫刻的なフォルムによって、食べておいしい、見ておいしい植物だ。ハーブの素晴らしい香りは、五感に小さな楽園を築いてくれる。
忍耐力のある人ならば種から育てることも可能だが、園芸店で小さな苗を買ってきて、すぐに楽しむという方法もある。

■四季折々

北欧といえば、寒い、雪、雨で知られている。しかし、四季の移り変わりにも胸を踊らせることができるのだ。

(セダム、クロスリーブド・ヒース、ネコヤナギ、スノードロップ)

永遠にも思われる寒さや風が過ぎ去ったあと、わずかな日差しを浴びることほど気持ちのいいことはない。4つの季節にちなんで、4種類の植物をポットに植えてみる。咲く時期が違うため一年中花を楽しむことができ、気温が下がって夏が戻ってこないように感じても、楽しみはある。

■果樹園

子どもの頃、一日中外で過ごし永遠にも感じられた夏休みのことを思い出すと、熟したラズベリーをそっと指先に乗せたり、ジャムを作ったり、リンゴ狩りをした記憶が蘇ってくる。

(ラズベリー、リンゴの木、スナジグミ)

北欧の料理にぴったりのラズベリーやスナジグミといったお気に入りのベリーの茂みは、十分な大きさがあればプラントポットで育てることができる。また、果実だけでなく美しく白い花でも喜びを与えてくれる小さなリンゴの木ほど、甘美なものはないだろう。いくつかの品種は近くに別のリンゴの木がないと実をつけないものもあるので、正しい品種を選ぶように気をつけること。

■砂漠

枯らしてしまうこともほぼなく、気軽に楽しめる多肉植物は、植物を育てる才能がないと思っている人にもオススメだ。その特徴的なフォルムはプラントポットにぴったりで、多種多様な品種を使って自分の好きな模様を生み出すことができる。
多肉植物のいい点は、根を強く張るためにそれほど深さを必要としないところだ。なので、幅の広い容器に入れれば大丈夫。ただし浅いポットに入れると成長が遅くなるので、自然界にある低めの植物を選んだ。

(ハオルチア、カランコエ、キンエボシ、ダドレヤ)

植物の世話が得意ならば(あるいは運が良ければ)、これらの多肉植物の中には時々花を咲かせるものもある。いずれにしても、ぷっくりとした葉と特徴的な見た目でテラスに美しいモザイク画を描いてくれるだろう。

■野の草花

誰しも経験があるだろう。森で野草を摘んでブーケを作り、家に持ち帰ろうとワクワクしていたのに、根を抜いた数分後にはどの花もぐったりと萎れている様子を見たことが。けれど、野生の草花はとても美しい。それならば自分で育てるのはどうだろう。そうすれば、裏庭を草原にすることもなく、長い間楽しむことができる。

(ワスレナグサ、セイヨウノコギリソウ、シロガネヨシ、リアトリス)

これらの植物はあなたを自然へとさらに近づけてくれる。
もしも別の植物を今使っているプラントポットで楽しみたくなれば、花を摘み、家の中で楽しめばいいのだ。野生の草花は、ドライにしても美しいままである。

■花の持つ力

目的を持って植物を育てることは大切だが、時には「可愛いものに弱い」ということもある。鮮やかな色で満たされた大きなフラワーポットほど、夏の香りがするものはない。花はなににでも合い、ブーケとして室内に持ち込むこともできる。

(エキナセア、ラベンダー、ノラニンジン『ダラ』、レーシーファセリア)

このポットには咲く前も、咲いているときも、咲いたあとも楽しめる、私たちのお気に入りの花々を選んだ。

■The bee’s friend

ミツバチは必要な存在だ。当たり前のことだが、木々に果実やベリーを実らせるのであれば特にである。庭があるのであれば、フルーツを育てるのはそう難しいことではない。しかし、街中のベランダでそれらを育てるのであれば、あらゆる助けが必要なのだ。

(タイム、ミント、イチゴ)

ハーブはベランダにミツバチたちを引き寄せイチゴの苗を受粉させるので、夏には食べ放題のイチゴが収穫できる。ミントやタイムは料理に使ったりフレッシュなハーブティーを作るのにもってこいで、その素晴らしい香りにミツバチたちは魅了されることだろう。ミツバチといちごに優しい、ベランダのミニ家庭菜園にはぴったりの組み合わせだ。


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いかがでしたでしょうか。
ferm LIVING が教えてくれたオススメの植物たちの組み合わせは、五感で楽しむことができる魅力的なものばかりでしたね。ベランダやテラスなどの屋外でも楽しめる ferm LIVING のポットを使って、自然を身近に感じる季節を迎える準備をしましょう♪


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