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カルドハイムシールド攻略ガイド(無料編)

どうも、やる気げん気、タキニキです。
はじめましての方も多いと思いますので簡単に自己紹介をしますと、リミテッド好きなプロツアーチャンピオンです。PT優勝に加えてGP優勝やTOP8経験があるよと謡った方が記事の説得力が増すと思いますので、自身の戦績がまとめられているwikiのリンクを貼っておきます。
http://mtgwiki.com/wiki/%E7%80%A7%E6%9D%91%E5%92%8C%E5%B9%B8

お尻がお好き(自己紹介)

今回は題名の通り、カルドハイムのシールドについてつらつらと書いていきます。MOで武者修行をした後にアリーナでマッチシールドを10回ほど流したところ、9回4勝することができましたので、組み方一つでどうにかなる環境といった認識を持っています。余談ですが、MOとアリーナではFOIL仕様のカードが出る出ないの差が存在していて、MOの方がプールの差が出やすくなっていますね。

さて、まずはカルドハイム環境を定義していき、どのようなカードを使えばいいかという部分を見ていきましょう。絶対的な強弱よりも相対的に強弱を測っていこうというお話ですね。

・クリーチャーサイズ
4マナ以下と5マナ以上のスペックに要注目です。4マナ以下は3/3、いわゆる丘巨人スペックで統一されていて、5マナ以上は4/4が基準値となっています。パワーが3あれば4マナ以下のクリーチャーと相打ちすることができ、タフネス4以上あれば、4マナ以下のクリーチャーを封殺することができます。

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戦場の覇者は4/4

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と見せかけてリンドワームが最強。(4/4も使う)

・回避能力
飛行のこと。地上クリーチャーと飛行クリーチャーのサイズの差がほぼないので飛行と書いてあるだけで強力と言えます。本環境の蜘蛛が3/4/2とお尻が小さめなのも追い風。<煙霧歩き>は4マナ以下のクリーチャーを止め、最終的に5マナクリーチャーと相打つこともでき、4点クロックにもなる優秀クリーチャーです。

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いわゆる環境スペック

・除去の性質
クリーチャーの平均サイズが丘巨人と控えめゆえ、赤のコモン3種の火力呪文がほぼ1対1交換を行えるという扱いやすさ。シングルシンボルという点もタッチしやすく、評価が高まります。また、緑の<スケムファーのための闘争>はサイズアップの効果が環境のそれとマッチしていて、いつもの格闘系スペルよりも強力に使えます。青の<怪物縛り>はテンポ面で〇、白の<金への捕縛>は装備品等の置物にも触れて便利がよく、黒の確定除去枠<大蛇の餌>は色拘束がキツイが効果は万能と、全体的に除去は強い環境と言えます。

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戦場の覇者をテンポよくしばく4点火力!

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4点?効かね~ww

・マナベース
2色ランドがコモンで10種類存在し、マナベースは強めと言えます。(1パックに1枚の確定6枠、基本土地5種+10種なので2色ランドの方が出現しやすい!)

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タッチリンドワーム

・シナジー(カードを組み合わせた際の相互作用)
基本セットを彷彿させるレベルでシナジーはありません。単品で活躍するカードを選んでいきましょう。

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それ即ち呂布

次にカルドハイム独自のシステムを見ていきます。

・誇示
誇示がついてるからなんだという話はないのですが、<タスケーリの火歩き>と<地平の探求者>がただただ強力です。3ターン目に着地させればバックアップが必要のないスペック、アタックさえできればアドバンテージを稼ぐとやりたい放題。先に出したいし、出されたくない。先手、取ります。

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クロックしかけつつマナトラブルも解決してくれるナイスガイ

・予顕
2マナクリーチャーのお株を奪ったキーワード能力。予顕呪文を採用できていれば2ターン目のアクションは約束されるため、2マナクリーチャーは厳選していきたいです。(そも、そんなに強い2マナクリーチャーは環境に存在しない。)

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リンドワームとタメを張るコモン最強格

・氷雪
誇示同様、出るか出ないかだけのキーワードなので特に気にする必要はありません。が、<冬を彫る者>や<死霊堤の司祭>を使う際に氷雪ランドのカウントを水増しする場合があります。色のあってない氷雪ランドもリソースと覚えておきましょう。(当たり前ですがマナベースに余裕がある場合のみ)

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<冬を彫る者>とコンボ。4マナ捻出はバグ

続いてリミテッドのいつものカテゴリの評価です。

・コンバットトリック
効果が大きい代わりにコストが重く、テンポ面でロスしてしまう傾向にあります。さらに環境の除去が概ねインスタントと向かい風。攻めに特化したデッキのみで使います。

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最後のねじ込みに

・装備品
環境のクリーチャーサイズが小さいほどサイズアップの恩恵は大きくなります。カルドハイムの装備品はコモンアンコモンに優秀なものが多く、どれも強く使えるといった認識で問題ないでしょう。<戦場の猛禽>に<金脈のつるはし>は受けが少ない極悪コンボ。

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good

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・英雄譚
カードパワーの高さからタッチするカードの代表格ポジションになります。無理のない範囲内でタッチして使っていきましょう。サイド後ロングゲームが予測される場合に限っては、マナトラブルを無視した強引なドリブルも視野に。

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お手軽に使いまわせるのも魅力の一つ

・機体
<葬送の長艇>は2マナ圏の水増し用、<略奪者のカルフ>はパワー3以上のクリーチャーで統一されている場合に使いたい。といった評価になります。特に<略奪者のカルフ>は5マナクリーチャーと同様のスペックを誇っているので、無理なく運用できるなら強力なカードとなります。

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使うには理由が欲しい

・ディスエンチャント
置物破壊が当たらないことの方が珍しい本環境。ドレスコードとしてメインボードに1枚、差しておきましょう。

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万能み溢れるクリーチャー

さて、ここまでいろいろ書きましたが伝えたいことをまとめます。

1.リンドワームを使う

嘘偽りなく、環境最強クリーチャーになります。勝ちてえなら使え。

2.先手をとる

タップインランドの処理や誇示持ちの先出し等、明確に先手に理があると私は考えています。後手のチョイスは対戦相手のデッキを確認したのちでも問題ないでしょう。

3.攻めるときは装備品ビート

リンドワームのデブ推し記事になってしまいましたが、デブが出てくる前に差し切るビートダウンも本環境の答えの一つになります。先手を取るというのもここに繋がります。ただのデブ環境じゃないよということ。ビートダウンを仕掛ける場合には装備品、特に<金脈のつるはし>がキーパーツとなりますので、覚えていってください。

有料編はまだありませんが、無料編は以上になります。最後までお読みいただきありがとうございました。

不定期ではありますが、twitchでMTGの配信もやっていますので、興味をもってくださった方は是非遊びに来てみてください。

では。

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