LINEクリエイターズスタンプの審査遅延について

LINEクリエイターズマーケットの申請登録が開始されて一カ月が経過した。当初から審査のスピードの鈍さがネットで話題になっていたが、この二週間ほどは新しいスタンプはほとんどアップされていないようだ。

現在約500セットのクリエイターズスタンプがアップされているが、twitter情報では15000番代と言うIDもすでに発行されているようだ。待ち行列は長い。

「審査基準(ガイドライン)もかなり明確なのに、なぜそんなに時間がかかるんだ?」という声も聞く。「審査の要員が確保できないのか?」と嘆く人もいる。

しかし、審査にそれほどの時間がかかるとは思えない。

とすると、うまく行っていないのは登録の方であって、新規の登録が行えないから次の審査にかかれないのではないか?

つまり、システムの問題だ。公式のスタンプは現在380セット。クリエイターズスタンプはすでに登録数の上では越えている。

システム設計の上で、LINEサイドの予想をはるかに越えるスタンプが応募されたために、それを登録販売するためのシステムが用意できていなかったのではないか?

公式スタンプ程度の数を見込んでサイズ設計していれば、その倍近くなった時にはアウトだろう。現在、システムの拡張を急いでいるところなのではないか?

また、登録されているスタンプの表示も「新着順」「人気順」と検索があるだけで、この検索も「犬」「猫」など簡単な検索語しかヒットしない。今後さらにスタンプが増大することになれば、効果的なグルーピングやINDEXが必要になるだろう。このあたりの対応も現在行っているのかも知れない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?