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待機日記10 私はいつでも明日の食事を考えている

しまったパンがない。仕方ないのでご飯に適当な具と卵を混ぜてペタペタと焼いた。仕方ないと書いたが個人的に好物なのでうれしかった。子供も大人もモリモリ食べて夫は出勤して行った。

ひらがなの練習を嫌がっていた次男がうんこドリルのひらがなを熱心にやった。例題を元気よくうんこうんこと音読みしてくれた。
「音で聞く算数」というのをやらせてみたところ、知らない人の声に反応して2人とも一生懸命太鼓の音を数えていた。このご時世のため無料公開してくれている。ありがたや。そういうところは今後も贔屓にしていきたいと思う。

今朝読んだ日経DUALの記事に「YouTubeやゲームは不安定な毎日で安心感を得られる手段」と書いてあったので、運動から帰宅した後お昼ご飯までは自由に見て良いよ!と言うと弟はゲームの実況動画、兄はバージニア州にあるという1981年製のエレベーター動画を見ていた。エレベーターが階につくたびに「チーン!」と相伴していた。どこからその動画に行き着いたのかは謎だ。

仕事で少し動きがあり、電話がかかったりメッセージがバンバンやり取られたりしていた午後、全部ワンテンポ遅れて対応せざるを得なく、ワンオペ育児自宅勤務はノーベル無理賞に決定した。

夜は給料日前のフィナーレを飾るかき揚げ祭りにした。揚げれば全て美味しくなる。桜海老以外タンパク質ゼロだったが、長男はたくさん食べた。次男はもずくをご飯にかけて食べていた。

最近、Netflixで「ハイパーハードボイルドグルメリポート」を見ている。ヤバい(場所の)人達は何を食べてるのかな?という純粋な好奇心ドキュメンタリーだ。
アメリカ一危険とも言われる南LAのギャング抗争地域にある、働く人が全員ギャングの構成員というハンバーガー屋が、2016年ぐらいにLAベストハンバーガーショップに選ばれたという話がツボだった。オーガニックにとてもこだわって作っているらしい。ほんまに美味しいんやろな。
「いつだってこれが最後の食事でも不思議じゃないんだぜ」というギャングが、健康や地球にポジティブなハンバーガーを食べる。
それをどこか可笑しいことと感じる自分は、どうせ死ぬなら健康とか気を使うなんて馬鹿げてる、と彼の「より良い生」を否定してるのか?と自問自答する。
だからドキュメンタリーはやめられない。

マスク昨日来ました。それ以上でもそれ以下でもないす。

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