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『なにもの』発売を迎えて

キンプリが髙橋と永瀬の二人体制になってから、約一ヶ月が経った。
結論から言えば、私はまだこの二人体制にピンときていない。
「ピンときていない」というのは、決して否定的な意味合いではない。
まだ二人になったという実感が無いという意味だ。
まだ平野・神宮寺・岸が少しの間休んでいて、永瀬と髙橋だけでテレビに出ている。今の時点では、そのような感覚なのが正直なところだ。
だから、いつか『なにもの』を五人で歌う日が来るのではないかという気がしてならない。決してそんな日は来ないと分かってはいるのだが…。
二人になった実感が得られていないからこそ、今も変わりなく二人を応援できているような気がする。
これがある大きなきっかけで、5人に戻らないことを再確認させられたら、きっとこの気持ちも変わってくるだろう…。

そんなどこか白黒つかない心境の中で、『なにもの』発売日を迎えた。
MVとメイキング、特典映像をすべて観たが、永瀬と髙橋の二人体制に対しての並々ならぬ想いを強く感じた。
彼らは不安を正直に口にしながらも、その後には必ず「二人でいること・二人での活動を楽しみたい」という前向きな言葉を伝えてくれる。
今回の数々の映像の中で、それが言葉だけではなく、行動でも示してくれていて、胸が熱くなった。
また、Dear Tiara盤の特典映像の中で、永瀬は「二人の共通点はKing&Princeを好きで、大事でいること。ファンへの想いを持っていること」と語っていた。
私はその言葉に救われたような気がした。
我々ファンは、まだまだ不安な想いの中にいるが、彼の言葉はそんなどんよりとした想いを、明るく輝らしてくれる言葉のように感じた。
その言葉の裏には、複雑な想いを孕んでいるのかもしれないが、今はその言葉をまっすぐに受け取りたい。
彼らがキンプリを好きだというのなら、自分も好きでいたい。
彼らがファンを大切に思っているというのなら、自分も彼らを応援したい。
これまで抱えていた複雑な想いに目を瞑らせ、シンプルにそのように思わせてくれる力が、彼の言葉にはあった。

新たなスタートを迎えて、二人になったら彼らが『なにもの』になっていくのか。
今後、私がどんな気持ちになるかは分からないが、少なくとも今は、ファンとして、もう少し、その道程を見守っていきたいと思う。
ちなみに、ファンミは外れた。残念…。

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