こんにちは､フォーチュンカウンセラーの天時信哉です｡

感情にも色々あります｡“怒り”の感情は､力があって且つ突発的に熱が上がることから､無意識に出ると､マイナスな行動を引き起こし易いのですが､だからと言って､怒らないように意識することは､逆効果と思えませんか？

と言うのも､怒りの感情が起こることは､自分ならではの理由があってのことであり､別の面から見れば､課題が浮き出ることを意味します｡

自分の中に込み上がる怒りの感情に気づくことがあって初めて､その課題の解決に自ら取組むことが可能になるのです｡

そしてここで､敢えて怒りの感情を生かす技量が大切になってきます｡

怒りの感情そのものが問題ではなく､パワフルな力がわき起こるその突発性が問題なのですから､怒りの感情を覚えたら､直ぐ､自分なりの深呼吸をすることで､口を開く前に考える間を取ることです｡

更に､敢えて､怒り狂っている自分を咄嗟に思い浮かべることで､血気にはやって我を忘れる自分を客観視できれば､その場で怒りの行動に出ることの良し悪しを判断する直感が生まれるのです｡

怒りの感情を通して､自分の未知の部分を知って成長の糧にしていくあなたの未来に､良い運気は､きっと微笑むことでしょう｡

シンガーソングライターのウィリー・ネルソンの言葉です｡
『否定的な考えが肯定的な考えに変わると､結果も肯定的なものへと変わっていく』