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『今日から住まいはゲイメンハウジング』

姫が、ゲイメンハウジングに住むなんて、あんた大丈夫なん?みたいなことを言ってたんだけど、気持ちは分からなくない。でも、実は、ゲイメンハウジングにスペースを借りるのは、2回目。シスのストレートより私には安全だったことが多いし、女性より相対的に楽。1990年代から、そうだ。

鍵を受け取って、住み始めるのも、めちゃ楽。適当なやり取りで、相手も適当にしてくれて、でも、ちゃんとポイントは押さえてくれている。安心感と、居心地の良さと、安堵で、ちょっとフラッシュバックして、身体から人の悪い気が出ていって、そうして、荷物を片付けるのもそこそこに、数時間、寝入った。

性別を根拠に人を分類するのには慎重でありたいけれど、女性は人間関係の距離間が近すぎて、しんどいことが多い。仲が良いかどうかの問題とは、あんまり関係がない。むしろ、インディペンデントな女性ってのは、私のポイントは、何でか押さえてくれない。

私には、今日は何するの?気分はどう?みたいな形式的な互いの状況把握は必要に思えないし、正直興味もないので、続けられない。勝手に報告するのは、私には必要なことだけれど、形式的に相手から確認されるのは、面倒くさくて付き合えない。しかし、どうも、AFABには、これが必要な人が多いみたい。

一方、男性やマスキュリンが、お母ちゃん的な役割をしてくれると、私は本当に生きやすい。私にとってのお母ちゃん的というのは、放っておいて、離れて、でも、なんとなく見守ってもらってると感じられること。本当かどうかは、実はどうでも良い。そんな感じがしてるだけでいい。それで十分なんだけれど、なぜかシス男性はかなりの確率で簡単そうにやるのに、そうでない人には、何のことかわからないことが多いみたい。

何がそれに相当するか、私自身、もう少し詰めて考えた方が良さそうだ。でも、例えば、同じ屋根の下で、一人で鼻唄歌ったり、何かが可笑しくて吹き出したりしてるのが聞こえてくる、くらいのことみたい。

恋をするのも、女性が相手だと大概感情的になり過ぎて、自分でも本当に疲れる。相手が男性だと、恋しても友情ベースのようで、私は相手よりは大概感情的だと思うけれど、全然楽。この話をすると、仲良しのレズビアン達は、かなり納得してくれる。そうなんだよね、男に逃げたくなるのも分かるわ、って感じに。

だいたい、調子が悪い時には、デートしてる相手や、付き合っている相手にかまってほしいけれど、そうでない時には放っておいてほしいし、とにかく、一人でふらふらして、バーのカウンターにも一人で座りたいから、誰かとずっと一緒なのも、毎週末必ず一緒に行動するのも、無理なんだよね。

単に、最初の蜜月期が好きなだけ。その時期を楽しめないとブーブー言うって、だけなんです。相手が限定してくると、それが気に入らなくて、反撃してしまうんである。ドミナントなので、コントロールされると、乱れてしまうってだけのことなんだけれど、迷惑おかけしてしまった皆さま、本当にごめんなさい。意識的になれなくて、自分でもコントロール不能な感じになってたけれど、自覚すると、さもない。

逆に、なるべく一緒にいたい、毎週末美味しいもの食べてデートしたい、みたいな人にとっては、私は冷た過ぎて、仕事や自分のしたいこと優先し過ぎて、傷つかれてしまう。結局、パワーバランスと程度の問題。

お母ちゃん見守り体制を構築できたから、ポリーで、パワーエクスチェンジ出来る人から、妥当な人を選びたいと思う。ベネフィッツも、良いのではないかな。

誘ったらのってくれそうで、好みの人を見つけてあるんだよねー。


しかし、そんな感じとはウラハラに、辛い状況は続いておりますので、この記事を買って、ぜひ活動支援をよろしくお願いいたします。

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