はじめに

新卒でテイクアンドギヴ・ニーズというブライダルの会社に入って6年半現場で結婚式のお手伝いをしていました奥野と言います。

6年半もいたら、1000件くらい結婚式のお手伝いをしてきたんですけど、訳あって昨年の７月から外に飛び出し、いわゆるITメディアの業界で、企画的な仕事に就かせてもらっています

色んな方々とお話しする中で、結婚式って資格いらないの？って聞かれるんですけど、正直資格はいらなくて、

じゃあ誰でもできるのか？と言われると確かに必要な能力はあると思うので、少し考えてみました！

心地良いコミュニケーション能力

まず浮かんだのはコミュニケーション能力

とくにウェディングプランナー、サービススタッフに関しては、お客様と話す事で、「わたし」を商品の一部としている職業でもあります。

人としての魅力を感じてもらえなければ、うん百万円という大金をお任せいただけることなど不可能だと思います。

ただ、ぺらぺらとお話しするだけではなくて、相手に対して心地よさを感じさせるようなコミュニケーションの質と量が必要かなと思いました。

そのためには、
　>とにかくよく笑う
　>とにかくよく聴く
この２つは絶対条件だと思います。

西野さんもおっしゃってる、「よく笑う人はモテる」じゃないですけど、たくさん笑って、一生懸命相手の話を聴けるというのは、最大限の強みになると思います。

恐らくですけど、これって普段(プライベートも含め)からやっていないと出来ないと思います。

とにかくよく笑って、よく話を聴く！
笑い方も相手に合わせて、ガハハハなのか。エヘヘへなのか。ハハハなのか。上手く使い分けながら、コミュニケーションを取ることが必要だと思います。

圧倒的な第一印象

短い時間の中で、お客様には、この先の人生を左右するくらいの大きな買い物をご提案するわけなので

「圧倒的な人柄の良さ」＝第一印象

これが全てだと思います。

これって先天性のあるものではなくて、たぶん磨こうと思えば後からでも磨ける能力なので、初めはテクニカルな事よりも、これ磨くと良いと思いました。

(重田みゆきさんの、この本とかは参考になるのでもし良ければ！)

いままで出会ってきた人のなかで、
　
　>なんかこの人良い人そう！
　>この人なら大丈夫そう！
　>なぜか親近感が湧く顔してる！
　>いろいろ知ってそうで頼もしい！

こんな人周りにいませんでしたか？

こう思っていただけると何が得かというと、お客様が本音を言っていただきやすくなる。

本音を言っていただく事で、お客様に対して、本質的なご提案ができる。

本音を言うと、自然と人は依存しようとするので、逆算して本音を言っていただくために、圧倒的な第一印象を磨くのが良いと思います。

第一印象力をアップさせるには、ありきたりな言葉でいうと笑顔とか、元気とかあると思うんですけど、まぁそれは大前提として

どんな笑顔で？どんな姿勢で？話始めるタイミングは？モデルは誰をイメージいている？とかまで細かく想像できていると良いと思っています。

つまり、自分の見た目とか、顔つきとか、声とか、色んなものを最大限に活かすことが大切だと思うんですよね。

プロレスラーの武藤さんと、志尊淳くんの第一印象のよく見せる技ってたぶん違うと思うので。

ちなみに、わたしが意識していた事は、「小走り」です。

見た目がシュッとしていてれば、姿勢良く、コツコツと革靴の音を立てながら登場するのも様になって良いんですけど、

いかんせん、チビでかもので、逆にそれを活かして、親近感が湧くように小走りで、ややヘコヘコしながら登場していました。(もちろんお客様の年代にもよります)

人というよりは、ゆるキャラとか、マスコットキャラクターとか、そっちのイメージです。

おそらく、警戒心が高まることは基本的になくて、そのあと同話の中でギャップを生み出すかが勝負です。

まとめ

まとめると、就活生とか、専門学生に結婚式の仕事で必要な能力はなんですか！と聞かれると

・コミュニケーション能力(よく笑い、よく聴く)
・圧倒的な第一印象

こう答えるのが良いかなと思いました。
もちろん他にもあると思いますが、誰でも実践ができて、今後にも活かせる2つだと思います。

プライベートでも、よく笑い、よく聴ける人になります。

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