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究極にQOLを上げる方法を考えてみる-(2)

第2回は、内臓脂肪からQOLを上げる方法を考えてみます。

「脂肪」とはシンプルにいうと皮下脂肪と内臓脂肪がありますが、脂肪は、私たち人間の生命体にとって非常に大切なものです。

簡単に言うと、脂肪がないガリガリの人は脂肪がある人に比べるとより直ぐに亡くなります。
脂質は、非常に奥深い話題なので、詳しくはまたの機会にしますね!

さて、ご存じかもしれませんが、皮下脂肪と内臓脂肪を比較した時、様々な疾病に繋がる可能性が高いのは圧倒的に内臓脂肪です。
そして、内臓脂肪はストレスが要因で増えるものでもあり、栄養学的に「コルチゾール」というホルモンが増えると、内臓脂肪が増えます。

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コルチゾールとは?
炭水化物、脂肪、タンパクの代謝を制御し、生体にとって必須のホルモンです。
一見、体にとって良くないホルモン?と思ってしまいますが、適正なコルチゾール値は健康に不可欠なものなのです。そもそも、コルチゾールとは体内の消炎を行ってくれるホルモンなのですからね。
しかし、その値が過剰あるいは過少であると、様々な問題が発生し疾患へ繋がります😵

そして、ストレスによってもコルチゾールの分泌が亢進されるのです!
このストレス、上手く対処しないとコルチゾール過多となってQOLを下げる大きな要因になってしまいます...。
ストレス過多⇒コルチゾール増加⇒内臓脂肪が増える⇒生活習慣病になる
という流れなんですね。恐ろしい😂

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ストレスに対処するには色々方法論が世に出回っていますが、
最近の研究では、「ストレスの量」はコルチゾール量の上昇と必ずしも比例しないという結果が出てきているみたいですよ!
ポイントは、「ストレスに対する認識」。

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簡単にいうと、ストレスに対してプラスに評価するか、マイナスに評価するかの違いが、コルチゾールの分泌量に影響したということなんですね。
これは、マサチューセッツ大学ケンブリッジ校のエイカーとスタンフォード大学マインド&ボディ・ラボのアリア・クラム博士およびイェール大学のピーター・サロベイによって著された「Rethinking Stress: The Role of Mindsets in Determining the
Stress Response(2012)」という論文で、ある国際金融機関の400名近い従業員を対象として行われた調査を基にした結論です。

具体的にそれぞれの認識の違いの例を出すと、
ストレスは...
(+派)障害を克服する過程で自信を強めるものである/成長要因である/コルチゾールを出してくれるものである
(−派)老化原因である/あってはならないものである/パフォーマンスを著しく下げるものである

プラセボ効果ではないですが、ストレスも認識の違いが実生活の違いに出てくるものなのですね♪

今回は「ストレスの認識を変えることによってコルチゾールの分泌量をコントロールする」方法をご紹介しましたが、あなたにとってオリジナルの「ストレス対処法」がございましたらぜひコメント欄に書いていただけたらと思います♪

あなたの心身が健康になりますように🎋
KRD Nihombashi

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